Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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WR-5はどうなっている!?

2012-11-26 18:13:34 | Wolf-Ford WR5 1978
WR-5は最近出て来ないのでご依頼者のO様は少しご心配かもしれません(でもご安心ください!)
先ほども理由を書きましたが1/43と言えどもF-1マシンの部品点数は結構多いのです、ましてアセトンで分解してからですと乾燥機が一杯になってしまう事も有ります。
只今LF-Aが乾燥機の中で住んでいますのでこれを早く済ませなければ塗装に入る事が出来ません。

アセトンで分解された部品はこんな感じになっています。
分解した部品を確認しながらハンダ付けを進めたり、追加!?お申し出の有った部分を加工したりしております。
まだラジエターの部分は少し仮組が残っていますのでこれも行なわなければなりませんね。
それと残念ながらアセトンの中の水分にアルミの部品が侵された物がいくつか有りましたのでこれも作れる物は今の時点でもう一度作っておきましょう。
まあそうこうしているうちに乾燥機も空きますからそうなったら進める事が出来そうです。


この画像も数日前の画像ですので悪しからずご了承下さい(笑)

いくつかの作品を並行して制作していると・・・こんな事になってしまいますね

2012-11-26 17:50:15 | Bluebird 1933
と言っても悪い事じゃないのですが、只今塗裝ブースがLF-Aの部品でいっぱいになっておりましてWR-5を塗装する事が出来ません、まあもう少し準備も必要なんですが準備が終わるまでにLF-Aの方も進めておかないと乾燥機が空かないですね。
なのでLF-Aをついつい進めてしまう、するとブルーバードが進まないという・・・(笑)

そこで本日はブルーバードです。
フロントアクスルの前側のステーに付く共締めされるリングを作っています。
旋盤で大まかに削り出した後大きいアクスル側の物は8分割で


前側の固定用の物は4分割で作っております。
穴は真鍮線を後で植え込みますので0.5mmの穴になります。
深さは2.2mmですので一度にその深さに穴を開けないで3回に分けて切削油を付けながら穴を開けてゆきます。


突っ切りバイトは刃の幅が0.6mmですから製品が0.5mmの厚みが欲しいので1枚切り出すごとに1.1mm必要になりますね。
2枚欲しいから深さ2.2mmの穴を開けた訳です。
まあ最低1.8mm程有れば良い理屈ですがそこはマージンを取って2.2mmの深さとした訳ですね。
画像は突っ切りでバイトで切り落としている所です。

取り付けて見るとこんな感じ・・・

大きな物が2枚、小さな物が2枚の4枚ですがこれを作るのにかかる時間は・・・口では言えない程かかってしまう事も有ります・・・理由ですか?
それは最後の方で割り出し円テーブルの回す数を間違えたからです。
最初から作り直しになってしまった・・・(苦笑)

穴が空いた時点で0.5mmの穴をもう一度さらっておきまして真鍮線0.5mmを1本ずつ植えてハンダ付けします。
一度にハンダ付けをするのでは無く1本ずつハンダを付けてゆきます。
雑な作業をすると後始末にまた時間がかかるからですね。
急がば回れ!!と言う事です。

ボルトを植えるとやっと少し安心出来ます、部品の完成が近くなるからですね。

裏はペーパーで奇麗に擦り合わせをして平面を出しておきます、アルミ板に瞬間接着剤で固定しておいて表側のボルト表現の部分を全て同じ高さになる様に揃えて削りますとやっと部品の完成です。


そうそうこの後アセトンの中に浸けて掃除をしなければなりませんね。




2度目のパテを盛りました

2012-11-26 09:48:38 | LEXUS LF-A 1/18 No1
本日、第一弾の更新はまたもやLF-Aになります。
ウルフも進めておりますが塗装工程になるとどうしても画像の変化が少ないので・・・更新が苦しくなって来ます(笑)
まあ下地は大切なので丁寧に進めておきたいですね、今回はダークブルーになりますから余計にね。

ダッシュボードは削る盛るを繰り返しております。

一度サフも入れて全体の感じをつかみたいと思いまして・・・

ついでにメータークラスターも乗せてみますと・・・

でもまだまだ修正が必要ですね。
今日は雨ですゆっくりと修正が出来そうかな(笑)

話が前後しますがパテが硬化するまで他の部分も準備をしておきます。
ブレーキキャリパーはヘルメスオレンジという特注色になりますのでレクサスの文字を作っておかなければなりません。
しかも純正のキャリパー(模型の)はレクサスの文字がホワイトなんですが実車はブラックになっていますのでブラックで作ります。
キャリパーをスキャナーに無理矢理セットしてスキャン一発!
もう出来てしまいました(笑)
スペースの関係から随分画像を飛ばしています・・・

キャリパーの塗装の準備です。
この辺りがミニカーの良くない部分キャリパーはアップライトに接着してありましてどうしても外せないので切り取っています。
接着の事を考えればステーの部分のセンターに真鍮線でピンを立てておきます、このピンが塗装中には持ち手になります。
丁度良いでしょ!?でも奇麗に外れればそれが一番良いですよ。
実はミニカー改造の見えない敵はまだいます。
このキャリパーと言わず内装と言わずほぼ全ての部分に(シリコン系の)艶出し剤が塗りたくってあります。
この脱脂をするのが非常に大変です、ご多分に漏れずこのキャリパーも洗剤で水洗いをしてからケミカルで脱脂、それでもサフを弾いてしまいシンナーで落としてペーパー掛けてとフルコースを行なってやっと密着です。
オートアートさんこの艶出し剤を使って艶を出すのをやめませんか!?
いや、ぜひやめて下さい。梱包から出す時に落としそうになったのです・・・しかも塗装も大変(笑)

内装もこんなに弾きます。

これでも洗剤水洗い/ケミカル/シンナーまでは脱脂をしていますが凹んだ部分やつや消しの塗装は完全に脱脂をする事が出来ない・・・のです。

本日はブルーバード/ウルフWR-5編を夕方にもう一度アップ予定です。