My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ミュージック・サーバー(NAS)のSSD化とファイル整理。

2021-09-08 11:32:43 | PCオーディオ

簡易型サーバーをHDDからSSDへ交換しました。

「簡易型」と言っているのは、WifiルーターのUSB端子を使ってNAS化しているからです。

※メーカーや機種によっては、このUSB端子がファイルサーバーとして使えるものの、メディアサーバーとしては使えない物があるので注意が必要です。

現在、我が家にはメディア・サーバーとして使えるWifiルーターが2台有ります。

勿論、本来のNASよりは性能や機能的には劣りますが、ミュージック・サーバーとして使うには充分です。但し、以前にも書いたように「フォルダ・ファイル数の上限」が有ります

事実、先日HDDに音楽ファイルを追加していたら、メディアサーバーで扱えるファイル数を超えたのか、データ更新が出来なくなってしまいました。

この際と思い、メディアサーバーをHDD⇒SSDへ置き換える事にしました。

こちらも以前に書きましたが、WiFiルーターの簡易NAS機能をメディアサーバーとして扱うには「FAT32 フォーマット」にする必要が有ります。

一般的に購入時のフォーマットは「NTFS」になっています。これを「FAT32」で再フォーマットします。

「FAT32」フォーマットする方法は、こちらに書いています。(こちら←クリック)

 

そして、データ移管とファイルの整理を行いました。フォルダをひとつずつ確認したので約1週間くらい掛かりました。

殆ど聴かないアルバムの削除やファイル統合を実施し、今後新たなアルバムを追加できる様に空き容量を確保しました。

この様にジャンル毎にフォルダーを作っています。少しだけ統合して減らしました。

使用領域:851GB/931GB、空き領域:80GBとなりました。

という事はCD1,000枚位を収納済で、更に100枚位は追加出来そうです。

また溢れそうになったら、聴かないアルバムを削除すれば良し。

バックアップが取って有るので、ここからは削除しても大丈夫です。(バックアップにはWDの2T HDDを使用)

流石にSSDですね。動作がサクサクで快適です。

現在の我が家のネットワーク環境です。

近日中にWifi中継器をもう一台増設、そして光回線業者も変更の予定です。

 

先日、こんなCDを買いました。

皆さんは、「ブレンダ・リー」と言う女性歌手をご存じでしょうか?

10歳でデビューし、1960年代に47曲がアメリカのチャートにランクイン。10年間のチャートでは、エルビス・プレスリー、ビートルズ、レイ・チャールズに続き第4位。

ロック、カントリー・ミュージック、ロカビリーの殿堂入りを果たしています。

このパンチの効いた歌声が良いですね。気に入りました。

このアルバムは、日本人好みで良く知られた曲が殆どですが、味のある独特な歌い方に引き込まれます。

「この世の果てまで」「我が心のサンフランシスコ」なんかは、何度聴いても良いですね。

アルバムラストの「ワン・レイニー・ナイト・イン・東京」まで何度も通し聴きしても飽きません。

歌がとても上手いです。まさにアメリカの「美空ひばり」ですね。

収録曲目リスト:

この通り、馴染みの曲が多いです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古いPCが僅か800円で快適動作に。~メモリの増設でイライラ解消~

2020-10-28 14:03:18 | PCオーディオ

毎日の様にパソコンを何台か使用していますが、その内の古いノートPCが動作が遅くてイライラしていた。

このパソコンはおそらく10年選手と思う。

そろそろ買い替えようかなとも思っていたが、音楽を聴きながら膝の上でブログを書くのには、サイズ的に丁度良くて気に入っている。

ブログを始めてから今でもこのPCを使って書いているので、慣れと愛着があって交換したくない。

それにPCを入れ替えるとなると、インストールしているアプリやPCオーディオ用などのドライバも再度入れなくてはならず、結構面倒なことになりそう。それに新規にPCを買うとなると10万オーバーの出費となる。

 

買い替える前に何かやるべき事はないかと。。。

そうだ!メモリーを増設してみよう。これって、普通に考えて当然の行動でしょうね。

今まで何回もメモリー不足は感じていて、メモリークリナー(ソフト)を使っていたが、流石に「Windows10」になってからは、もう無理~~~。

PCの裏を剥がしてみると、増設して下さいと言わんばかりにスロットが空いていました。

メモリーの種類、型番を調べて、同じものを増設する事に。

同等品が近所の「H.O.」で見つかりました。店員に訊いたところジャンク品で動作保証無しとの事。

まぁ良いかとリスク承知で購入。価格ナント「800円」。SAMSUNG製です。

でも、PC2-6400で僅か2GBですので、そんなもんか。

一応、端子を磨いてPCに装着。

PCを起動して「システム情報」で確認してみると、メモリ『4GB』として認識されています。

Googoeを立ち上げたり、色々と操作してみると、見違えるほど快適に動作する様になりました。

今までは何だったの~。って感じです。

これで、またあと5年はいけそうです。

 

しかし、私自身こんな方法は知っていながら、今まで何故増設をしなかったのだろうと自問自答しています。

増設メモリーが高かったから?増設スロットの確認を怠っていたから?面倒だったから?その度に忘れていたから?

たぶん、どれも当て嵌まると思います。

このPCを購入した時は、「Windows 7」だった様に思います。

その後、「Windows 8」→「Windows 10」と更新して、メモリーも2GBでは足りなくなったのでしょう。

「Windows 10」では8GB以上が推奨の様ですね。

もう一台のノートPCはメモリー8GBでCore i5 SSD仕様ですので今はサクサク動作します。

しかし、これも何れメモリー不足になるのでしょうね。今度はしっかりと増設スロットを確認しておきたいと思います。

 

今回は何とも初歩的な内容になってしまいましたが、「800円の投資で快適動作にというところがミソです。

 

増設メモリはAmazonで動作保証付きの新品が買えます。こちらはリスクが無いでしょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々のPCオーディオ。

2020-09-27 13:28:14 | PCオーディオ

前回の「ネット配信のFM番組を聴く」の投稿で書いたように、この事がきっかけで、久々にPCを使って音楽を再生してみました。

ブルーレイ・プレーヤーを導入してからと言うもの、PCからの再生は面倒になり、もっぱらこのブルーレイ・プレーヤーを使って、ホームサーバーに保存した音源を再生していました。偶にはCDプレーヤー(REVOX B226)も使ったり。

この時の再生経路は以下。

 ホームサーバー内の音源 ⇒ BDP(SONY UBP-X800) ⇒ DAC(SONY DAS-703ES) ⇒ アンプ

  ※DAS-703ESは48kHz迄なので、ハイレゾの場合はBDP ⇒ COAXIAL DAC(ES9018) ⇒ アンプ

モニター画面を見ながらリモコンでBDPを操作し、メディアサーバー内から選曲するだけなので簡単です。

一方でPCを使った再生では以下。

 ホームサーバー内の音源 ⇒ PC ⇒ USB DAC(XMOS+ES9018) ⇒ アンプ 

アプリは「Foobar2000」を使っています。

今は、色々な方法やアプリ、DACも進化版があるので、これは結構旧来のオーソドックスな方法になります。

久々にfoobar2000を起動したところ、やはりアップデート版がありました。

最新版は「foobar200 v1.6」の様です。

何の問題も無くアップデート完了。

「Playlist」を作成して(←このひと手間が面倒)、再生してみます。折角なのでハイレゾ音源を再生

中森 明菜の「ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~」 FLAC96kHz/24bitです。

久々に聴いたら、ナントと!音が良い!鮮明で濁りが無い! 

少し設定を調整しました。「Buffer Length」は、PCのRAM、CPU能力により調整する必要が有りそうです。

今回使用のPCはヘボイので結構大きめに取った方が良かった。高音域の歪で判断。

 

久々のPCオーディオの音に感動。暫く聴き込んでしまいました。

ただ、foobar2000上にPlaylistを作るのが少し面倒を感じた。

※注) 音質の感じ方は個人的な感覚に依るものです。

 

『中森 明菜/ベスト・コレクション』のCDはこちらです。SACD版も有ります。

リミックス、リマスタリングされて、素晴らしい明菜の歌声がはっきりと聴こえます。

個人的には、今まで聴いた明菜の音源では最高音質と思います。

ハイレゾ音源の中には、本当にこれハイレゾ音源?と疑わしきもの、要は通常音源をソフトや機械処理でアップサンプリングしただけのものも有る様ですが、この音源は、リミックス、リマスタリング段階で処理されているので、きちんとハイレゾ音源となってなっている様です。

ハイブリッドになっているので、普通のCDプレーヤーでも充分な音質で聴けますが、SACDプレーヤーをお持ちの方は、一度聴いて見られたら如何でしょうか?

 

因みに、私が聴く限り、『オールタイム・ベスト』よりは遥かに音が良いです。

『オールタイム・ベスト』は、万人受けする様に、ヘッドホン・プレーヤー等を対象にしていて、ハイエンド・オーディオを対象としていないかも?です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュージック・サーバー(簡易NAS)用としてHDDを追加しました。

2019-01-27 12:15:37 | PCオーディオ

メディア・サーバー用簡易NASとして、すでに2TBのHDDを1台繋いでいるのですが、以前のブログでも書いたように、ファイル数制限がある様なので、さらに1台を追加購入しました。

追加したHDDは、どうせファイル数制限があるならばと思い1TBにしました。

尚、ファイル数制限というのは、メディア・サーバとして使用した時のファイル追加更新やタイトル表示が出来ないと言うことだけで、PCからアクセスすると見れてますので、保存が出来ていないと言うことではありません。

購入したのは、こちらのWestern Digital(WD)製のHDD(1TB)です。

WDは世界的シェアも大きいので安価です。バッファロー製も中を開けると、このWDのHDDが入っている事があります。

2年間の保証付きです。私のなかでは一番信頼しています。

WD HDD ポータブルハードディスク 1TB WD Elements Portable WDBUZG0010BBK-WESN USB3.0/2年保証
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
Western Digital

外付けHDDは、TV用、データ保存用、音楽・映像保存用、ポータブル、据え置き含めて何台目になったのでしょう。数えた事がありません。皆さんもそんな感じでしょうね。

 

このHDDを簡易NASメディア・サーバーとして使うためには、「FAT32」でフォーマットし直す必要が有ります。

フォーマットには、このソフトを使いました。IOデータ様のソフトを使用させて頂きました。

https://www.iodata.jp/support/qanda/answer/s16470.htm

以前は半日くらい時間が掛った様な記憶があるのですが(8年位前の話)、今回は数秒で完了しました。

これを新たに追加したWIFIルーターに簡易NASとして接続しました。

このWIFIルーター自体、元々は8年選手親機の入れ替え用として1年位前に買ったのですが、現在使っている物の再設定(機器の接続先変更)とかが面倒になったので、中継器として2Fに置くことにしました。

バッファロー WXR-1750DHP2 無線LAN親機 11ac/n/a/g/b
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
バッファロー

結果的に、1F、2Fとも電波状態が良くなりました。

因みに、WIFIの電波状態、チャンネルの込み具合は、スマホに「Wifi Analyzer」アプリをインストールして、家の中を歩き回りながら確認しました。このアプリは便利です。2.4GHz、5GHz切り換えて可能ですし、近隣とのチャンネルの干渉も確認できます。

 

SONY UBP-X800からも、簡易NAS 2台共メディアサーバーとして認識しています。

WIFIの接続先をどちらにしてもメディアサーバー2台が見れています。

今は、少しづつデータを移動しているところです。

これで音楽データ、映像データ、写真をどんどん保存しても大丈夫! 溢れる心配がなくなりました。

 

データを移動しながら、もうひとつ注意すべきことを発見しました。

それは保存データのファイル名です。

「xxxxx_xxxxx.wav」の様に、間にアンダーバーが入ると、それより前の文字はUBP-X800上に表示されません。

例えば、「曲名_アーティスト名.wav」では、「アーティスト名」だけになります。

これは、UBP-X800の仕様と言うより、メディアサーバーの仕様かも知れません。注意が必要です。

 

しかし、ネットワーク・オーディオを構築するなら、簡易NASで色々な制約に縛られるよりも、一層のこと、今話題の「I-O DATA Soundgenic」にした方が、手っ取り早いかも知れません。

I-O DATA ネットワークオーディオサーバー 2TB/USB-DAC/ハイレゾ/CDリッピング対応 Soundgenic HDL-RA2HF/E
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
アイ・オー・データ

コスパも良く、気になる製品です。音質も良くなるかもしれません。。。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイレゾ音源のスペクトラムを簡易的に確認してみました。

