真空管プリアンプの整流管を暫く(1年位?)交換していなかったので、交換することにした。
新たに使用した球は、数か月前に秋葉原の三栄電波で購入した松下製の6X4です。
交換後の音は比較的すっきり系。やはり整流管を新しくすると音も蘇る。これでまた暫く交換しなくても良さそう。
日々の使用時間も短くなったので、1年位は大丈夫かな。交換した日を忘れない様に備忘録としてブログに残しています。
真空管プリアンプの整流管を暫く(1年位?)交換していなかったので、交換することにした。
新たに使用した球は、数か月前に秋葉原の三栄電波で購入した松下製の6X4です。
交換後の音は比較的すっきり系。やはり整流管を新しくすると音も蘇る。これでまた暫く交換しなくても良さそう。
日々の使用時間も短くなったので、1年位は大丈夫かな。交換した日を忘れない様に備忘録としてブログに残しています。
前回の「炎」に続き、今回は「狂気」のUS盤とUK盤の比較です。
言わずと知れた、全世界で5,000万枚売れたとされているピンク・フロイドの代表作です。
ビルボードでのロングセラーでギネス記録を打ち立てたアルバムでもあります。
外観:
・ジャケットの表面
左がUS盤(HARVEST(Gramophone) SMA-11163)で、右がUK盤(HRAVEST(Gramophone/EMI) SHVL804)です。
写真ではわかりにくいですが、US盤は光沢があって深い黒(少し紺色掛っている)、UK盤は艶消し、マット掛っている黒です。中心のプリズムはUK盤のほうが縁取りが白っぽいです。
・見開きの内側
見開きジャケットは、専門用語で「Gatefold(GF)」と言うそうです。これは観音開きという意味ですね。
上がUS盤、下がUK盤です。
ここで重大な事に気が付きます。たまたまかも知れませんが、US盤はそのまま開くと、印刷(文字)が逆になってしまいます。
大量生産されたので、これは単なる張り合わせミス???
オリジナルのUK盤は左下に、EMIとHARVESTのロゴが入っています。
それと、開きジャケットの左側も袋になっていて、そこにポスターとポストカードが入っていました。(写真は撮り忘れました)
・裏面と内袋
上がUS盤、下がUK盤です。
US盤はジャケットの裏側下部分にHARVESTのロゴが、UK盤は内袋にEMIのロゴが印刷されていています。
UK盤は袋の4隅のコーナーがカットされています。
・レコード盤面、ラベル
US盤の拡大
UK盤の拡大
曲目の印刷の位置が全く違います。
US盤は「Lyrics by Roger Waters」の表記が無いですね。
音質:
私が所有しているのは、US盤のマトは、よくわかりません(#87と手書きがあるのですが)、UK盤のマトはA-9、B-7です。
こちらも、前回の「炎」同様、UK盤のほうが、音に厚みと深みがあり、雰囲気が出ていて良いですね。UK盤に軍配です。
それぞれのUS盤は持っていたが、やはりオリジナルのUK盤を聴いてみたいという事で、やっと手に入れる事が出来た。
しかも2タイトル同時に入手。 狂気「Dark side of the Moon」と炎「Wish you were here」
そこで、外観の違いと音質についてコメントしたいと思います。
まず、第一弾は「炎」について。
外観:
・ジャケットの表面
左がUS盤(COLUMBIA PC33453)で、燃えている人が胸を張っていて、燃え方も大きい。枠右上の焦げている部分に微妙にオレンジの色がついていて良い感じ。
右のUK盤(HARVEST SHVL814)は、背を少し屈めていて、燃え方も少ない。枠右上の焦げの部分は色つきが少ない。
どこかの倉庫の様な背景と影の出来具合も微妙にアングルが違う。
これはUS盤とUK盤を意図的に変えてるとしか思えない。何故に変える必要があったのか?興味深い。
・裏面
写真自体は同じと思う。顔はつぶれ、手首、足首が透明になっている。
枠外左下の焦げ部分の色づきが微妙に違う。今度は右UK盤の方がオレンジ掛かっている。
・内袋の表面
右のUK盤は3コーナーの角が取られている。
・内袋の裏面
真ん中の写真は、犬神家の一族の様な感じで恐い。
USとUKはほぼ同じだが、UK盤は当然ながら、「Printed and made in Great Briten」と印刷してあり、Harvest製。
・レコード盤面、ラベル
左がUS盤で右がUK盤。USはCOLUMBIA製、UKはHarvest製。
US盤の拡大
UK盤の拡大
A 面とB面になってしまったが、US盤はPINK FLOYDの文字とCOLOMBAの文字が大きく、各曲の作者が印刷されていない。UK盤は印刷有り。
音質:
私が所有しているのは、US盤のマトは1C、1Cで、UK盤はA-1、B-5である。
US盤は比較的かわいたすっきりとした音がするのに対し、UK盤は重み厚みがあり、どことなく神秘的?な音の感じがする(情報量が少ないわけではない)。
やはり、ピンク・フロイドはこのUK盤のどことなく何かを感じさせる深みのある音が本来の楽曲だろうなと思う。
US盤とUK盤を聴き比べてしまうと、US盤ではなんとなく雰囲気が出ない。
やはり、作者の意図を感じ取るには、オリジナル盤が良いという結果になった。
「狂気」は次回。
本日、foobar2000のv1.3.8 final がリリースされましたので、さっそくアップデートしてみました。
http://www.foobar2000.org/download
ついでに、Componentsもアップデートしました。
foo_input_sacd-0.7.7 (2015年3月16日リリース)
http://sourceforge.net/projects/sacddecoder/files/foo_input_sacd/
asio4all 2.12(2014年10月7日リリース)
http://www.asio4all.com/
ソフトは、まだまだ進化を続けています。
アップデート後の音は以前より良くなった様な気がします。
アップデートする度に少しずつ音が良くなってる?
