本日の山陰は天気が良くて過ごしやすかったですね。
朝は少し寒かったですが出勤する頃になりますと日向だとちょうど良い感じでしたね。
昨日だったかな・・・
当方の友人のUさんがちょっと修理をして欲しいと言う事でこれを持っていらっしゃいました。
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何が懐かしいかって?
12年前に私が作ったモデルなんですよね。
確かメイクアップ さんで5台限定のモデルでしたね。
ラベルの下側には・・・
当方への配慮でしょうか?
今流行の忖度?(笑)
確か名前は入れないと言われていた記憶がありますが・・・キッチリと入っています。
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なんでも少し前にオークションで購入されたらしいですが・・・届いてみますと破損していたと言う事でした。
この角度から見ますとなんら問題がないように見えますが・・・
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後ろから見ますとどうもクラッシュしたらしくリアサスペンションが無残な姿になっていました
この状態では右のサスペンションだけのようですね・・・
多分荷物が落ちたのかもしれません・・・衝撃を与えますと後ろ側は前側に比べて重いですからね被害が大きくなります。
もしもミニカーを止めているネジが緩んで回ったのであればタイヤがクリアーのカバーにあたりますから上に跳ね上がる様に壊れるのではなくタイヤが外れてしまうか前後方向に曲がります。
今と曲がる方向が90度違うわけですね。
恐らくミニカーの箱に上下方向に衝撃があってリアのタイヤが接地しなくなったののでミニカー自体が回ってしまってビスが緩んだと考えるのが自然ですね。
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ミニカーをベースから外してみました
・・・!?
何も変わった事がない?見えませんかね?
僕にはよく見えますね
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この写真で如何でしょうか?
12年間の埃が積もっていますね・・・
車の格好に埃が溜まっていますね
恐らく比較的最近まで大事にしていらっしゃったんでしょうね。
恐らく透明なカバーもそのままにかぶせたまま保管されていたのでしょう、本当に細かな埃だけが積もったのでしょう。
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この角度ならもっと良く見えますかね〜!?
微小なホコリはカバーをかけておいてもこのようになります
エキゾーストや冷却水のホースもそのままの形で埃が積もっていると言うことはクリアーのカバーは外さず保管されていたのでしょう。
もしカバーを外しておられたら風が吹きますのでこのような形には埃が積もりません、多分全体に万遍なくホコリがつくはずなんですよね。
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ちょっとだけ拡大してみます・・・あまりにも綺麗にホコリが積もっているじゃありませんか!?
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肝心の壊れた部分ですが・・・
タイヤが下から突き上げられてアップライトがロアアームから外れてしまっています
接着が外れちゃったんですね〜。
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よく見ますと左側のロアアームも接着が外れてロアアームの中央部分のミッションの下側との接着も外れています。
よっぽど衝撃が大きかったかもしれませんね。
でも、この程度で済んだのはミッションの下側についていたオイルクーラーが床に当たってそれ以上サスペンションを変形させることを防いだんじゃないかと思います。
オイルクーラーは床板に当たってしまっていましたからね。
でもエンジンのオイルパンとエンジン本体は極小ビスを使って2箇所ビス止めしていますね。
これなら強度は十分でしょう・・・当時も丁寧な作り方していますね(笑)
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よく見ますとサスペンションが上側に上がっているようでドライブシャフトが逆ハの字になっていますね。
こう言う場合基本はドライブシャフトは横に真っ直ぐになるのです。
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取り敢えずロアアームを一旦外してサスペンションの位置関係を一旦直しましてロアアームを接着します
普通の組み立て時には仮組み台で組み立てますのでこんなことはないのですが・・・
手で直して接着と言うのはなかなか大変なんですよね・・・調整がね。
ミニカーを裏返しにして接着しないといけませんので傷がつかないようにメガネ拭きの柔らかい布の上でひっくり返して仕事をしています。
他の部分に傷がついたり壊れたりしてはいけませんからね。
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元々の台に固定して修理完了ですね。
この通りリアのサスペンションはきちんと着地していますね。
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取り敢えず・・・台についたホコリはお客様がご覧になられるまでそのままにしておきましょう。
輸送中の保険の仕事になるかもしれませんので優先的に仕事を進めさせていただきました。
どの様なお話になるのかは当方の預かり知らないことですが放っておいて時間がかかりますと私の経験上良いお話になるとは思えないのです。
まあ今までいくつか保険の仕事で修理をさせて頂いていますから・・・間に入られる事務の方とかなかなか大変なんですよね。
朝は少し寒かったですが出勤する頃になりますと日向だとちょうど良い感じでしたね。
昨日だったかな・・・
当方の友人のUさんがちょっと修理をして欲しいと言う事でこれを持っていらっしゃいました。
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何が懐かしいかって?