2019-01-20 14:38:42 | PCオーディオ

MQAの話題ついでに、ハイレゾ音源のスペクトラムを簡易的に確認してみました。

残念ながら、私は本格的なスタンドアロンのスペアナを持っていないので、PCとアプリを使いました。

使用したアプリは、DAMソフトでは有名な「Audacity」(フリー)です。

過去に、アナログ音源(レコード)をデジタル化するために、インストールした事があります。

私は、アナログ音源をデジタル化する時に実際は「SONAR LE」を使っていました。こちらは楽曲製作・編集用でプロでも使うソフトです。使いこなしが結構大変で、私は今でも使いこなせなくて、アナログ→デジタル化や曲の切り取りをするくらいです。

一方、今回使用した「Audacity」音声編集用ソフトで、波形を見ながらグリッチやピークを取り除いたりと編集も出来ます。

これらのDAWソフトを使えば、オリジナル音源の編集が出来てしまいます。

 

前置きが長くなりましたが、今回は、この「Audacity」の機能のひとつである「スペクトラム分析」を使って、サンプリング周波数44.1kHz、96kHz、192kHzでの周波数特性の違いを見てみました。


使用した音源は、「Girl in the Other room/Diana Krall」です。音質が良いことでも有名です。

GIRL IN THE OTHER ROOM
←クリックでAmazonに移動が出来ます
VERVE

尚、ハイレゾ音源は、e-Onkyo からダウンロードしたものです。96kHz/24bit。

 

<44.1KHz vs 96kHz> 

上が96kHz、下が44.1kHzの波形です。波形だけでは同じに見えます。

これをスペクトラム分析してみました。

〇 44.1kHz ---- 22kHz辺りで切れている様に見えます。理論的には44.1kHz/2=22.05kHz

 

〇 96kHz --- 40数kHzまで延びています。

 ※注:低い方が測定出来ていないのは、サイズを128として高域優先としたためです。

    試しに、サイズを大きくして低周波を優先とすると、この様になり低域まで延びています。

    

    低域は分析出来ていますが、高域は先ほどと少し違う結果になりました。

 

<192kHz>

更に、192kHzの音源も分析してみました。アルバム楽曲は違います。

上は先ほどと同じ楽曲96kHz。下が楽曲の違う192kHz音源。

192kHz音源のスペクトラム分析

確かに80kHzオーバーまで延びています。 ハイレゾは本当ですね~。凄い!

でも、私の耳には聞こえません。恐らく15kHz以上の音は聞こえないでしょう。

 

分析結果より、ハイレゾ音源は、確かに人の耳には聞こえない高周波成分まで含んでいます。

これで、音が滑らかになって自然な感じで聴こえたり、基幹脳を刺激して心地よく聞こえるのでしょう。

基幹脳を刺激する「ハイパーソニックエフェクト」については、4年前にブログに書いています。

しかし、私はこのハイレゾと言われる音は、あまり好みではありません。(高音域が聴こえない年寄りの妬み僻みかも知れませんが)

レコードの音は好きだけど、デジタルの音源のハイレゾとは、雰囲気とかがどうも違う様に感じます。

これはデジタルへの先入観や偏見が有ったり、本当のハイレゾの音をまだ聴けていないからかも知れません。

私は、デジタル音源なら、自分の聴こえる範囲で、分解能の良く、ひとつひとつの音がしっかりと聴き取れて、かつ臨場感のある音が好みです。

今迄出会ったハイレゾの音質は、音に切れが無くなり、甘くなって音の輪郭が無くなって聴こえます。

私が欲しいのは、キレや押し出し感があり、迫ってくる、躍動感のある生きた音、音楽を楽しませてくれる音です。

そういう意味では、DAC DAS-703ESを導入して、やっと自分の望んでる再生音に出会えた様な気がします。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Audirvana plusを使ってMQAソフトデコードに成功!~非対応DACでMQA再生~

2019-01-15 12:28:35 | PCオーディオ

MQAに関するアクセスが増えているようなので、以前購入したMQAディスクをいつまでも放置しておけないと思い、コメント欄からアドバイスを頂いた「Audirvana plus」を使ってソフトデコードし疑似再生?してみました。

使用した環境は以下です。

PCわりと古いPCです。色々なテストに使用しているノートパソコンです。

   PCオーディオ用の本チャンのSSD搭載パソコンは、余計なものはインストールや保存をしない様にしています。。

   余計なアプリをインストールすると、あとで削除してもレジストリのゴミが残るため、負荷が重くなります。

   また、保存ファイルは、大切なもの以外は、殆どNASに保存しています。当然ミラーでバックアップ取ってます。

DAC:GUSTARD X10改造版 (DAC IC ES9018、USB I/F XMOS)