皆さんもアップデートして意見交換しましょう。
ヘッドホンアンプの出力段プッシュプルTrのバイアス電圧(ベース電圧)は、オリジナルではLEDで作られていた。
多分、これは適当な電圧をLED1本で簡単に作り出せるためと、発光して動作がわかるため、そしてカッコ良く?見せるためと思う。
音質的にはどうかわからないが、私には発光は要らないので、これを取ってしまい、代わりに同等な電圧をシリコン・ダイオードで作るように改造することにした。
改造前の状態。
以前にも掲載したと思いますが、抵抗群をすでにビシェイ製とアルファ製に交換しています。 彩りが見事。
ダイオードは、東芝「1S1588」を使いたい所ですが、既に製造終了なので、代替として「1SS133」を使用した。@210円/10本。
電圧設定ですが、元々のLEDを使っていた状態でのLED両端の電圧を測ると、「1.7V」だったので1SS133を3本直列に接続した。
これで、元々のプッシュプル間のTrのベース電圧の電位差は「1.84V」に対し改造後は「1.95V」。
プッシュプルTrのバイアス電流は、22mAから28mAとなった。通電後、PPのTr発熱を確認したところ、この程度の温度上昇は問題なさそう。
交換後の様子。
そして、音質の変化は、、、、、あまり変化の無い様な気がする。
まあ、この部分は音質に影響ないのかな。
ダイアモンド回路にでもすれば変化があるかも知れないが、改造が結構面倒そう。残念ながら今はそんな気力が無い。
それよりも、ビシェイとアルファの抵抗のエージングが進んで、益々良くなってきた。
帰国してから、引っ越しの箱に入れたままだったマッキントシュのパワーアンプMC275をやっと箱から引っ張り出して設置することができた。
何せ重量が35Kgもあるので、この歳になると持ち上げるのが辛く腰が心配になる。なので、 取り出すとなると余程の思い切りと気合が居る。
このたび、JBLのスピーカーも購入した事がキッカケになり、やっとの思いで箱から取り出した。
予想通り、取り出し設置作業には一苦労したが、約8ヶ月ぶりのご対面となった。
その前に、やって置かなければならない事があり、その作業も合わせて実施。
VRを介さず、プリから入力直結にしていたので、それを元に戻さないと、もし間違って、フルパワーで出力したときには、スピーカーが吹っ飛んでしまう危険と隣人もビックリするだろう。
ということで、入力を元通りのVR経由に修復。折角なのでクロスワイヤーを使った。
さらに、もし誤って何かをぶつけて、大切な球を割ったらいけないので、念のため純正のカバーをかけて置いた。
設置後のシステム全体の様子。
電源投入後、音出しチェック。
やはり、McIntoshの音は良い。洗練されている。そして、JBL L26との相性もバッチリだ。
このJBL L26は、トランジェントが良いので、MC275のパワーがあり、押し出し感のある力強さと相まって、音のレスポンスが非常に良く、音が前へ前へ出てきます。音源によっては、どこから音が出ているのだろうと、スピーカーの存在を忘れる様な鳴り方をします。かと言って定位が悪いわけではなく、音の定位も良いです。聴いていてスカッとします。
低域から高域までレスポンスが良いこともさる事ながら、私が特に欲しいギターの音とかボーカルなどの中域の音を艶やかに生々しく奏でてくれます。私の好きなクラプトンのストラトの音や女性ジャズボーカルの音もバッチリです。
軽量コーン125AとツィーターLE25のお陰ではないかと思います。
以前の使っていた能率の悪いトールボーイタイプのスピーカーの様なスピーカーを無理に駆動している様に感じるモタツキなどありません。
JBLの他のスピーカーを聴いたことがあまり無いのですが、私としては、取り敢えず、このスピーカーを選んで良かったと満足しています。
ハウリン・ウルフが、1970年にロンドンでクラプトンやストーンズのメンバーたちと行った豪華セッション・アルバムを見つけました。
クラプトンのセッション・アルバムは色々ありますが、こんなセッションアルバムがあるとは、今の今まで知りませんでした。
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Chess |
メンバーが豪華です。
ハウリン・ウルフ・・ヴォーカル、ハーモニカ
