むかご・零余子・むかご飯
名月を三日のあとのぬかご飯 細見綾子
ふだん着の師より給はる零余子飯 栗田やすし
朽葉ごと袋にもらふ零余子かな 河原地英武
大かたは取りこぼしたる零余子かな 菊山静枝
漱石の旧居の裏やむかご生る 服部達哉
山城の堀切り跡や零余子蔓 山本悦子
初むかご供へて句碑に語りかく 倉田信子
零余子蔓手繰りて夕日こぼしけり 上田博子
師の忌日こぼさぬやうに零余子摘む 長江克江
看取り来て一人の夕餉零余子飯 牧 啓子
零余子蔓絡む陣馬の馬防柵 服部鏡子
父のこと母と語るや零余子飯 辻江けい

四十雀むかごがひとつこぼれけり 加藤秋邨
零余子飯出てより話弾みけり 平田マサ子
露膨れむすびこぼるゝ零余子かな 阿波野青畝
さびしさに零余子飯炊く山家妻 山口青邨
つま楊枝さしてむかごの配らるる 稲畑汀子
四阿にとりためありし零余子かな 富安風生
老僧のもてなし嬉し零余子飯 真柄 嘉子

ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
もう少しの我慢です
名月を三日のあとのぬかご飯 細見綾子
ふだん着の師より給はる零余子飯 栗田やすし
朽葉ごと袋にもらふ零余子かな 河原地英武
大かたは取りこぼしたる零余子かな 菊山静枝
漱石の旧居の裏やむかご生る 服部達哉
山城の堀切り跡や零余子蔓 山本悦子
初むかご供へて句碑に語りかく 倉田信子
零余子蔓手繰りて夕日こぼしけり 上田博子
師の忌日こぼさぬやうに零余子摘む 長江克江
看取り来て一人の夕餉零余子飯 牧 啓子
零余子蔓絡む陣馬の馬防柵 服部鏡子
父のこと母と語るや零余子飯 辻江けい

四十雀むかごがひとつこぼれけり 加藤秋邨
零余子飯出てより話弾みけり 平田マサ子
露膨れむすびこぼるゝ零余子かな 阿波野青畝
さびしさに零余子飯炊く山家妻 山口青邨
つま楊枝さしてむかごの配らるる 稲畑汀子
四阿にとりためありし零余子かな 富安風生
老僧のもてなし嬉し零余子飯 真柄 嘉子

ご自分と大切なご家族を守るために三密を忘れなく
密閉、密集、密接を避けましょう手洗い、うがい、マスクの着用 を日常に
もう少しの我慢です