使用ソフト:オリジナル・ベスト・ヒット/テレサ・テン 

オリジナル・ベスト・ヒット
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
ユニバーサル ミュージック

 

<手順、準備>

ここから、Audirvana Plus for windows 10をダウンロードしました。

https://audirvana.com/audirvana-plus-for-windows-10/

 “Download the 15 days Free Trial Version”をクリックしてdownloadします。15日間の試用版。

 

<設定>

特に、難しい設定はありませんした。私は次の様に設定しました。

1.右下のUSBのマークをクリックして、USB IFのドライバを設定します。

 排他モードは「ASIO」を使いました。「WASAPI」でも音は出ました。

 私のDACのUSB IFは、XMOSですので、一番下の「XMOS USB Audio」を選択しました。

 他にも、色々とドライバを入れていますので、リストに出てきます。

 

2.右上の歯車をクリックして、設定画面を開きます。

 Device Nameは、「XMOS USB Audio xxxxx」となっています。

 Active Deviceの設定をします。

  今回DACはMQA対応していないので「DAC not detected as MQA,use as」を「Not MQA」とします。

  それ以外は、初期のままで良かったと思います。

 

<再生したい曲、音源をライブラリに追加>

リッピングしたタイトルをドラッグ&ドロップします。フォルダを纏めてでも大丈夫な様です。

ここで重要なポイントがあります。

下の画面を見て貰えばわかりますが、タイトル名に「xxxx.mqa」と付いてますね。

そうです! mqaファイルという事を認識させるために、ファイル名の拡張子に「.mqa」を追加する必要が有ります!

例えば、元がWAVファイルの場合は、ファイル名が「xxxx.mqa.wav」となります。

MQAは、wavやflac(可逆圧縮ファイル)の元ファイル形式のなかに2倍、4倍、8倍の帯域の音源が折り畳まれているのです。そのことを認識させるための手続きです。

下の画面上では、音質比較のため、同じタイトルを通常wavとmqaを並べて、ライブラリに追加しました。

 

<再生>

再生までに、ほんの少しだけ時間が掛ります。1秒以内。

MQAファイルを再生すると、上の写真の様に、左下に無事「MQA」のマークが出てきました。

この音源には、24bit/352.8kHzのデータが含まれている様です。アルバムのカバーも表示されました。

右下には、実際に出力しているデータが表示されています。「32/88.2kHz」となっています。

88.2kHzとなっている理由は、MQAはソフトデコードの場合、2倍と規定されているためです。

DAC側の表示も、88.2kHzとなっています。

これで、購入したMQA CDが、一応ハイレゾで再生が出来る様になりました。

試しに、一般的なCD音源のファイル名に「.mqa」を追加してみましたが、WAVEのままで、出力も「44.1kHz」でした。

これで、MQA形式のディスク・ファイルが「MQA」で再生された事に確証が持てました。

 

<音質>

では、その音質はどうだったか? MQAの恩恵は有ったのか? 通常のwav(44.1kHz)と比較してみました。

MQA(88.2kHz)では、音の粒子がきめ細かくなり、音が滑らかでクリーミーになった感じを受けました。

音の角が取れて、キツサが無くなり、甘くなった感じです。音楽が自然な感じで癒されます。クラシックなどに最適でしょう。今迄にも体験したハイレゾの音です。

同曲のレコードとも比較しましたが、レコードに迫る音質でした。

対応DACのハードを導入すれば、24bit/352.8kHzまで、MQAの「折り紙」を広げて拡張できますが、このきめ細かさが更に増す感じになる事が想像できます。もっとも、人間の耳には聴こえない領域の音ですが。 

 

従来のハイレゾと違う所の利点は、通常のwavと比べてもファイルサイズが大きくなく、CD盤に収める事が出来る事ですね。

確かに、今後、この音源、フォーマットが増えるかも知れませんね。    

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bulk Pet転送が話題の様なので、、、。

2019-01-13 13:11:27 | PCオーディオ

最近のPCオーディオ業界では、USBデータ転送方式の「Bulk Pet(バルクペット)」が話題の様で、その対応機種も発表、発売されています。

Bulk Pet転送について、詳しく知りたい人はWebで調べてみてください。

参考までに概要は次の通り。

PCオーディオにおいて、PCからのUSBデータ転送方式は、アイソクロナス転送方式が一般的ですが、この方式では1ms単位でデータ(パケット)を転送する事が規定されているため、周期的にCPU負荷が変動し電流変動がおきてノイズが発生する可能性がある。またリアルタイム性を重視するためデータの欠落が起きる可能性もある。

