踊る小児科医のblog

青森県八戸市 くば小児科クリニック 感染症 予防接種 禁煙 核燃・原発

科学的根拠に基づくがん予防8か条

2005年06月15日 | 禁煙・防煙
国立がん予防センターのホームページに科学的根拠に基づくがん予防が掲載されています。ここでは何度も喫煙とがんとの関連で紹介しているJPHC Study:厚生労働省「多目的コホートに基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究」の成果によるもので、わざわざ科学的根拠に基づく(Evidence-Based)と銘打っているのもそのためです。ここに掲載した図でもわかるとおり、がん予防のトップは全てを差し置いてまずタバコです。

8か条を引用すると以下の通りですが、私は1, 2, 5, 8 は○、3, 4, 7 は△~?(塩辛を週1回以内といわれても、その間に筋子も食べるし、食塩10g はキツイですよね)、6 に関しては従来は○だったものが学生時代の体重に戻って×(BMI<20)になってしまいました。もし私が若死にしたら、アイツは禁煙にあれほどうるさかったのに早死にしたじゃないかと非難されないように、あらかじめお断りしておきます。ちなみに、私の祖父はいずれも私が生まれる前に亡くなっているし、母も還暦前にがんで死んでるので、私も長生きは期待できないものと考えて折り返し点を過ぎた半生をどう生きるか考えているところです。

1. タバコを吸う人は禁煙。吸わない人も、他人のタバコの煙を可能な限り避ける。
2. 適度な飲酒。具体的には、日本酒換算で1日1合(ビールで大瓶1本)程度以内。飲まない人は無理に飲まない。
3. 野菜・果物を少なくとも一日400gとるようにする。例えば、野菜は毎食、果物は毎日。
4. 塩蔵食品・塩分の摂取は最小限。具体的には、食塩として1日10グラム未満、塩辛や練りウニなどの高塩分食品は、週に1回以内。
5. 定期的な運動の継続。例えば、ほぼ毎日合計60分程度の歩行などの適度な運動、週に1回程度は汗をかくような激しい運動。
6. 成人期での体重を維持(太り過ぎない、痩せ過ぎない)。具体的には、BMIで27を超さない、20を下回らない。
7. 熱い飲食物は最小限。例えば、熱い飲料は冷ましてから飲む。
8. 肝炎ウイルス感染の有無を知り、その治療(感染者)や予防(未感染者)の措置をとる。

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空気もおいしい青森のお店~禁煙・分煙の飲食店・施設

2005年06月14日 | 禁煙・防煙
空気もおいしい青森のお店~禁煙・分煙の飲食店・施設というブログを新たに開設しました。青森県タバコ問題懇談会のページの一部という扱いです。

これまで、空気の美味しい八戸のお店~八戸市および青森県内の禁煙・分煙施設情報というページを2002年4月に開設して、2004年12月まで八戸周辺を中心にして情報を集めてきましたが、更新が滞っていたのと、青森県タバコ問題懇談会の再結成と共に県単位で情報を集積できるデータベースの必要性を感じていました。新たにCGIやファイルメーカーによるデータベースをつくることも考えたのですが、一番簡単で柔軟に更新できるブログを使うことにしました。一覧性など難点もあるかとは思いますが、今後は飲食店や施設の情報についてはそちらに情報を集積していきたいと思います。

皆様からの情報提供もお願いしております。近日中にHP上から直接送信できるようにしますが、下記のフォーマットでメールを送っていただいても結構です。よろしくお願いします。

「空気もおいしい青森のお店」情報提供書
(青森県タバコ問題懇談会事務局 kinen-aomori@ahk.gr.jp 宛に)
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○ 店名・施設名:(チェーン店の場合は支店名まで)
○ 市町村:青森市、弘前市、八戸市、五所川原市、つがる市、黒石市、むつ市、十和田市、三沢市、○○町、○○村
○ 住所:(わかる範囲で)
○ 所在地:(わかる範囲で)「○○SC内」「○○駅前」などでも可
○ カテゴリー:飲食店/交通機関/ホテル・旅館/商業施設/スポーツ・レジャー施設/公共施設/学校・教育施設/医療・福祉施設/企業・一般施設/道路・祭り・観光地/情報・記事・投書
○ 禁煙・分煙度:敷地内禁煙/建物内禁煙/完全分煙/不完全分煙※
○ コメント:(できれば実際に利用して確認した情報を)
○ ホームページ:http://
○ 情報掲載記事:
○ 情報提供者:(非公開)
○ メールアドレス:(非公開)
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※情報掲載は、基本的に完全分煙までとし、不完全分煙の施設は改善の申し入れをする場合などを除けば掲載しません。

