Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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明日からホビーフォーラムですね

2012-11-10 11:16:06 | Wolf-Ford WR5 1978
明日は11月11日で全国のモデラーの皆さんは最後の詰めが忙しいのではないかと思います。
また関係者の方は会場の準備に追われていらっしゃるのかな~!
私は今この時間島根で仕事をしていると言う事は今年も行けないという事ですね。
何年か前に伺った事が有りますが素晴らしい作品が沢山並んでいて参考になる事が沢山有りましたね。
どうしても見方がどうやって作っているのか・・・と言う事に片寄りがちでは有りますが・・・ある程度それはしょうがない事なのかな~職業病みたいな物かもしれませんね(笑)
参加、見学の皆さんはせっかくですから十分に楽しんで頂きたいですね。

さて今日も制作開始です。
WR-5はもう少しで塗装に入る事が出来そうです。
WR-5はコクピット部分のカウルが脱着出来ますからその模型の場合でもそのサイドに取り付けられるオイルラインは何らかの方法で固定しておかなければなりません、実車でも何か白いタイラップの様な物を使って固定している様にも見えて来ます。
さすがに模型にタイラップという訳にいかないのでカウル上面に0.4mmの穴を開けてここに金具を差し込んで固定しようと考えています。

金具は0.3mmの真鍮線を幅が広くなり過ぎない範囲でロールで潰した物を折り曲げております。
またボディ側の穴は0.4mmですから0.3mmの線を潰せば0.4mmの穴に入り難くなりますから差し込み部分は幅を狭くする方向に時計ヤットコを使って潰してやります。
画像は見難いですから
よく目を凝らしてご覧下さい。

先ほど作った金具を切ってオイルホースを固定してみました。
この金具はJ型をしておりますのでボディ側の穴は1個だけボディ側にも余り飛び出さない様に配慮しております。
普通は割ピン状にしてホースを固定されるかと思いますが割ピン状にするとホース自体がボディから僅かに離れてしまいホースが浮いて見えてしまいますのでこんな形状に致しました・・・。
なかなか良い感じではないでしょうか!?

反対側も・・・
写真が2枚ですが本当は時間は同じ程かかります(笑)


次はフロントのオイルクーラーの前に付くメッシュの取り付けについて考えてみます。
実車ではボディ面の上にオーバーラップして付いているかもしれませんが1/43の場合は縁付きのメッシュをそんなに薄く作る事が出来ませんから取り付け部分はボディ面から少し段を付けて下げておく必要が有ります。
メタル製のボディの穴のまわりをノミで掘ります。
先日メンテナンスをして頂いたのみがここで本領発揮致します(笑)
穴のまわりを掘る様な場合片側はメタルが無いですよね~こんな場合に斜めに研がれていると曲がってしまうんです。
手向きの事も有りますが・・・奇麗にメンテナンスされたノミは硬めのメタルでもスッキリと削る事が出来ます。

ついでに入り角の部分を0.2mmのノミで浅い溝を掘っておきますと塗料が溜まるのを防ぐ事が出来ます。
まあ塗りにも十分に気をつけないと塗料が溜まってしまいますが・・・。
この部分に塗料を付けたくない場合は1度目のウレタンクリアー時にマスキングをしておくと良いですね。