これを解決するために、バルク転送方式を応用したものです。

バルク転送方式とは、画像データ、テキストデータ、アプリデータなどを負荷に応じて非周期的に大量かつ短時間に送る方式です。

また、アイソクロナス転送がリアルタイム性を重視するためデータの欠落が起きる可能性も含んでいる事に対し、バルク転送は、欠落なく正確に転送します。

Bulk Petでは、CPUの負荷に合わせて転送間隔を狭めたり広げたりして、負荷変動を抑制しようと言う事に着目した技術のようです。負荷に応じて4つのモードが準備されています。

 

そこで、思いつきました。

そう言えば、私もバルク転送方式のDDCを持っていました。2011年に購入。

「Musiland Monitor 01」です。 以前にも紹介しています。

 

当時人気だったHifaceもバルク転送だったと思います。当時はこの2機種くらい。


これを思い出したように、久々に使ってみました。

ドライバは、最新の状態にして残していたので、そのまま接続しfoobar2000で再生してみました。

Musilandの設定画面です。ASIOを適用しています。サンプリング周波数は、音源データに依存します。

 

再生して音を聴いてみると、確かに音質が良いです。なるほどね~。

1音1音がはっきりとしています。音もスッキリです。音の粒立ち、分離、音の広がりともに良好です。

それと、使ったPCは結構な年代物ですが、他の作業をしてCPUに負荷をかけても、音が途切れたりと言う事が一切ありません。

バルク転送で負荷を最適化して転送しているのでしょうね。

 

なお、写真に写っているUSBケーブルですが、有名な「BELKIN(ベルキン)」の短い(15cm)ケーブルです。

BELKINは、差動インピーダンス整合、ツイストペアなど、一番まともにUSBケーブルを作っているメーカーだと思います。

Apple社も認める米国のケーブル・メーカーです。BELDEN(ベルデン)とお間違えの無いように(笑)。

そもそも、デジタル転送用のケーブルは、アナログ用ケーブルとは違い、線材等による音質への影響は殆ど有りません。それよりも、伝送路の設計がきちんと出来ているかです。

ひとつは、特性インピーダンスの確保が出来ていることです。一般的にはTDR法を使います。

接続部があれば、そこが不連続点となるので、伝搬の反射が起きます。こういった所もきちんと対策して、接続先も含めて伝送線路全体のインピーダンス整合が取れていることが重要です。

それと、シールドがきちんとされて、周辺回路、機器に影響を与えないことです。

Belkin 15cm USB2.0ケーブル F3U133-06INCH Pro Series USB 2.0 Device Cable 並行輸入品
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
Belkin Components

あれ? 以前私が購入した時は、1,000円くらいだったのですが、今は高くなっています。

USBケーブルは許す限り、短い方が良いでしょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DLNAメディアサーバー(NAS)で扱えるファイル数制限について

2018-12-17 15:17:02 | PCオーディオ

いやぁ~、これは知りませんでした。悩む事、かれこれ2週間。やっと解決できました~!。

同じ壁に当たるかも知れない人のために、報告しておきます。

私は手持ちのCDは、リッピングしてHDD(2TB)に保存しています。音楽専用としています。

この目的は、もしもの時のバックアップ、PCオーディオ、そしてこのHDDをDLNAサーバとしてレンダリング。

また、このHDD内のデータは、もう1台のHDDにミラーリングでバックアップを取り、定期的にFile sync.しています。

そうやってHDDに保存したものが、大体0.9TB/2TBになりました。

因みに、リッピングに使用しているドライブはこちら。これも人気がある。使用ソフトは定番のExact Audio Copy(EAC)。 

Pioneer パイオニア Windows10対応 BD-R 16倍速書込 S-ATA接続 ブラックトレー仕様 BD/DVD/CDライター ソフト付 バルク品 BDR-209BK/WS2
←Amazonに移動が出来ます。
パイオニア(Pioneer)

   ※今は、同じパイオニアでも、もっと良いモデルが有りそう。


先日も、いつも通り新たに購入したCDをリッピングして、HDD(DLNAサーバ)に保存したのですが、ネットワーク・プレーヤで見ると、追加したファイルが見当たりません。