カテゴリーで分類が難しい場合は、事務局で判断します。駅や空港は交通機関に、イベントは祭り・観光地に分類しますが、各種施設主催のものはその施設に分類して下さい。そのほか不都合と考えられる場合には分類を変更することもあります。

名大関貴ノ花の命を奪ったタバコを憎む

2005年06月13日 | 禁煙・防煙
 元大関貴ノ花の二子山親方が、世界禁煙デーの前日である五月三十日に、五十五歳という若さで亡くなりました。
 抜群の足腰と相撲勘で将来を嘱望された貴ノ花ですが、残念ながら横綱に昇進することはありませんでした。千代の富士が大関になる前に、貴ノ花に「オレはタバコをやめられず、横綱になれなかった。お前はタバコをやめ、けいこに励み横綱になれ」と言われ、きっぱりとタバコをやめて大横綱への道を歩んだという話はよく知られています。
 死因である口腔底がんはタバコとの関係が強く、喫煙によって五~十倍もリスクが増大するのです。
 その貴ノ花の棺にタバコが入れられたと聞いて悲しくなりました。早すぎる死を招いた最大の原因であるタバコを入れるということは、銃で殺された人の棺に銃を入れるのにも等しい行為と言えるのではないでしょうか。
 タバコはがんの原因になるだけでなく、ニコチンが血管を収縮させて血流を減少させ、一酸化炭素は酸素に取って代わってヘモグロビンと結びついて体への酸素供給を減らします。その結果、喫煙者は非喫煙者に比べると運動能力が大幅に低下するのです。
 青森県タバコ問題懇談会では十八日に「脱タバコ元年・無煙社会を目指して」と題した講演会と取り組み報告を開催します。「スポーツとタバコ」も重要なテーマの一つであり、スポーツ指導者が正しい知識を身につけて、「タバコと無縁(無煙)」のスポーツ界が実現することを願って止みません。
(某地方紙に投稿)

関連ページ タバコをやめられず、横綱になれなかった(先代・貴ノ花)

聴診器もステレオで

2005年06月12日 | こども・小児科
聴診器考えてみればオーディオは40年以上前からステレオが当たり前になっていたのに、聴診器はモノラルのままでも、ほとんどの医師は疑問に思ったこともありませんでした。それは何故かというと、ステレオ聴診器を実際に耳にして使ったことがなかったからだと思います。

この違いを体験してしまえば、もう元のモノラルの世界には戻れません。このステレオ聴診器のことは、しばらく前からメーリングリストで紹介されて知ってはいたのですが、こんな小さなエリアでステレオにしてもそんなに違ってくるとは思えなかったし、2つに分けているためにかえって聴診性能自体が悪くなっていないかと懸念して購入する気になれなかったのです。それらは、いずれも先入観からくる全くの誤解であったことがわかりました。今回、やはりメーリングリスト上で聴診器の話題になったときに、このステレオ聴診器を強く勧めるコアなユーザーがいるのを知り、ホームページから販売元のメディカルテックに問い合わせて、試聴用の聴診器を貸してもらったことが購入の決め手になりました。

実際の使用感としては、心音の I音 II音の位置や質の違い、II音の分裂などが鮮明になっただけでなく、大した違いはないだろうと予想していた呼吸音が非常にリアルになり、奥行きのある、まるで「息づかいが聴こえてくるような」世界が両耳の間に広がったことが大きな驚きでした。また、聴診性能自体も良好で、従来使っていたL社のものより音も大きく聴こえます。小児用は軽量化されているので長時間の健診でも苦になりません。カラーバリエーションがあればもっと良いかとは思いますが、これからの普及次第でしょう。あえて言えば、イアーピースがソフトタイプに慣れた人には固くて耳に負担がかかるので、L社のようなソフトタイプが標準装備されることを望みたいと思います。(私はL社のものをはめ込んで使っています)

私は小児科医なのでとりあえず小児用1本で間に合いますが、年長児や大人用にもう1本揃えておきたいという気持ちが強くなっています。研修医時代からこれを使っていたらと考えると、ちょっと悔しい気持ちもあります。医学生から専門医まで、全ての人にお勧めできると思いますが、内心こういう良いものはあまり教えたくないというケチくさい根性もあったりします。(自分が教えてもらったことを棚に上げて)

