KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

7年先までの道のりが見えた(?)朝

2013-09-08 18:18:32 | 日記・エッセイ・コラム

 2020年のオリンピック開催都市が、みごと東京に決まりました。長年の夢がいよいよ実現へむけて動き始めたということで、まずは良かったと思います。

Img_24581

↑これは昨年末の都電イベントでもらった、五輪招致キャンペーン促進用のグッズ。

Img_24602

↑その時つくった花電車

 

 開催都市の決定は、早朝(現地では夜)決まったそうだが、ぼくはそれまでの疲れもあって眠りこけ(結果ひさびさに10時くらいまで寝てたなぁ・・・)、よろよろ起きてからようやく決まったことを知ったのだが、TVはまだ、ほぼどの局もオリンピック決定の興奮さめやらぬ状況を流し続けていたように思う。

 今これを書いているのは、午後6時。ニュースでは各地で開催決定を祝うイベントアシカにくすだま割らせたり、五輪カラーのアイスクリームを販売したり。

 

 東電・福島第1原発の汚染水問題が1週間ほど前に浮上したが、昨夜の最終プレゼンでもその問題が取り上げられ、それについては総理大臣自らが答弁した。国際社会が、いかにその問題に注視してきたかがわかる。決まったからといって、問題が解決したわけではなく、ここからどうやって収束できるかにかかっている、ということも、ここで書き留めておく。

今回は総理の口から一応その説明があったことと、「もともとの」治安のよさ、経済性の高さ、日本人特有の人柄の良さ(?)、が評価され、さらに滝川クリステルさんが、フランス語で日本人の心にある「おもてなし」を紹介したことが個人的には勝因だったのかな、と勝手に思っている。

 

 それにしても、TV見ると、それまで(開催が)怪しいんじゃないかとか、オリンピックよりもやるべきことがあると言って招致そのものに反対していた人たちが一斉に姿を消したように思う。本当は声に出しているのだろうが、開催への雰囲気に水を差すことを恐れ、(メディアが)出さなくなったのかもしれない。現に、yahooニュースで検索すると、反対している人たちのコメントもいくつか載っている。 

 そう考えると、プレゼン時のCGで見せた、あの美しい都市をどう、この短い期間で実現させるか、そして今抱えている問題を解決できるのか。7年って早いよ。見守るだけでなく、ときには一緒に考え、協力できるところでは協力してあげたらと、考えてってもいいんじゃないのかな。

 

 ・・・と、ここまで書いてて思ったことだが、

今は開催決定のお祭りムード一色だけど、明日になったらまた原発や放射能問題が

ぶり返してだれかが「やっぱりオリンピックやめるべきだった」なんて言い出し、

その流れにわけもわからず国民がみんな乗っかってしまったら・・・・?

・・・ありえないだろうが、起きるはずないことが起きるのが、今のこの国だから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする