10日間くらい日本に一時帰国していたので、暫くブログのアップが出来ていませんでした。
住み慣れた日本は、やっぱり良いですね。この時期、昼間は過ごしやすく、朝晩は少し肌寒かったです。
衣服、CD、DVDもどっさりと買い込んできました。美味しいものも沢山食べる事ができました。
と言うことで、久々の書き込みになりますが、
今日は、私のPCオーディオの環境、システムについて紹介します。
そんな専門的で手の込んだ内容ではありませんので、参考にして頂ければ幸いです。
ソフトとハードに分けて書きます。
◆◆◆ ソフト ◆◆◆
ソフトはWeb上でも皆さんが推奨しているEACとFoobar2000の組み合わせで使っています。
●EAC=Exact Audio Copy (Version1.0 Beta3)
CDのリッピングには、皆さん良くご存知のこれを使っています。日本語パッチもあるけど、英語のままで使っています。
文字通り、元データとベリファイしながらコピーをしてくれます。
CDのデータ品質も計測してくれます。正確度は?
但し、稀にDatabase上にCDの曲目リスト等が見つからない場合(その国での特別編集版等)は、iTuneでリッピングします。DatabaseはiTuneのほうが圧倒的に多い。今まで見つからないものは無かった。
そして、CDのCover Image(ジャケット、Albumworks)も、Web上からImageDataの候補を探す事が出来るので、そこから選択する。
歌詞も探すことができるが、私はそこまでやっていない。
下の写真の様な感じで。
そして、その後、フォルダの中のjpgのfile名を"cover.jpg"としておけば、後で、foobar2000で、アルバムのジャケットを表示することが出来る。
Imageが見つからない場合は、Amazon等でImageを見つけてきて、cover.jpgとして、音楽データと同じフォルダに置いておけば良い。
EACのdownloadは、こちらから。
http://www.exactaudiocopy.de/en/index.php/resources/download/
●foobar2000 (v1.1.16)
Playerも普通に、このfoobar2000を使っている。
iTuneや他のソフトと比べて音質的にどうかと聞かれても、違いを見出すまでには至っていない。
ただ、後でハードを紹介するが、WASAPIやASIOが必要な時は便利である。
あと、foobar2000は、色々とカスタマイズが出来て、拡張性が高い。
私は、見栄えよりも音質を大切にするので、表示等のカスタマイズはしていない。
アルバムのカバーを表示させる位だ。でも、これも実際に音楽を再生するときは、PCの自体の画面は消してしまう。このほうがバッテリーに有利である。
表示は、こんな感じ。
foobar2000のdownrordは、こちらから。
http://www.foobar2000.org/download
◆◆◆ ハード ◆◆◆
ハードについては、私は、改造を加えたDACを持っているので、これを生かすべく、DDC+DACとしている。
DDCとDACの詳細については、このブログのカテゴリー「PCオーディオ」も参考にして下さい。
●DDC
Musiland 01USDを使用している。
これは中国製だが、非常に良く出来ていて世間の評判も良い様だ。しかも安い。
このDDCはバルク転送になっていて、元データとのコンペアもするので、転送時のデータエラーは無い。バルク転送とは、PCのUSBでHDD等にデータを送ったりする時に使う転送方式でデータをベリファイしながら送るので、転送エラーが無い。
但し、一度RAMに貯めるので、リアルタイム転送は出来ない。
一般的には、PC USBからDAC等に音楽データをリアルタイムで送る時は、データのベリファイは行われないので多少のエラーはおきてしまう。だから、USBケーブルの品質と音質が議論されるのである。
このDDCを使うと、少なくとも、PC~DDCの部分は、ケーブルを気にしなくて良い。
しかも、データ処理にはFPGAを使ってあるので、プログラムもUpdateも随時行える。
また、出力端子には、アイソレータが入っており、デジタルノイズ対策も施されている。
なかなかしっかりとした造りである。中国製も侮れない。
WASAPI or ASIOと一緒に使う。24bit/192kHzへのUpsamplingも可能。
このDDCはDriverが必要で、ここから入手する。
http://www.musiland.com.cn/downloads/drivers/
Musilandの操作画面(コントロール画面)は、こんな感じです。
●DAC
自分で改造を加えたZeroDACを2009年Ver.を使用している。
これも中国製だが、巷で評判が良かった製品である。但し、改造前提。
USB/SPDIF/Optical入力を持っているものに、さらに自分でRCA入力も追加した。
入力は自動認識して切り替えてくれる。
出力は、RCAとHPAである。
OPampは交換が可能。今は、NS製LME49710HA(CANタイプ)を載せている。
色々と試したが、このOPampが解像度、音の鮮明度ともに良い。OPA627と同等程度で、OPA627よりもクセが無い。
トランスは、トロイダルトランスが使われている。これも好感が持てる。
それでは、自慢のDACの改造箇所と内部を大公開。
電解コンデンサは、大容量化とニチコンMuse KZ等に置き換え。
カップリングコンデンサはWIMAフィルムコンに置き換え。
RCA入力端子も追加。奥に見える。
ヘッドホン出力にポップノイズが発生していたので、Mute回路(水色のリレーと時定数回路)を追加。
HPAのOPampは、LM4562に置き換えている。
VRを抵抗切り替え式のアッテネータに置き換え。
今後、抵抗の置き換えも検討しているところ。
DAC改造の詳細は、このブログのカテゴリー「DAC」の所に書いています。
ざっと、こんな感じです。
これで、私が現在所蔵している1,000枚程度のアルバムを永久的に手軽に再生する事が出来ます。
音質は上々、ほぼ満足しています。
CD Playerとの使い分けは、お気に入りのCDや音質重視のCDは、やっぱりCD Playerで再生し、それ以外はPCオーディオで再生しています。