興味のある方は、聴診器の選択(聴診器の広場)の仮想対談もご覧下さい。

白神山地のクマゲラ、絶滅の危機に

2005年06月11日 | NEWS / TOPICS
白神山地に生息する国の天然記念物クマゲラの調査で、今年は1羽も確認できなかったのだそうです。懐かしの2003年冬季アジア大会のマスコット・キャラクタである「ウィン太」がペンギンではなくクマゲラなのはご存じかと思いますが、残念ながら私は白神山地には行ったことがなく、もちろんクマゲラをみたこともありません。昨年出版された『北東北のクマゲラ』が絶滅へと向かっている本州のクマゲラを記録する貴重な資料になっているようです(本屋でも手にしたことがありませんでした)。その他に、下記のようなHPや記事が参考になるかと思いますが、危機危機と言われ続けても、「それでもまだ大丈夫だろう」とか「世界遺産になって開発から守られたから」などと他人事のように思っていたところに冷や水を浴びせられたような調査結果でした。下記記事で指摘されているような入山者・カメラマンの制限も必要なのでしょう。地球温暖化がこのまま進めば白神のブナ原生林が今世紀末、消滅の危機に陥るという予測も明らかになっています。クール・ビズは脱原発・核燃を進めるだけでなく、白神のクマゲラを守ることにも繋がるようです。

クマゲラの世界

いのちの森 みらいへ/白神山地世界遺産10年 -第1部・いま山では-
(1)クマゲラが消える日/繁殖脅かす入山者


危機の白神ブナ林を守ろう(2004年8月15日)

鰺ヶ沢スキー場周辺でクマゲラ生息痕を確認
「白神山地と津軽山地・八甲田山を結ぶ回廊としてこれ以上開発して森を分断すべきでない」


クマゲラ確認できず 青森側白神山地・研究会調査
 国の天然記念物クマゲラの生態を研究している「本州産クマゲラ研究会」(藤井忠志代表)が、今年5月の繁殖期に青森側の白神山地内にあるクマゲラ繁殖地を調査した結果、1羽も確認できなかった。研究会は1989年から調査しているが、白神山地内で繁殖期に姿を確認できなかったのは初めて。藤井代表は「クマゲラはいると思うが、絶滅の可能性がある」と危機感を強めている。
 クマゲラは北海道で約200羽生息。本州では青森県で8カ所、秋田県で1カ所の計9カ所で生息が確認された。このうち7カ所が白神山地に集中している。
 白神山地の生息ポイントでは、97年から2003年までは同一のつがいが毎年1―3羽、計14羽のひなを育てていた。しかし、雌がいなくなり、04年に確認されたのは雄と幼鳥1羽だけだった。
 今年の調査では、このポイントを含む生息可能性の高い白神山地内の3カ所と、秋田県森吉山の計4カ所を観察したが、森吉山で雄1羽を確認しただけで、白神山地では確認できなかった。
 藤井代表は「白神山地は20羽程度が生息可能。絶滅はしていないと思う」と言うが、「特定動物の保護地帯を設け、登山者などが立ち入るエリアと分けるべきだ。管理するレンジャーなどを配置しないと、クマゲラは絶滅するだろう」と警鐘を鳴らしている。(2005年06月10日金曜日)

ブログはそんなにクールだろうか

2005年06月10日 | NEWS / TOPICS
少し前に「総務省、2005年3月末のブログ利用者は約335万人、SNSは約111万人と分析」という数字が報道されていました。

ただし、複数のブログを掛け持つ利用者を考慮すると
純ブログ利用者数は約165万人となり、
少なくとも月に1度ブログを更新しているアクティブな利用者数は約95万人、
月に1 回以上ブログを閲覧している利用者は約1,651万人になるということです。
今後の予測値としては、
2007年3月末のブログ利用者は延べ人数で約782万人、
アクティブブログ利用者数は約296万人、
ブログ閲覧者数は約3,455万人に達すると予測しています。

一方、国内SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の参加者数は延べ約111万人で、
掛け持ち分を考慮した参加者数は約105万人、
月に1度はSNSを利用するアクティブ参加者数は約80万人だと推測しています。
今後の参加者数推移としては、
2007年3月末に延べで約1,042万人、
アクティブ参加者数は約751万人に達し、
企業や団体などの利用者が急増すると予測しています。

