Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Ferrari 156/85完成品が入荷致しました

2012-07-22 19:15:42 | その他
昨日、東京南青山のメイクアップが製造販売するアイドロンフォーミュラーシリーズの2作目であるFerrari156/85カナダGP M.アルボレートが入荷致しました。
この完成品は今年の静岡ホビーショーでサンプル品を拝見致しました。
意見を求められたのでカウル後部のスリットが沈み込んでいて印象が違う事などを話しておきました。
今回の完成品ではスリットの沈み込みなどはすっかり修正されていて値段に対して十分な内容となっておりました、さすがに自社工場をお持ちのメイクアップさんですね。



修正は迅速で確実な対応です、今までこの車の完成品はハンドビルドモデルしか入手不可能だった様に思いますがこれでハンドビルド程のお金をつぎ込まなくても素晴らしい完成品を所有する事が出来る様になったのは有り難い事ですね。
もちろん経済的に余裕の有る方はより素晴らしいハンドメイドモデルをお好きな作家さんにご依頼になれば良いと思います。

本来なら新入荷商品の部分に掲載するべき物ですが店頭にはもうこの1個しかなくなってしまいましたので敢えてブログのみでのご紹介と致しました。
山陰地区で実物を見てから購入しようと思われる方が有りましたらお早めにご来店ください~!
もちろん冷やかし歓迎です(笑)

メイクアップではHPの他に情報ブログが有ります、意外と知られていないのが下側の開発スタッフ日誌でして制作に関してのより細かな部分や考え方など書かれていてお勧めです。
まあ騙されたと思ってブックマークをお勧め致します(笑)

メイクアップの情報ブログ(「EIDOLON」「VISION」 今後のリリースなど様々な情報をご覧頂けます)
http://blog.goo.ne.jp/makeup_eidolon

MAKE UP 開発スタッフ日誌(メイクアップ[EIDOLON・VISION] 開発スタッフによる製作日誌、日常を綴るブログです)
http://makeupseisaku.seesaa.net/

いよいよエンジン部品を作ってみました

2012-07-22 19:10:18 | Bluebird 1933
昨日だったでしょうか、エンジンのパーツのシリコン型を作る為に削った原型にシリコンゴムを流しました。
本日はもう十分の硬化していますので原型から外してキャスティングの準備を致します。
思った以上に奇麗に出来ています。
これなら何とかなるかも・・・。


早速レジンを手流ししてみました。


真空を使っていませんのでさすがに気泡が入りますね。
大きな気泡はポリパテで埋めてゆきますがこんな場合は流動性の有る柔らかいポリパテが使い易いのでポリパテにFRPの樹脂を混ぜて使います。
硬化剤はポリパテの物をそのまま使えば良いので柔らかいパテが欲しい場合はこんな感じで使ってみると良いでしょう。

サフを研いでおります

2012-07-22 18:38:21 | Heinkelキャビンクルーザー
ハインケルはボディにサフを塗りましたので次の作業はそのサフを研いでボディ面を滑らかに仕上げる事になります。
メタル地ではいくら気をつけていてもその面はまだぎこちない部分も散見されます。
サフを塗る事でその面の具合を見やすくして研ぎがしやすい様に致しますし、僅かな傷ならサフで埋まってしまいます。
と言っても最初の研ぎでは面を奇麗に出す事を優先して研いでゆきます。


大きめの傷や少しの凹みにはポリパテを塗ります。
この時点で大きくパテを盛る事は有りませんが凹みが見つかってメタルを盛るまででは無い場合にはポリパテで処理しております。
もっともこの時点でメタルを盛らないといけない様な凹みは存在する事自体おかしいですが・・・。
メタルを盛って整形した具合を見る場合は有ります、その場合には後でシンナーに浸けて落としやすいラッカーサフを塗ってみる事が多いですね。
ウレタンサフを使うと再度加工を行なう場合にサフを剥がし難くなりますからね~。


フロントのドアにも意外な事に微妙な凹凸が見えますね・・・十分見たつもりだったのに。
サフを塗ると本当に面がよく見えて来ますね。


もう一度サフを入れて確認致します。
そうそう、今回は凹凸の他に窓のウェザーストリップの高さも低めになる様に削りました。
これは最終的にフラットブラックになるのですが余り凹凸が付き過ぎていると目立ち過ぎになる可能性が有るからでしてキットのままでは絶対に違和感が有るだろうと判断致しました。これで違和感が出るようならマットブラックではなくて少しグレーに振った方が良いのかもしれませんね。



ついに完成致しました・・・まだ原型ですが・・・。

2012-07-21 12:00:16 | Bluebird 1933
MDX-40(別名バイト君)にレジンの塊を削らせていましたが何日もかかった切削がついに完成致しました。
削った物を加工して部品にしても良いのですがこのままこれを使ってしまうと失敗した時や予備のエンジンを作りたい場合に作れなくなってしまいます。
作った原型のまわりに囲いを作ってこれにシリコンを流せば複製を作る事が出来ます。
こうすれば必要な時に必要なだけエンジン部品を作る事が出来ますね、組み立てるまでにはまだ修正をしなければなりませんからこれは大切な事ですね。


早速シリコンを流しました。
当然ですが真空注型装置を使って気泡の入らない様にしなければなりません・・・。
形としては単純なので流しただけでもそう問題を起こす事はないかもしれませんが不確定要素を如何に取り除くのかはプロの仕事としては大切な事なので・・・。

MDX-40大活躍!?(笑)

2012-07-20 13:06:54 | Bluebird 1933
MDX-40はこの頃ずっと残業をしていまして買ってからこんなに残業が続いた事はなかったかもしれません。
まあこれには理由がありまして自宅の作業場では隣が寝室だったのでMDX-40が残業をしていると音が気になって寝る事が出来ません(笑)
ここでは誰も住んでいませんので警備保障のセンサーに引っかからない様にしておけば残業は難しくないのです。

さて下の画像は1.0mmのスクエアビットで等高線切削を完了した時の物です、もうかなり良い感じになっていますね。


次は0.5mmのスクエアーで切削致します。
細かな部分がよりシャープになってきます。


旋盤を手入れしました。
これから当分の間ブルーバードの部品を作る為に旋盤に活躍頂かないといけませんたまには手入れも必要ですね。
ついでに自動送り装置を付けてみました。
自動送り装置についてはこの旋盤を買った時に一緒に購入してありましたが、これまで取り付けていなかったのです。
まあ無くてもいけるのですが有った方が楽ですね。
ギアを変えればネジも切る事が出来る優れものです。
まあ使いこなせればという事ですが・・・。