PCからネットワーク・ドライブとしてアクセスすると、そのファイルは見えます。

あれっ?と思って、色々とやってみましたが、どれもダメ。

・追加したfileの日付けが何故か古かったので、新しい日付けに変更。 × 

・HDDをネットワーク(wifi)から切り離し再接続。 ×

・無線ルーターの電源を落とし、再度電源オン。 ×

・無線ルーターにアクセスし、設定画面からマルティメディア・サーバーのデータ更新ボタンを押す。 ×

・同じくリフレッシュ・ボタンを押す。 ×

・同じネットワーク上にあるDLNAサーバー(TVのHDD)では、追加した録画番組が見える。

・BDプレーヤーがBDP-S6700からUBP-X800に。これでも同じ。 ×

Web上でも色々と調べました。

そこでやっと、これだ!と思ったのが、メディア・サーバーにはフォルダ数、ファイル数の制限があると言うことです。

これは、Wifiルーターのメーカー、種類にも依る(バッファローは比較的大きい)様ですが、概ね、

 コンテンツ数(ファイル数):10000

 フォルダ数:999

のあたりが限界と思った方が良い様です。これには、音楽、写真、動画を含めてカウントだそうです。

バッファローの場合は、ここに書いてありました。

CDアルバムだと、ジャンル毎にフォルダ、アーティスト毎にフォルダ、アルバム毎にフォルダを作っているので、恐らく、そのフォルダ数が上限になったのだと思う。

例えば、保存したデータ量900GBの場合、仮にCD1枚当たり700MBとすると、

900,000MB / 700MB = 1,286タイトル となります。

我が家では、バッファローの無線ルーターにHDDを接続し、簡易NASとして使っていますが、よく頑張ったな!って感じです。

そこで、対応として、あまり聴かない音楽ファイルは、バックアップ用のHDDだけに残し、DLNAサーバーのHDDからは削除しました。

この状態で、ネットワーク・プレーヤーからNASを覗くと、はい! 今まで見えなかったフォルダもしっかりと表示されています。

これで、約2週間悩み続けた問題が解決しました!。良かった~。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルーレイ・ドライブ(ライター)を買いました。

2017-09-17 12:11:20 | PCオーディオ

レコードをデジタル化した音楽データを久々にCDに書き込もうと思ったら、外付けのCDドライブが全く動かない、トレイも出てこない。

このドライブは、今から約13年前のCD専用機です。今やCD専用ライターなど存在しないですよね。

いやぁ~、これは流石に交換時、新調すべきかなと思い、以前から欲しかった、音では定評があるパイオニア製のBlu-ray Disc Drive(Writer)にしました。

今回購入したものが、こちらです。

Pioneer パイオニア Windows10対応 BD-R 16倍速書込 S-ATA接続 ブラックトレー仕様 BD/DVD/CDライター ソフト無 バルク品 BDR-209BK2

←クリックでAmazonに移動が出来ます。
パイオニア(Pioneer)

バルク品のため、正面にPioneerロゴのマークはありません。

但し、取り扱い説明書は、パイオニアになっています。

今の時代は、ブルーレイ・ライターでも、諭吉でもおつりがくるのですね。

内蔵型か外付け型にするか迷ったのですが、外付け型はコンパクトにするために、色々と無理をしていると思われるのと、内蔵型の方が安価ですので、内蔵型を購入しSATAケーブルを使って、PCのUSBに接続する事にしました。

SATAケーブルはこちらの物を購入しました。サンワサプライ製なので安心感があります。

サンワサプライ SATA-USB3.0変換ケーブル 0.8m USB-CVIDE3
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
サンワサプライ

 

 このSATA-USB変換ケーブル選びで、気を付けるべきは、12Vの給電がある事です。このケーブルはACアダプターから12V/2Aの給電が可能です。

BDドライブの取説の仕様上では、12V/2.2Aとなっていますが、今のところ問題なく動作しています

私は、最初に、5V単一でUSB給電するケーブルを買ってしまい、このドライブのモーターが全く動きませんでした。トレイも開きませんでした。このケーブルは、今後、内蔵型HDD接続の時に使う事にします。

 価格的には、結果的に外付け型と変わらなくなってしまいました。

 SATA-USB3.0変換ケーブルは、この様に接続します。

 