SNSの方は私もGREEやゆびとまなどに参加していますが全然利用できていないので、ここではブログだけで考えてみましょう。

従来のWEBページや掲示板もいろいろ使ってみた立場からすると、
確かに従来のWEBページに比べれば更新が楽だし、
掲示板に比べると一定のテーマに沿ったページが書けるという利点はあります。
ブログだと更新した情報を外に発信できるのも大きな利点で、
書いても誰にも気づかれないということはない。
トラックバックがその中でも新鮮な機能で、最初はTBされると嬉しかったのですが、
最近「無差別TB」(内容的にさほど関連がなくても同じキーワードが入っているところに多数TBを送っている)や、
「連続TB」(同じ話題や書き込みに対して連日のようにTBを送ってくる)といった、
アクセス数アップ狙い(?)のものも増えてきて、全部に対応できなくなってきています(スミマセン)。
ただし、TBは向こうもブログを開設していないとできないので匿名性は薄くなり、
一つ一つTBのURLを貼り付けなくてはいけないので、掲示板のアダルト迷惑書き込みのようなことにはならないとは思いますが、
今後特定サイトからのTBだけをブロックする機能は必要になってくるでしょう。(要望済み)

私自身はいろいろ探すのが面倒であまり自分から外にTBをしていないので、どうも世界の広がりに欠けるようです。しかし、個人ブログサイトが何百万もあって、誰がどうやって探してお互いに読んでいるのか(あるいは読まれていないのか)、不思議です。もちろん、この「くば小児科 blog」も含めてですが。

それはともかくとして、現行のブログにも良いことばかりではなく、
例えばこの goo blog で不満な点としては、
・柔軟な表示機能、たとえばトップページでは全文表示のモードであっても、検索をかけたり、カテゴリーや月で表示したときにはタイトルの一覧だけが表示されるよう選べる機能が欲しい。
・他のブログサイトにあるようなお気に入りのブログを登録して更新情報を表示すること。できればこれはISPを越えて実現して欲しい。
・画像のレイアウト機能。
・必要十分なシンプルかつ使いやすいスキンとそのカスタマイズ機能。
多分、まだ知らないブログの上手な使い方があるのだと思いますが、気にしないでおこう。

もう一つ心配なのは、記事にも書かれているように、これから無料ブログサイトの淘汰が始まるのではないかということ。
その際には、ブログを丸ごと移動できる機能がないと困ったことになるかもしれません。
(おそらくそのまま使いながら吸収合併される形になるとは思いますが)
昨年、楽天に見切りをつけてここ(goo)に移動したときには一つずつ貼り付けて日付を変更していったのですが、今でも乗り換えの際に上手いやり方があるのでしょうか。

ついでに言うと、
ブログ(blog=Weblogの略)という日本語があまり好きじゃないし、汚い。
若者言葉の必要のない(しかもヘンテコな)短縮の仕方。
これがクールなんだろうか?
ブログを使い始めてちょうど1年になりますが、このまま一生この形式のブログを書いているかと言われるとギモンもあります。

 →はじめてのウェブログ [weblog for beginners]

はしか撲滅 ワクチン打って麻疹を完封!

2005年06月09日 | こども・小児科
本日の千葉マリンスタジアム、巨人-ロッテ戦の中継をご覧下さい。最近ちょっと予防接種に関する啓蒙活動をサボっておりましたが、全国の小児科医の有志が千葉マリンスタジアムにこんな画期的な広告を出しました(私は残念ながら参加していませんがMLで情報を知りました)。情報・画像はCMの効果を高めるためにも積極的に広めて欲しいとのことでしたので、こちらにも転載させていただくことにしました。昨日はみんなサッカーをみていたかもしれませんが(私はタバコ問題の会議で見られなかった)、交流試合の巨人戦3連戦も今日までのはず。私は巨人ファンではありませんが、TV画面に映るかどうかチェックしてみたいと思います。どうして小児科医がこんなCMを出したりするのか、麻疹(はしか)がどんな病気で日本の現状はどうなのか、そして予防接種の重要性などについては少し前の院内報でも触れましたが、はしかワクチン打って、麻疹完封!(「まこと」のblog)に説明されていますのでご覧下さい。日本脳炎ワクチンの一次的な“中止”(本当は中止ではなく「積極的に勧奨することを中止する」なのですが)報道については、別に書き記したいと思います。

