裏話として、このAVアンプを購入する前に、実は中華製の「デジタルデコーダー」なるものを購入していました。
この製品は、仕様だけを見ると優れモノです。
・入力:HDMI、COAXIAL/OPTICAL、AUX、USB。
・出力:HDMI、COAXIAL/OPTICAL、RCA 5.1ch、同時出力。
・様々のフォーマットをデコード:AAC、DTS、FLAC、HDCD、MP3など。192kHzまで対応。
・全ての音声入力を5.1chにデコードして出力が可能。
・リモコンで操作可能。
・5.1chと2ch切り替え可能
これだけを見て、良さそうと思い購入しました。
しかし、実際に現物が届き、実際に使ってみたら、全く使い物になりませんでした。
HDMI入力の音が途切れます。RCA出力、COAXIAL/OPTICAL出力でも同じです。
これは標準の48kHzでも発生。96kHzでは程度が悪くなります。192kHzに至っては「プッ、プッ。」と言う音しか出ません。HDMIの同期が上手く取れていない感じです。HDMIのケーブルをプレミアム品に交換してみましたが、同じです。
AACのデコードも単純なダウンミックPCMの様で、AAC5.1chの音は良くありません。
但し、HDMIで同期が取れている時は、HDMI Audioの評価に繋がりました。
製品の写真は敢えて載せません。
仕様だけに惑わされて飛びついて購入しても駄目ですね。安物買いの銭失いです。決して安くは無かったのですが、。(涙)
ところで、AVアンプを導入して以来、手持ちの音楽DVD、Blu-rayを次々と視聴していますが、特にDTSは音が良いです。
また最近収録のものは、映像、音質共に良いです。UBP-X800の性能の高さも知りました。
ライブ音源を再生する時は、音だけではなく、映像が無いと物足りなくなりました。
ここで特に、音質だけに拘り、CDP、DAC、AVアンプの音質を比較してみました。
DAC(上段):SONY DAS-703ES Analog出力。
CDP(中段):REVOX B226 Analog出力。また少し弄っています。この小変更は次回紹介。
AVアンプ(下段):TA-DA3600ES BDP X800からHDMI for Audio入力、PRE OUT使用、2ch STEREOモード。
一般的なCD-DA音源44.1kHz/16bitの再生に限っての評価では、好みの問題も有りますが、私は、B226 > DAS-703ES > DA3600ESで、やはりB226が音の解像度、広がり、切れ、雰囲気が一番良いと感じました。
なので、DVD、blu-ray、BS録画番組を鑑賞する時だけ、AVアンプ DA3600ESを使い、CDを聴く時はB226を使用する様にしました。やっぱ、B226は良いですね~!