エリック・クラプトン・・リードギター
スティーヴ・ウィンウッド・・ピアノ、オルガン
ビル・ワイマン・・ベース、シェイカー、カウベル
チャーリー・ワッツ・・ドラムス、コンガ、パーカッション
ヒューバート・サムリン・・ギター
ジェフリー.M.カープ・・ハーモニカ
イアン・スチュワート・・ピアノ
クラプトンは弾きまくっています。
1970年というと、クラプトンがソロ活動を始めた頃か、あの名作「いとしのレイラ」を作った頃でしょうか。
このセッションが5月、「Layla」が8月の録音ですから、「Layla」の直前という事になるでしょう。
この頃は、デュアン・オールマン、デラニー&ボニーなど、色々なミュージシャンから影響を受けたのでしょう。
このアルバムでは、クラプトンの枯れたストラトのサウンドが目一杯聴けます。
私は恥ずかしながら、「ハウリン・ウルフ」というブルースマン自体を知りませんでしたが、この人のボーカルがまた渋いです。
クラプトン好きのファンは聴いてみる価値ありです。
これに15テイクもプラスされたデラックス版もあります。機会があれば、こちらも聴いてみたいですね。
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Vishay VSRを追加で4本(前回交換済みと合わせ合計6本)、Alpha FLCXを28本の抵抗をヘッドホン・アンプに投入した。
これで抵抗だけで約16,000円の投資をしたことになる。これだけでそこそこのヘッドホン・アンプが買えてしまう。
なにもそこまで投資する価値があるのか?、馬鹿じゃない?のと思われますが、出てきた音は今までと次元が違いすぎました。
音の情報量が違うのは当然ですが、音楽の表現力が違います。今まであまり注意して聴いていなかった音が聴こえてきて、この音は何だろう?と音楽を聴き入ってしまいます。音が迫ってくるような感じです。音が太くて、一音一音がしっかりと脳に訴えてきます。今までの音は何だったのだろうと思わせます。
因みに、今のシステム構成は、ES9018 DAC~真空管プリ~ヘッドホン・アンプ~ヘッドホン(Shure SRH1540)。
Foobar2000を使い、foo_dsd_asioでWAV(44.1KHz/16bit)をDSD128にリアルタイム変換しています。
ES9018 DACは、あれから更にファインメットシートを追加しています。Foobar2000を使い、foo_dsd_asioでWAV(44.1KHz/16bit)をDSD128にリアルタイム変換しています。
前回までの経緯をおさらい。
まず出力抵抗1Ωx2本をVhishay VSRに交換したところ、圧倒的に音質改善した。この抵抗はやはり凄いという事を実感。
でも値段が値段だけに、お財布的には全ての抵抗をこれに換える訳にはいかない。
そこで、他の部分はニッコームのRP-24Cを使って見ることに(@32)。
まず、出力プッシュプル部分に使ってみたが、交換当初はなんじゃコリャ?篭っていて、全く音が前に出てこない。50時間くらいエージングして改善されたものの、100時間経過しても付帯音が多いのか篭っていてスッキリしない音。コリャ駄目だ。28本買っていたRP-24Cは使用を止めてそのままお蔵入り。
そこで音の良い抵抗をもう少し調べて見つけたのが、今回投入したAlpha FLCX。 MCYも良いそうだが入手難。
ご存知な方もおられると思いますが、一応、今回使用した抵抗を紹介しておきます。いずれも金属プレート抵抗です。
①Vishay VSR(無誘導金属箔抵抗)
これはもう、音が良いことで有名な抵抗ですね。この上のクラスでZ201と言うものがありますが、@3千円オーバーです。
VSRは若松通商や海神無線で入手可能です。@1千円程度。
②Alpha(アルファ) FLCX
Made in Japan。日本が世界に誇る高信頼性精密抵抗です。Vishay Groupの1つのブランドだそうです。純国産品で秋田の工場で作られています。
ここの金属箔抵抗器は自動検査装置(ATE)、精密計測器、電子秤、航空宇宙、研究所、校正機器、工業計器、半導体製造装置、医療機器、高級オーディオといった精度と信頼性を要求される様々な製品の基幹部品として採用されているそうです。
航空宇宙にも使用!。この抵抗を使えば、私も宇宙に持って行ける?(笑)
@518円です。若松通商で入手可能です。これでも抵抗としては結構な値段です。ICよりも高価?。
ただ、Alpha FLCXの実装に苦労した。まず今までアキシャルの抵抗が実装されていたのでピッチが合わない。そこで足をかに足の様にフォーミングしないといけないのだが、足が平リードでしかも曲げ方向は曲げ難い方に曲げないといけない。さらに元々のリードが短いためフォーミングした後、基板に挿入してみると、足の先が少しだけ顔を出し、ギリギリ半田付けが出来るくらいだ。もう少しでも短いと実装できない。
交換後の様子。ずいぶんとカラフルになった。
交換の結果、得られた音は投資しただけの価値はありました。
交換の直後から生々しい音を聴かせてくれ、約20時間のエージング後、さらに良くなりました。
久々に、改造の結果に感動しました。
ただ、全部の抵抗まで交換しなくても、要所の抵抗交換だけでも音質は確実に良くなるでしょう。
それと、VishayでなくてもAlphaで充分かも知れません。値段も半額ですし。
今回の交換で、同じ金属箔抵抗でもニッコームとは随分と音の素質が違い、やっぱり値段だけの特性を備え、高音質が得られるという事を思い知った。
また、エージングしないと良くならない部品は、ビンテージ品を除き、そもそもの素性自体が良くないかも?。
抵抗は音の情報量に大きく影響します。今まで聴こえなかった小さな音、表現が聴こえる様になります。遠くで鳴っている音や小さな音、今の音は何の音だろう思わず耳を澄まして聴きこんでしまします。こんなに沢山の音でひとつの音楽表現をしていたんだと気づき、今までとはまた違った感覚で音楽が楽しむことができます。
次の改造は、上の写真で見える赤LED。 これは終段プッシュプルのバイアス電圧を決めるために使ってあり、これを普通のシリコンダイオードに交換する予定。部品はすでに購入済み。
GUSTARD DAC-X10(ES9018S+XMOS)が、少しずつ認知されてきたようです。
ES9018が搭載されているキワモノDACは他にもありますが、デザイン、仕様、使用部品では、コスパが一番良いと言えるでしょう。
難点は電源電圧仕様が日本向けの100Vではないという点。私は壁コンセントの電源電圧を昇圧して使用しています。
そこで、ユーザーの皆さんに参考のためと、私の備忘録として、現在の設定を書き留めておきます。
なお以下は、現在、私が通常使用しているPCM⇒DSD128へのリアルタイム変換の場合の設定です。
Componentsとしては、以下をインストールしています。
不定期にUpdateがあるので要チェックです。ここの「Get update」をしてもUpdateが得られない場合が多いので、こまめにひとつずつ確認しましょう。
Output Deviceは、foo_dsd_asioにしています。
なお、dsd変換しない時(PCMダイレクト)は、ここを「XMOS USB Audio 2.0 ST 2014」を選択します。
foo_dsd_asioの設定です。PCM to DSD Methodは聴き比べて、好みで設定しましょう。私には違いは僅かでした。
DSD変換しない場合は、「DoP Maker 0x05/0xFA」を「ASIO Native」にし、「PCM to DSD」は「None」にします。
ASIO4ALLの設定です。Defaultだったと思います。
XMOS USB Audioの状態です。
SACDの設定です。Defaultだったと思います。
以上です。
まだ、私もよくわかっていない設定もあるので、ユーザーさんでより良い設定等の情報がありましたら、よろしくお願いします。
復活させたレコードプレーヤーだが、購入時からかなりの年数が経つので、コンデンサも交換した方が良いだろうと思い交換した。電解コンデンサは既に交換済み。
交換前のオリジナルはセラミックコンデンサが使われていた。
これを東信のポリプロピレンフィルムのUPZに交換。
やけに近代的な部品となった。
交換後、ポリプロピレン・コンデンサは、セラミックよりも温度特性も良く安定性が良いので、回転数のドリフトも少なくなるだろうと思ったが、それほどでも無かった。やはり抵抗とかボリュームの温度変化が優勢なのだろう。