クイーンの“ビッグ・カムバック”と「大人のロック」

2005年06月08日 | ART / CULTURE
久しぶりに行った近所の本屋さんで目に着いた『大人のロック!』という雑誌を買ってしまいました。けど、今更なんだろなぁ~というのが正直な気持ちです。内容的には面白いのですが。。

目次から少し抜粋すると、
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特集1 クイーン・ジュエルズの原点~70年代の輝きを見つめ直す
昨年のベストアルバム『ジュエルズ』発売から始まったクイーンの“ビッグ・カムバック”はポール・ロジャースを迎えての再始動ツアー、そしてミュージカル『WE WILL ROCK YOU』開演で頂点を迎えた。世代を超え、人々はなぜクイーンに熱狂するのか。クイーンが最もクイーンらしく輝いていた70年代をもう一度見つめ直すことで21世紀の新生クイーンの本当の価値が見えてくる。
特集2 ビートルズ 1968 新たな挑戦
●レッド・ツェッペリンが飛翔し続ける理由
●コンサートレビュー
ボブ・ディラン in New York
クリーム in London
●山川健一のロック・デイズ「傑作『ベガーズ・バンケット』を探し回った頃」
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とまあこんな感じで、クイーン、ビートルズ、ツェッペリン、ディラン、クリーム、ストーンズ…確かに30年も前のこれらのスーパースターのCDは今でも時々聞いているし、70年代にティーンエイジャーだった私たちは紛れもなくオジンだ(彼らアーティストの方は紛れもなくジジイだ)。だから「大人のロック」という単語があってもおかしくないのだろうけど、よくみたら発行が日経BPだし。(^^;

と同時に、クイーンやツェッペリンは若いファンを獲得し続けていて、ビートルズは流行り廃りを越えて定番のクラシックになっているようだ。クイーンが再結成したということは小耳に挟んではいたが、ポール・ロジャースだとは思ってもみませんでした。

再始動するクイーンのメンバーからコメントが到着!でブライアンが「もう一度やるとは思ってもいなかった。誰かをフレディの代役に立てるという意見にはずっと反対だったからね。でもフレディの代わりを務めようなんてこれっぽっちも思っていない男に出会ったんだ。彼は彼だけの色を持った、フレディに似ても似つかない男だ」と言っているように、フレディの代役、まがい物ではないというところでクイーン・ファンにも受け入れられているのかもしれません。実際に見聞きしていないからわからないのですが、さいたまアリーナでの来日公演も決まったようですので興味のある方はどうぞ。情報はこちら(QUEEN + Paul Rodgers)から。

しかし、最近のクイーン・ファンが "I Was Born to Love You" が最高などと書いているのをみると、ちょいとばかし違うんでないのと言いたくなります(もちろん名曲の1つだし誰がどう感じようとそれはそれで正解なのですが)。当時、最初の3枚は遡って聴いたけどその後はほぼリアルタイムにクイーンのニューアルバムを聴き続け、武道館のライブも1回経験しているオールド・ファン(※)としては、やはり "QUEEN II" のB面を聴かずしてクイーンを語るなかれと言いたい。
(※例によって80年代には少し気持ちが離れていたのですが)

ついでに、
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『大人のロック!』第三号で誤りがありました。
●p.76のDURAN DURANとEHCO & THE BUNNYMENの写真に誤って異なるアーティスト(OASISとIAN BROWN)の写真が入ってしまいました。
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これは笑えるけどマズイんじゃないかなぁ。(^^;;

女性天皇問題:職業選択や恋愛・結婚の自由もないお姫さまたち

2005年06月07日 | NEWS / TOPICS
女性天皇の実現のために(もっと簡単に言えば愛子天皇実現のために)設置された首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大総長)で“学識経験者”からの意見聴取が行われたということですが、この問題は一般に考えられているように「この時代に天皇が男性に限定されているなんて男女平等に反する」だとか「外国では女性国王も当たり前で日本だけが遅れている」などといった簡単な問題じゃないです。いろいろ考えてみればすぐわかることだし、下記に引用した皇位継承の5パターンと8人の“学識経験者”の意見などを眺めてもらえばご理解いただけると思う。

