せっかくのオリジナル盤のレコードも、今のDP-1200で聴くのも心苦しくなってきて、真面目にレコード・プレーヤーの新調を考えています。
今使用中のDP-1200自体も悪くないのですが、クオーツロックでもないので、やはり温度変化による回転数の変化があります。
使い始めはゆっくりで少しずつ早くなり、その後安定します。これは、35年前の購入時からこんな感じだったと思います。
これがアナログっぽくて良い所もありますが、やはり調整が面倒です。
プレーヤーの購入を検討している事を同僚のオーディオ仲間に話したところ、それなら自分が使用しているものを貸せますので、一度使って見てくださいとの事で、先週、そのプレーヤーが我が家にやってきました。
やって来たのは、デノン(そのころはデンオン)DENONのDP-59Lです。
MCカートリッジ、トランスも貸してくれました。
因みに、その代わりに私はREVOXのCDP B226を貸出しました。
写真に写っているのは、アントレのMCですが、試聴したところ音が固く感じたので、これは経年変化で固くなった?MCカートリッジもダンパー等が有って固くなる??(私は知識を持ち合わせていません)。
そこで、単純にプレーヤーの違いだけを比較する意味もあり、常用のシュアーV15-Ⅲに交換しました。針は、今月に交換したばかり(いつものJICO製楕円)。
交換後は、いつもの音を聴かせてくれました。
それで、今までのDP-1200と何が変わったかと言いますと、
音質)バックグラウンドが静かになり、クリアーな音、靄が晴れ、解像度も上がった感じです。
操作性)これはもう簡単です。針を聴きたいところへ持って行き、ボタンを押すだけ。終わればオートリフトアップ。
回転の安定性)流石にクオーツ・ロックです。安定しています。
といったところです。
暫く使いながら、予算10万円以下で中古プレーヤーの選定をしようと思います。
今の候補は、メーカーでは、マイクロ精機、ヤマハ、デノン、パイオニアといった所です。
条件は、
予算内、完動品(メンテあればなお良い)、DDドライブ、S字アーム、オートリフトアップ、V-15 TypeⅢが使える事
などです。
特性表も見ていますが、勉強不足で機械的特性が音質にどの様に影響するのかが判らず、、、。
慣性モーメント、起動トルク、ターンテーブル重量、筐体の材料、全体重量など。