Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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カウルの修正と透明部品のキャスティング

2019-09-17 23:59:00 | Ferrari 312T Monaco GP No.1
本日の山陰は時々雨がぱらつきましたが、道路が濡れるほどではなくなかなかいい天気でしたよ。
風も涼しく外での作業は楽になりましたがそれでも体を動かしますと汗が出ますね。
そんな中でしたが午前中はオクラとイチジクの収穫から始まりまして枯れたイチジクの伐採をしました
この作業はチェーンソーを使って作業しますがついでにイチジクやクルミの木や梅の木の枯れた部分も切って片付けておきました
イチジクの木は今年の猛暑の中カミキリムシの幼虫にやられたらしく木も古くなっていますから枯れてしまうこともあるわけです。
順次新しい木に更新していかなければなりませんので枯れた木はいつかは片付けなければならないと思っていましたが・・・涼しくなるまで手をつけられませんでした。
今年は元気の良いイチジクを取り木しまして増やしておきましょう。
この冬にはその取り木をした元気の良いイチジクの苗ができるはずです。
さて今日は午後から安来市文化協会の現代作家展の最終日で16時から片付けの予定だったのをまた忘れていました。
そしてお昼には少しいただきました(あまりにも暑いので)ので自転車で7kmの道を安来駅まで通いました・・・最近このパターンが多いですね。
忘れない様にしないといけないのですが・・・

そして夕方からは大学時代の同級生で池田荘に住んでいた人達と飲み会をしました
私は池田荘には住んでいなかったのですが関係者ということで・・・いつも呼んでいただきます(笑)
たまたま入学式の時に隣にいた吉田君と友達になりまして頻繁に池田荘に出入りしていたのです。今みたいに携帯を持っていなかったですから行ってみたら留守だった・・・などということもありましたね。
懐かしい顔ぶれが揃いました。
実はこの飲み会の時にもトラブルがありました
安来市文化協会の片付けで駅に行ったときには普通に電車が動いていましたが、隣町まで電車で行こうと6時前の電車の合わせて駅に行きましたらなんと信号故障で電車が止まっていました。
仕方がないので家内が隣町の松江市まで送ってくれて・・・帰りの電車もわからなかったので松江で映画を見て待っていてくれました。
先程帰宅してもう翌日になってしまいましたがこれから更新ということですね〜。

さて仕事は手短に・・・(爆)
ミッションを取り付けますとその上側にアッパーカウルが乗りましてその高さが決まります
そうしますとアッパーカウルのつじつまが合わないところが出てきます。
まずはカウル右側のエンジンサイドの部分ですねフロントからくる洋白のパネルと高さが食い違ってしまいます
アッパーカウルがもう少し低くないと段ができてしまいます
このパネルですが中央付近は一段高くなっていましてサイドカウルにつながる部分は一段低くなっていますがこの低くなっている部分がその前側の洋白板で作ったパネルと同じ高さになるのが正解なのですね。
この修正にはアッパーカウルの立ち上がりの部分を一旦糸鋸でカットしまして少し下に下げて高さを合わせました
カットした部分がわかりますでしょうか?

切っただけではどうにもならないので切って下げてからメタルをつかって切り目を埋めてゆきましょう
きちんとメタルを流しますとこのように埋めた部分は丸みを帯びた形状になります
ゴツゴツしているような場合は綺麗に流れていませんので後々問題が起こります
しかもこの部分は薄い部分もありますからぼやぼやしていますととかして大きな穴が開いてしまうこともありますからね・・・私も1箇所やっちゃいましたが(笑)
ハンダ付けをした部分の後ろ側はハンダの盛りがいいのはそのせいですね。
まあきちんと修正をしますと問題はおきませんから大丈夫です。

カットした部分を接続のためにハンダ付けをしましたが今度はその一段高くなった部分を一旦修正いたします
カットして下に少し曲げたので高くなった部分の高さガスこす不足するわけでしてね・・・
その部分に再びメタルを盛っています
マスキングテープで覆った部分は余計なハンダが流れないようにするためですメタル(ハンダも)汚れた面には流れない性質を理解しているのでこのやり方なのです。

盛った部分の後ろ側に黒い穴のような部分が見えますが・・・ここは穴ではなくてハンダゴテについていたゴミが焦げた物ですよ
決して穴ではありません(笑)

余計なハンダを削りました
まだ途中なんですが一応こんな感じになったということですね

次は反対側の後側に少し隙間の大きな部分がありました
ここは上下にも寸法が不足していますので裏側になる部分に真鍮線をハンダ付けしています
そしてこの真鍮線をガイドにしてメタルを盛って整えましょう

反対側も隙間の大きな部分は無くなりましたね
いくらきちんと作ってあってもキットを組み立ててゆきますとやっぱりつじつまが合わない部分は出てきますからね〜これはしょうがないです
問題はどうゆい方法で修正するのかということですね
修正方法の引き出しは多いほうが良いですね

リアサスペンションを仮組したいですが・・・
この貫通した洋白線をそのまま使いたいですね・・・
一応キットんメタル製のサスペンションアームを仮組していますが・・・
フロントは真鍮で作り直していますからリアも同様にしたいですよね〜

ドライブシャフトに今通している洋白線を使うのであればアップライトについているタイヤ支える部分を切り取ってその位置に穴を開けなければなりません
これが結構大変なんですよね
穴を開けるとどうしても位置がズレやすくなります
でもあえてカットしましょう・・・。

アップライトに穴を開けて洋白線のドライブシャフトを通して見ました
サスペンションのロアアームはまだそのままですが良い感じになってきました

ここでインダクションボックスやブレーキの冷却用のダクトなどの部品を透明レジンで複製してみました
これらの部品は実車ではFRPで出来ていまして半透明な部品になるのでメタル製の部品を透明レジンで複製してみたわけですね。

フロントホイールのセンターディスクのパーツもこのようにシリコンゴムが硬化しました
これなら良さそうな気がしますね

原型を抜いてみますとこんな感じです
問題は厚みが薄いので十分な強度が得られるのかが問題といったところですね


明日は312Tのロアアームの制作からですね。

ちなみに・・・現在18日の午前1時5分ですが、更新を始めた17日午後11時59分00秒で更新いたします