3年前に再びレコードを聴き始めてから初めて、レコードプレイヤー用のフォノケーブルを交換しました。
今まで使用していたのは、ゴッサムのGAC-1です。
これを日本が誇るモガミ製の2534に交換しました。(以前に製作記事を載せています)
フォノのグランドケーブルも2本(L/R)のシールドケーブルにしっかりと抱かせました。
交換後の音は、なんと、なんと素晴らしい!!!
今までの音とは質が全く違う、かなりのレベルアップです。
なんと清々しい爽やかな音、歪ぽっさがなくなり、楽器の細かい音まで聴こえ、音空間が広がりました。
CDを聴いている様な感じでもあり、それでいてアナログの良さが出ています。
製作の詳細は、以下です。
ケーブル本体は、モガミ NEGLEX2534です。
長さは、私のシステム構成上と利便性かを考え、最低限の1.25mとしました。
これに、レコードプレーヤーには付き物?のグランドケーブルを抱かせます。
抱かせるのに、百均のケーブルチューブを使います。←ここがポイント!
このケーブルチューブの中にL/Rケーブルとグランドケーブルを収めます。
完成形がこちら↓。 チューブのサイズも丁度良かったです。
3本が纏まっているので、取り回しも楽です。
この左右の信号ケーブルに、グランドケーブルをしっかりと抱かせる事がポイントです。
実際に聴いてみると、ボリュームをいっぱいに回してもハムノイズが全くと言えるほど聞こえなくなりました。
やはり、ノイズフロアーを下げると、音の見通しが良くなり、繊細な音も聴こえる様になります。
歪っぽさもなくなりましたが、これは、以前のゴッサム製GAC-1が高音寄りで歪っぽかったせいも有るかも知れません。
扱う信号が小さいほど、線材の影響が大きく、またシールドのケアが必要と実感しました。
今回の交換は大成功です!
なんで、もっと早くやらなかったのかと後悔しますが、でも、それがオーディオの楽しみですよね。
少しずつ改善して前進、前進~。
より一層レコードを聴く時間が増えそうです。