エリック・クラプトンは、私が好きなギタリストの1人である。
もちろん、武道館にコンサートを見に行った事もある。ちょうど、このライブ盤が発売される頃である。
私の記憶ではキーボードに元プロコルハルムのゲイリー・ブルッカーを連れて来ていたと思う。
カッコ良かったし、ギターの音がなんとも良かった。その時は知らなかったのだが、それがストラトのブラッキーなんですね。
確か~、前座で日本のバンドが居たと思う。グループ名は覚えてない。失礼。
クラプトンのアルバムは何枚も持っているが、この「Just One Night」が好きで、その中でも「Double Trouble」が好きだ。今でも聴いている。曲中間のクラプトン・ブラキーの泣きのギター痺れます。枯れていて腰のある音です。この歪の少ないクリアートーンのブラッキーが聴けるのは、このアルバム位だと思います。他の曲でも、ギターの音がコロコロと転がる様な感じです。クラプトンの一番良い時期の収録と言えるでしょう。バックバンドもシンプルでありながら、しっかりとサポートし、クラプトンを引き立てる。最近のガット、ネーザン・イーストのバックとは全く違って、ブルージーで味がある。
私は、このアルバムをLP、CD、2011年版SHMCDと持っている。
LPは擦り切れる位にホンとに良く聴いた。この3種を聴き比べると、やっぱりLPが一番かな?2011 SHMCDは音の違いが良くわからないし、アルバムジャケットも写真が粗くなってる。クラプトンがかわいそう。
DVDも何枚か持ってるけど、クラプトンって、ほんとにクールでダンディな感じですね。あんなオジサンに成りたいもんですね。でも、私生活は凄く熱くて、色々あったんですね。自分の欲しいものを手に入れよう、希望を叶え様と思ったら、とことんですね。だからギターも上手くなった。
ということで、この「Double Trouble」の原曲を聴きたくなって、探して求めたのが、「Otis rush」である。
まず、Youtubeで探し、Otis rushとの競演を見つけ、そのDVDをAmazonで手配、そして他の曲も聴きたくなりCDも何枚か購入。
DVDでは、Otisとクラプトンのセッションが4曲くらいある。もちろん「Double Trouble」もあります。
クラプトンは赤いストラトを持ち、コンプレス+ディストーションって感じでかなり音を歪ませてる。
Otis rushの音色に合わせるためか?。演奏自体も気合が入っている。周りのメンバーが熱くなっているのに、クラプトンは、いつも通り、クールに引きまくっている。いつもと、ちょっと違う引き方かな。
でも、Otis rushは、このDVDでもCDでも、やっぱクラプトンの師匠だけありますね。オーラを感じると共に、1枚も2枚も上手ですね。特にセミアコの音が良いですよ!。
CDも何曲か聴いたけど、どの曲も熱く、匂ってきそうな感じですね。
ちょっと、ブルースギターも良いなと思って、大御所のFreddy Kingも買った。
こちらも、ノリの良いブルースが多くて良いですね。ブルースって感じです。
PS.
先日、ホイットニー・ヒューストンが亡くなった。とても歌唱力がある人で、私も好きだったので、非常に残念である。
街のCDショップでは、どこもホイットニーのCD、DVDを特設コーナーを設けて、曲を流している。
謹んでご冥福をお祈りします。