実際に使ってみて、ドライブ自体とても静かですし、1枚のCDリッピングが「バースト・モード」を使うと、ものの3分程度で完了します。

とても早いです。やはり技術の進歩を感じますね。

皆さんには、当たり前で普通の事かも知れませんが、約13年ぶりに買い替えた私には驚きでした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音質重視の音楽再生ソフトBug Headの最新版を導入。

2016-07-24 13:08:03 | PCオーディオ

久々にPCオーディオの話題です。

巷では、「JPLAY」の話題で盛り上がってますが、試用版の通常のPC1台モードではあまり効果がなく、製品版のPC2台のデュアルモードでは、かなり音質が良くなるという感想の記事が多い様です。

また、試用版では、数分毎に音が途切れる(ブランクが入る)、製品版は購入が必要と言うことです。

私も、常用のfoobar2000のASIOとして、試用版を入れてみましたが、さほど効果、変化は聴き取れませんでした。

 

そこで、「Bug Head」というソフトの事を思い出しました。

ちょうど1年くらい前に、「BugHead」を初めて導入して、その音質に驚かされました。そのときの記事がこちら

あれから更新されているのではとWebを探してみると、2016年7月13日に「Bug Head 7.34」がWindows10、64bit版としてリリースされていました。

1年前に初めて導入したときが、「5.24」でしたので、かなり進んでいます。

さっそく、PCにインストールしてみました。インストール方法は1年前と同じです。

私は「Vector」からダウンロードしました。フリーウェアです。


ダウンロードした後、「setup.exe」ファイルをクリックして実行。

ここは日本語でOKですね。

ウィザード画面が開きます。指示に従って進みます。

インストールが完了しました。

インストール後、デスクトップに「Bug Head」と「Infinity Blade」のアイコンが出来ます。

高音質で楽しむには、「Infinity Blade」を使う様です。

クリックすると、次の画面になりますので、素早く「Click to setup」を押します。

セットアップ画面に移行します。

私が使っているASIOは、一番下の「XMOS USB Audio 2.0 ST 3033」なので、これを選択します。

すると、次の設定画面になります。

Select Optionでは、1,2,6,7,10を有効(赤背景)にすると、良いらしいです。

7のMemory Optimizeでは、PCの搭載Memory sizeに応じて設定します。

私のPCの場合、8GBですので、2GBずつ割り当てました。

Select modeでは、1.Normal Only[Normal]を選択します。それ以外の選択は音質が少しずつ悪くなる設定の様です。

Startボタンを押すと、プレイヤーの画面に行きます。

一番下にあるボックスで「files」「folders」を選択して、音楽ファイルを取り込みます。

一度取り込んだファイルは記憶している筈ですが、なぜだか毎回取り込まないといけません。

プレイリストに記憶させる方法を忘れてしまいました(悲)。以前に記憶させたファイルは残っているのですが、、、。

一曲ずつ「Phase Check」をしています。結構時間が掛かります。

 

右側のほうに、いろいろと設定がありますが、取り敢えず、再生してみます。

「PLAY」ボタンを押すと、「Rewrite」→「Envalid」となり、カウントダウンが始まります。再生が始まるまで、15秒くらい掛かります。

アルバム再生では最初だけ時間がかかるだけで、後は連続的に再生していきます。

出てきた音は、やはり素晴らしいです!

どのプレーヤーよりも音質は最高です(といってもfoobar2000くらいしか使っていませんが)

 

使い勝手は、良くないですが、音質的にはやはり最高です。素晴らしいです。

音が非常にクリヤーで小さい音もはっきりと聴き取る事ができて情報量が多いです。

音の輪郭がはっきりして、音の広がりも良く、スピーカーが消えた感じになります。再生周波数帯域も広いです。

フリーソフトで、しかもPCM(WAVファイル)の44.1KHz/16bitで、ここまで高音質再生が実現できる事に、作者に敬意、感謝します。

 

このソフトをダウンロードした時に、マニュアルも一緒に付いてきますが、370ページのボリュームがあり、読み切れていません。

開発の経緯、発想、原理、原則、音の良い理由などが書いてあります。

設定もかなり細かくできるようですが、勉強が必要です。奥が深いです。

プレーヤー画面の「Blade51」や「aVx++」の設定を変更しても音質の変化が試せる様です。

選択によっては、再生が始まるまで、1分以上待つ設定もあります。

また、PCの性能が良ければ、さらに音質向上も望めるかも知れません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする