Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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一難去ってまた一難です(笑)

2022-08-21 20:44:04 | ミニカー修理

本日の山陰は朝方まで雨が降っていた・・・らしいのですが朝は曇りでした。
午後からは晴れてきまして風も適度で30度くらいの気温でしたかね・・・。
まあこれくらいなら過ごしやすい方と言えますでしょう。

一昨日でしたか・・・メイクアップさんから新しいミニカーが届きました。
ランボルギーニカウンタックのプロトタイプですね。
このミニカーがまたなかなか格好がいいのです、ノーマルのLP400と並べてやりたいですね。

形状はほとんど同じように見えますが実は全く違うはずでして・・・こちらの方がすっきりとしているのは余計なダクト等がないせいでしょうか?
ワイパーがないのも理由の一つでしょうかね・・・
わかりやすい大きな違いはこちらでしょうかね・・・!?
何とエンジンフードの部分ですが一部メッシュになっておりましてエンジンがうっすら見えるようになっています。
L P400ではこの部分は雨が入らないようにコの字型の黒いパネルになっておりまして雨がエンジンにかからないようになっています。
プロトタイプでは雨の心配はしなくても良いのでしょう(笑)

そして・・・貸し出しに出ていたこのランボルギーニも帰ってきました。
前回ブログに写真を出したらお客様からご連絡をおただきまして嫁ぎ先が決まっていたのです。

早速加工をしまして・・・明日はまた旅に出ます。

今日の本業はレクサスのワイパーの複製からですね。
何でもお客様は同じシリーズの仕様違いのレクサスをお持ちのようでしてその中にはワイパーの無い物があるんでそれを直したいらしいのです。
ついでなのでこのミニカーのワイパーを複製して欲しいと言うことでした。
昨日ワイパーを外しまして・・・今日はまず湯口をつけます。
使ったのは1.0mmのプラスチックの角線です。
取り付け用のピンの部分に瞬間接着剤で取り付けました。

続いてプラ板の上にこの状態で瞬間接着剤を使って固定しました。

ついでにヒノサムライのタイヤの原型もこのように固定します。
リアタイヤですが予定していたリアタイヤですがフロント用よりも少し大きめのタイプですがリアカウルの内側に当たってしまいかなり内側に入ってしまうことがわかりましたのでフロント用と同じものをリアにも使います。
探してみましたが数が足らなかったので作ります。
こんなこともあろうかと原型は大切に保管しております。

シリコンを流してみました・・・
こんな事は一緒にできれば一緒に済ませた方が良いですよね。

これでシリコンが硬化するまでは触れませんので・・・レクサスを送り返す準備をします。

レクサスはこんなケースの中にクッションを入れられて送られてきました・・・多分お客様が買われた時にもこの姿だったのでは無いかと思います。
普通ならシャーシは床板にビス止めされていると思いますが・・・それは穴がないのでされていなかったと思う。
私のところに来た時にはリアウイングがもう折れてしまっていましたから十分な大きさと思っていましたがリアウイングを直した後でケースに収めますと・・・違和感がありませんか?

何とリアウイングとケースのカバーのクリアランスはたったのこれだけしか無いのです。
1〜2mm有るかな〜!?

同じ状態で(前後方向にはミニカーを動かさない状態という事です)前側もたったのこれだけ・・・。
こんな状態で床にも固定せずパッキンは入れてもね・・・動きますからね・・・発送するのは無理というものです。

リアウイングのステーが折れたのもこのせいですね。
屋根の傷はクリアーカバーの中央の裏側に樹脂を注入した部分がバリのように残っている部分がありましてひっくり返ってこの凸部分にゴリゴリ押し付けられた傷だったんですね。
なので一定の部分(ボディが左右の壁に当たるので中央部分しか傷がなかった)しか傷になっていなかったのです。
今回返送時には床に穴をあけてビス止めして固定して送りますと言いましたがこのクリアランスでは流石にダメです。
仮に固定しても振動で前後ともに干渉してしまうでしょう。

倉庫を探したら某ショップさんの1/18を入れる厚紙の箱(かなり丈夫です)がありましたのでそれに固定して送ります。
車体を固定するに当たってスペーサーを作りました。
できるだけ広い面で力を受けたいのでABS樹脂のスペーサーです。

厚紙の箱に穴をあけてビス止めしました。
これで大丈夫かな??

実際にお送りするのはワイパーの複製が完成してからになりますのでもう数日先になります。
発送前にはまたもう一度確認作業は必要になります。

上手くいくと良いですね。

 

さて本日の残業物件です。
少し前にパテを盛った部分はザックリと磨きまして余分なパテを落としました。
続いてコンソールとダッシュボードを接着してパテで埋めました。
実車のこの部分には隙間がないのです。
パテをつければ硬化するまで触れませんからね・・・
ちょとだけ残業しました。

もう一つの残業物件です。
現在見積もり中です。
1/43のインプレッサ2個使って4ドアのRAに仕立てて欲しいらしいです。
昨日質問とお願い事項をメールしたんですが・・・まだ返事が戻ってこないので少し待ちましょう。

明日は何を進めましょう・・・ワイパーのパーツはキャスト出来るはずなんですが・・・メインは順番的にはヒノサムライですよね。
まあ本業は何をやっても楽しいですから・・・。


レクサスの修理完了です

2022-08-20 20:20:36 | ミニカー修理

本日の山陰は早朝には雨が降っていましたが午前中は曇り、午後から雨だったです。
夕方の雨は結構強く降りましてまた前の道路が少し冠水しました。
良かったのは午前中に雨が止んでいましたので長靴を履いてオクラの収穫です。
トマトは先日の雨で水分が多くなったのか割れてしまい食用には適さないものが多かったですね。

昨日から花オクラの花が咲き始めました。
やっとランチに使える様になりました(笑)

今日の本業は昨日に続きレクサスの修理です。
昨日は一番気を使うルーフのマーキングを直しましたので少し気が楽になりました(笑)
ボディの塗装を伴う修理は色合わせとかでかなり気を使いますからね〜。
それに元々の表現の方法をよく考えて行わないと上手くいかないことがある・・・または余計に症状を悪化させてしまう恐れもありまして弁償問題にもなりかねません・・・そんなハイリスクな仕事なのです。
まあぼやきはこの辺りにしておきまして・・・(笑)

今日はリアスポイラーのステーの修理からですね。
リアスポイラーはリアウイングを上から吊り下げるタイプのものでして・・・多分輸送中にひっくり返って自重で折れてしまったと考えられます・・・ルーフの上に傷が付いてしまったのもアンテナが折れてしまったのもこの時だったのではないでしょうか?
2枚のステーが両方共に折れています。

お話は前後してしまいますが・・・
このステーですが・・・取り外すのには車体を分解しないとダメでした。
トランクの部分にはスリット状の穴が空いていまして差し込んで接着ならこのスリットではなくただの四角い穴でいいはずなのです。
何か変だな〜と思いながらステーを押したり引っ張ってみましたが外れません(笑)

こんな感じで裏からビス止めになっていたのでした・・・
無理しないで良かったです(笑)

壊してしまったら何のための修理かわからなくなってしまいます。

で・・・お話が元に戻ります。
ステーの折れている部分に0.5mmの穴をあけましていつものように補強のピンを植え込みます。
この2本のステーにリアウイングがぶら下がっておりますから補強をしておかないと輸送中にまた壊れてしまうかもしれませんからね〜。

接着して整形します。
まさかこのままって事はありませんよ(笑)
このままでは接着部分が見えてしまいますしステーにはカーボンデカールが貼られていますのでそれも修復します。


接着した部分にペーパーをかけて綺麗に整形します。
そしてサフを塗ってからグロスブラックで塗装です。
真っ黒なので・・・よく見えませんが・・・下の写真は塗装した後です。

続いてカーボンデカールを貼ります。
このミニカーはオリジナルではステーの厚みの部分には貼られていませんが・・・ここにも貼らないと見た目が良くないので厚みの部分にも貼っておきました。

