9月 12日

2021-09-12 06:15:39 | Weblog
                       女郎花・粟花・男郎花


          秋の七草のひとつ女郎花(オミナエシ)の名前の由来は、小さな黄色のお花が粟粒に似ているところから。
          粟飯(あわめし)の別名、女飯(おみなえし)が変化したとも言われています。
          もうひとつの説はオミナエシのヘシは圧しを意味し、花の可愛らしさは人間の美女も圧倒するぐらいという
          説もありました。女郎の漢字が、女性を意味する言葉になったのは平安時代。女郎とは、貴族の女性
         (高貴な女性)を表す言葉だったのです。( 今日もすべてサイトの知識拝借致しました )



     木と成れり歌垣原の女郎花          沢木欣一


     朝の汽車すこやかに露女郎花         細見綾子


     どしゃぶりの箱根峠や男郎花         栗田せつ子


     野の花にひときは高し女郎花         磯田なつえ


     男郎花将門果てしかくれ岩          斎藤八千代


     放鶏の四五羽が庭に女郎花          武藤光晴


     女郎花揺れ合ふ霧の船つき場         岩城のり子


     業平の寺に一叢男郎花            長崎眞由美


     をみなへし押花にして旅終る         小澤明子


     日の斑揺る養蜂箱や男郎花          八尋樹炎


     蛸壺に溢るるばかり女郎花          加藤雅子


     業平の寺に一叢男郎花            長崎眞由美



          

            男郎花(をとこへし)



     女郎花少しはなれて男郎花          星野立子


     昼闇にかたまりやすく女郎花         宇多喜代子


     いつよりの平家贔屓ぞ女郎花         荒井書子


     患者らの朝は声高女郎花           石田波郷


     女郎花男郎花ここ地獄谷           熊谷愛子


     みちのくの山に姫神山女郎花         山口青邨


     手折らむに根こそぎ抜けて女郎花       辻 桃子



          

           また五たびのコロナまん延です 
        ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
        密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
        もう少しの我慢です
コメント
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