12年前に私が作ったモデルなんですよね。
確かメイクアップ さんで5台限定のモデルでしたね。
ラベルの下側には・・・
当方への配慮でしょうか?
今流行の忖度?(笑)
確か名前は入れないと言われていた記憶がありますが・・・キッチリと入っています。
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なんでも少し前にオークションで購入されたらしいですが・・・届いてみますと破損していたと言う事でした。
この角度から見ますとなんら問題がないように見えますが・・・
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後ろから見ますとどうもクラッシュしたらしくリアサスペンションが無残な姿になっていました
この状態では右のサスペンションだけのようですね・・・
多分荷物が落ちたのかもしれません・・・衝撃を与えますと後ろ側は前側に比べて重いですからね被害が大きくなります。
もしもミニカーを止めているネジが緩んで回ったのであればタイヤがクリアーのカバーにあたりますから上に跳ね上がる様に壊れるのではなくタイヤが外れてしまうか前後方向に曲がります。
今と曲がる方向が90度違うわけですね。
恐らくミニカーの箱に上下方向に衝撃があってリアのタイヤが接地しなくなったののでミニカー自体が回ってしまってビスが緩んだと考えるのが自然ですね。
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ミニカーをベースから外してみました
・・・!?
何も変わった事がない?見えませんかね?
僕にはよく見えますね
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この写真で如何でしょうか?
12年間の埃が積もっていますね・・・
車の格好に埃が溜まっていますね
恐らく比較的最近まで大事にしていらっしゃったんでしょうね。
恐らく透明なカバーもそのままにかぶせたまま保管されていたのでしょう、本当に細かな埃だけが積もったのでしょう。
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この角度ならもっと良く見えますかね〜!?
微小なホコリはカバーをかけておいてもこのようになります
エキゾーストや冷却水のホースもそのままの形で埃が積もっていると言うことはクリアーのカバーは外さず保管されていたのでしょう。
もしカバーを外しておられたら風が吹きますのでこのような形には埃が積もりません、多分全体に万遍なくホコリがつくはずなんですよね。
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ちょっとだけ拡大してみます・・・あまりにも綺麗にホコリが積もっているじゃありませんか!?
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肝心の壊れた部分ですが・・・
タイヤが下から突き上げられてアップライトがロアアームから外れてしまっています
接着が外れちゃったんですね〜。
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よく見ますと左側のロアアームも接着が外れてロアアームの中央部分のミッションの下側との接着も外れています。
よっぽど衝撃が大きかったかもしれませんね。
でも、この程度で済んだのはミッションの下側についていたオイルクーラーが床に当たってそれ以上サスペンションを変形させることを防いだんじゃないかと思います。
オイルクーラーは床板に当たってしまっていましたからね。
でもエンジンのオイルパンとエンジン本体は極小ビスを使って2箇所ビス止めしていますね。
これなら強度は十分でしょう・・・当時も丁寧な作り方していますね(笑)
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よく見ますとサスペンションが上側に上がっているようでドライブシャフトが逆ハの字になっていますね。
こう言う場合基本はドライブシャフトは横に真っ直ぐになるのです。
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取り敢えずロアアームを一旦外してサスペンションの位置関係を一旦直しましてロアアームを接着します
普通の組み立て時には仮組み台で組み立てますのでこんなことはないのですが・・・
手で直して接着と言うのはなかなか大変なんですよね・・・調整がね。
ミニカーを裏返しにして接着しないといけませんので傷がつかないようにメガネ拭きの柔らかい布の上でひっくり返して仕事をしています。
他の部分に傷がついたり壊れたりしてはいけませんからね。
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元々の台に固定して修理完了ですね。
この通りリアのサスペンションはきちんと着地していますね。
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取り敢えず・・・台についたホコリはお客様がご覧になられるまでそのままにしておきましょう。
輸送中の保険の仕事になるかもしれませんので優先的に仕事を進めさせていただきました。
どの様なお話になるのかは当方の預かり知らないことですが放っておいて時間がかかりますと私の経験上良いお話になるとは思えないのです。
まあ今までいくつか保険の仕事で修理をさせて頂いていますから・・・間に入られる事務の方とかなかなか大変なんですよね。