ウレタンクリアーでカーボンデカールをコーティングしてから中研ぎを入れています。
写真が暗いので見えにくいですが少し白っぽい部分はペーパーが当たっている部分です。
あまり削りすぎますとデカールまで削ってしまいそうでちょっと怖いですね(笑)

半艶クリアーで仕上げました。
光の向きが良くなくて見えにくいですが・・・これでステーの修理は完了です。
もうステーが折れてしまった痕跡は全くありません。

続いてウイングです。
このウイングもミニカーがひっくり返った時にステーに斜めに押し付けられたらしくウイングの前の角のカーボンデカールが2ヶ所はげています。
ステーの取り付け穴に対して左右とも同じような位置関係なので多分ステーが当たったのではないかと思われます。
ここまで直しますとお客様のご負担も大きくなりますので・・・

と言ってもそのままお返しするのもどうかと思いますので・・・
前の縁に似たような色のカーボンデカールを貼っておきましょう。
傷の部分だけ貼りますと不自然なので前の厚みの部分を右端から左端まで貼っておきます。
実車でもこの部分だけ補強されていることもありますから不自然には見えないはずです。

ウイングもプラスチックのケースの中で踊ったんでしょうね〜
翼端板の角の部分がチップしています。
塗料は調色したのでタッチアップをしておきます。

ついでにリアウイングの「ワンモア・・・」のモの部分もデカールがチップしていました、多分これもウイングステーが上から押さえつけたので剥げてしまった様に見えますね。
組み立て後に見えそうなのでこちらもタッチアップしておきます。

続いてドアミラーです完全に折れてしまった左側はピンを植えて接着します。
この部分はウイングのステーと同じ考え方ですね。

右側は完全に折れてはいませんでしたが一旦外して同様にピンを植えておきます。
ミラーの角の部分には壊れた時にチップしたのではないかと思われる傷があちこちに入っています。

ドアミラーを取り付けてからタッチアップしておきます

これで見た限りは壊れたことはわからないと思います

これでほとんど元に戻りましたね。
・・・と言ってもまだリアウイングはついておりません。

リアウイングを取り付けるにはちょっと工夫が必要なのです。
接着剤が硬化するまで仮固定が難しいのです。
今回はこんな感じで仮固定しました。

次はなくなってしまったアンテナです
ミニカーの写真を調べますと1/18は金属色のアンテナが付いている様なのです。
1/43でも販売されている様でしてそちらはブラックかな?
まあ写真での判断なのでアンテナのバックの色で変わってきます、もしブラックならお客さまにブラックで塗っていただきましょう。
この0.4mmのアンテナなら筆塗りしても大丈夫と思います。
とりあえずアンテナは磨いて取り付けておきましょう。

これで一応修理は完成ですね。
やはり想像した通り時間がかかりましたね。

上から見ますとこんな感じです
そうそう!!
ワイパーはお客様からのご希望で複製品をご希望なので取り外しています。

複製作業は明日の作業ですね。
あ〜、なかなか終わりませんね。


今日の修理は・・・肩が凝ります(笑)

2022-08-19 21:33:12 | ミニカー修理

本日の山陰は天気は良かったですが、気温は低めだったかも知れません。
と言うのも、朝5時ごろに1度目が覚めるのですが今日は寒くて目が覚めたのです・・・。
数日前までは暑くて目が覚めていたのにね。

エアコンを切って窓を開けますと過ごしやすい風がありましてね・・・。

出勤してからもオクラは毎日の収穫物件ですからきちんと収穫します。
そしてついでに茄子を収穫しまして・・・
畑の草刈りも始めてしまいまして、畑側の草刈りを終了いたしました
まあ少しでも草刈りを進めておかないと来週はまた病院通いが待っています。

厨房係を無事に済ましてから本業を開始します。

今日は少し大変な修理を始めます。
これって結構大変なんですよね。

問題の場所はルーフの上の傷、リアスポイラーのステーの破損、左右のドアミラーの破損、アンテナの破損と・・・
盛りだくさんですね(笑)

傷の部分から修理します。

まずは黒い部分を筆でタッチアップです。
このFのマーキングの部分ですが一般的なデカールではなくタンポ印刷で作られている様なのです。
補修の場合、普通はエアブラシを使うと思われるかも知れませんが・・・この傷の部分は若干凹んでいます。
またエアブラシを使いますとマスキングが必要になりますがタンポ印刷の中にはマスキングテープで剥がれてしまうものもありまして・・・ベッタリとマスキングテープを貼ってしまうわけにもゆかないのです。
表面の凹凸による反射を考えなかったら・・・黒い部分は十分補修完了ですね。
もう傷はわからないのです。

つづいて補修しましたが・・・
どこを補修したのかわからないかもしれませんね。
上の写真と比較して頂くとよくわかるかもしれませんね。
上の写真ではFの部分に塗装の剥がれがあって白く縦に傷があるのがわかりますでしょうか?
それを補修してみました・・・。

下の写真ではほとんどわからないのではないかと思いますが・・・。

補修はエアブラシを使っていません。
と言うのもエアブラシで周囲を塗りますと元あった塗装に被ってしまう恐れがありまして被ってしまうとその周囲が濃くなってしまうのです。

タッチアップは細めの面相筆でポツポツと叩くように補修しました。

この「F」の部分はタンポ印刷でブラックの塗料を細かな点で濃淡を再現していますので普通通りにベタ〜っと塗ってしまいますと違和感が残るのです。
こんな場合はブラックではなくグレーの点で再現すると上手く補修できます。
それも少しづつ濃くしていってバランスを取る事が大事ですね。

続いてブルーの部分を補修します。
このブルーはガイヤノーツの何とかブルー(忘れました・・・笑)と少しホワイトを入れて調整しますとピッタリとしたカラーになりますね。
黒い部分に点々と白い部分があるのは表面の反射です。
実際に白い塗料が付いているわけではありません(笑)

表面はこのように凹凸があるのがわかりますよね(笑)
最初は気にしてはいけませんよ・・・

ここからはマスキングしてエアブラシでの塗装をします・・・
まずはマスキングです。
マスキングテープは長時間貼ったままにしない事とできるだけタンポ印刷の上には貼らないことが注意点ですね。
「F」の部分にまだ光った部分がありますから凹凸がついたままであることがご理解いただけますでしょうか?

エアブラシで1度目のラッカークリアーを塗りました。
一度に厚塗りをするのではなく薄らと何回か塗る・・・と言うのが失敗を防ぐコツです。

乾きますとまた凹凸が見えてきますので中研ぎをします。
2000番でサラッと表面と削る感じですね。

2度目のクリアーを塗ってからマスキングテープを剥がしたところが下の写真です。
いかがでしょうか?

もうほとんどわからなくなりました。
この場合クリアーの厚みをつけたくないので(元々がタンポ印刷ですから)ラッカークリアーを使っております。

明日はリアウイングとドアミラーとアンテナの修理をいたします。


ウレタンクリアーを塗りました・・・なぜか!?

2022-08-18 21:47:23 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰は久々によく晴れましてカ〜ッと暑く・・・しかし風がふくと結構涼しく・・・屋外では過ごしやすかったかも知れません。
今日はオクラ・トマト・茄子を収穫してから草を刈りました。
と言うのも、このところの雨と高温で草が伸びる伸びる・・・。
この1週間で荒地なのか畑なのかわからない状態になってしまいました。
下の写真は草刈り前ですね。

草刈り後は・・・あまり変化がないような気もしますが・・・刈った草は明日は明日は枯れて茶色になっていると・・・期待していますが(笑)

家内は畑が歩きやすくなったと言ってくれています(爆笑!)

この後、いつもの様に厨房係から本業に・・・

皆さんは「染み上がり」をご存じでしょうか?
染み上がりって言うのは例えばボディカラーをキャンディカラー(シルバーベースでクリアーカラーを塗る)で塗った後、上にデカールを貼ったりラッカー塗料を塗ったりした場合に時間の経過とともに下の色が滲み出てくることを言うのです。
特に上に塗ったり貼ったりしたものがホワイトの場合には出てくることが多いのです。

今回もボディカラーの上に直接デカールを貼ってクリアーコートをした場合に後日デカールがピンク色になってくることがあるのです。
これを防止するためにキャンディカラーを塗った後に一度ウレタンクリアーを塗ります。
昨日の写真でBBRのミニカーに白い文字のデカールが貼られていましたが染み上がりは無かったのですが、検証してみますとボディカラーの上にウレタンクリアーを塗ってからデカールを貼ってあるのです。
BBRの特徴としてウレタンクリアーのコートはしてない事が多いので下に塗られたウレタンクリアーで染み上がりが防がれている可能性があると判断して居ます。
なのでウレタンクリアーを薄くコートしておきました。

一応全部のクリアーレッドを塗った部品にウレタンクリアーをコーティングしておきました。
これなら多分大丈夫かと・・・

他のクレーン車やサムライも少しずつ進めて居ますが・・・
まだご報告できるほどではないので近いうちにまとめてご報告をさせていただきましょう。

 

明日は少し溜まってきた(見積もりを含めて4人の方にお待ちいただいています)修理をすすめます。
この頃、毎日2〜3通の修理の相談メールを頂いています。
なるべく早くご返事はさせていただいているつもりですが・・・、少しお時間をいただく場合もございますので悪しからずご了承ください。


塗装の続き

2022-08-17 20:36:04 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰は朝から・・・と言うか、昨夜からず〜っと雨が降っていましたね。
時々強くはなりますがそんなに気にならない程度です。
朝になってPCのスイッチを入れてトップページを出したら島根県安来市はレベル3の状況になっています。
このレベル3というのは「高齢者は避難する」なんですが・・・
とてもそんな雨には見えないのです。
まあ市内も広いですからもっと降っているところもあるのかも知れませんが、どうなんでしょうね!?
こんな避難情報を出されると「またいつものやつか・・・」と思ってしまう人もいるはずなんです。
逆に誰も避難しなくなってしまいそうで怖いですね。

本日は母を検査のために病院に連れて行きまして・・・作業時間が少ないのですが、一応更新しておきます。
残った時間でグロスブラックを塗りました。
なぜグロスブラックなのかと言いますと後でカーボンデカールを貼らなければならないものも多いからです。
フラットブラックやセミグロスブラックではデカールの密着が良くないのです。

部品点数は結構ありますし細かな物が多いのでやたらに時間がかかりますね。

そして残業タイムです。
先日から気になっていたシフトレバーの周囲を加工します。
コクピットの床の部品ですが後部のコンソールが一体に整形されていますのでシフトレバーのつく部分のスペースを確保するために削って穴を開けてしまいました。
このコクピットの大きさですが前後方向の寸法が短めに設計されている様なのでちょっと狭いのですが何とか違和感なく治る様にしたいですね。

切り取った部分に収まるようにセンターコンソールとダッシュボード一体の部品を少し延長します。
延長した長さは上の写真で切り取った寸法に合わせてあります。
シフトレバーがつくための凹みの部分が見えますか?
中央の四角い穴の中に黒い部分と白い部分がありますね。
黒い部分は元のコンソールで白い部分は延長した部分になります。
継ぎ目は塗装後にはシフトレバーの部品をつけますので見えなくなってしまいます。
シフトレバーの左側にまだ延長しないといけない部分が残っていました(笑)

そしてシフトレバーですが・・・
プラモデルのキットではシフトブーツは角型の蛇腹状のものがついていますが実車の写真を見ますとレザー製のものになっておりましたので周囲を削って丸みを持った形状に変更します。

シフトノブも少しガングリップタイプだったのでこれも削って丸めておきました。

一応きちんと付くかどうか確認をしておきましょう。
シフトレバーの倒れ具合が気になりますが・・・
シートの位置やステアリングの位置が決まったら角度を見て違和感があればシフトレバー取り付けを前後逆にするか接着面を削って調整しましょう。

最後にパテを盛っておきます。
パテは今夜一晩で完全に硬化すると思いますので段取り的にはちょうど良いのです。

明日から通常の営業に戻ります、また頑張らなければ・・・(笑)