ここでは、「いまさら聞けない政治のこと講座(7)女性天皇なしは憲法違反?」に取り上げられている、
・「天皇の夫」を国民が許すか?
・必要最小限が望ましい皇族の数がどんどん増えてしまう可能性
の2つをあげておくだけで十分でしょう。どこの馬の骨ともわからない輩が愛子天皇のダンナになり、その子どもが次の天皇になることをどう思うのか。女性天皇の結婚相手に今度は典範で制限をつけるつもりなのか。日本国籍であるという条件だとしても例えば二世三世のハーフやクォーターだったり(それも右翼が忌み嫌う朝鮮系だとしたら)、あるいは逆に海外の皇室から入り婿したりすること(これはヨーロッパではむしろ普通にみられる)なども考慮しているのか。被差別出身者でもいいのか(私が差別しているという意味ではありません、念のため)。津軽弁や南部弁なまりでもいいのか。今の日本なら宗主国である米国から遣わされるのが自然だろうから、ブッシュ家の孫(いるんだっけ)あたりを今から愛子ちゃんの許嫁にしておけばいいのかもしれない。これで両国の絆は切っても切れないものとなり、世界制覇への運命共同体になれます。

ただここで取り上げたいのはそれとは別の話で、当の本人たちは一体この議論をどう感じているのか(あるいは将来どう感じるのだろうか)ということです。皇室という特別な家系に生まれてしまうと、普通の子のように街で遊び歩いたり、自由に恋愛したりすることもできず、どこかに出かけるときは常に警備がついて、逃げ出すこともできない。家出することも、まして自殺することも許されない。職業選択の自由もないし、結婚相手を探すのも大変な困難がつきまとう(どこの誰が天皇の孫と結婚したいと思うだろうか)。それ以前に、苗字すらない。

そんな基本的人権のない家庭に生まれ育って、それでも女の子の場合は結婚すれば皇室から出て一般家庭の主婦になることも可能だったのに、自分たちが生まれてからいろんな人が勝手に議論して変更してしまいそれも許されなくなる。後出しジャンケンか、キックオフしてからルールが変わるサッカーの試合みたいなものでアンフェアなことこの上ない。一般には愛子ちゃんだけが対象のように思われているけれども、秋篠宮家の二人のお嬢様方もそれより低いとは言え皇位継承権が出てくるわけで、そろそろ思春期に差しかかっている本人たちにとって、気がかりなことでしょう。皇位継承権を放棄する権利というものもないのであれば。

この問題は、突き詰めて考えれば当然天皇制自体の矛盾に突き当たるわけで、「女性天皇はいらない! 天皇制はもっといらない!」と主張する「女性と天皇制研究会」の考えの方がむしろ一定の説得力を持つことになります。だからこそ、宮内庁などでもこの論議をこれまで封印してきたのだと思います。

皇室典範改正・議論の筋道を間違えるな 今月の主張(平成17年2月号)

皇室典範会議:女性天皇の容認など五つの「典型例」を提示

男系男子限定(現行皇室典範)
女性天皇を容認した場合
(1)長子優先…男女を問わず直系・長系を優先し、生まれた順に継承順位を決める
(2)兄弟姉妹間男子優先…長子優先が基本だが、女子の後に男子が生まれた場合は男子を優先する
(3)男系男子優先…現行制度の継承順位を踏襲し、男系男子の継承者がいない場合に女系男子や女子の継承を認める
(4)男子優先…男系、女系にかかわらず男子を優先し、全男子に順位を割り振ったうえで、最後に女子が継承する

「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大総長)による
学識経験者からの意見聴取結果

女性天皇について慎重論

 大原康男・国学院大教授(宗教行政学)「男系主義の歴史的重みは大きい」
 八木秀次・高崎経済大助教授「過去にも皇統断絶の危機はあったが、皇統が女系に移ることは厳しく排除した」
 両氏は、現在は認められていない皇族の養子制度の導入や、旧皇族の皇籍復帰などにより、男系による皇位継承を維持すべきだと主張

女性天皇を容認

 高橋紘・静岡福祉大教授「象徴天皇にふさわしい皇位継承を考えるべきだ。天皇や皇太子に子供が生まれた瞬間から、男女に関係なく、『将来の天皇はこの方だ』と思える親近感が大事だ」(長子優先案)
 高森明勅・拓殖大客員教授(神道学・日本古代史)「現皇室典範では、皇位継承資格が歴史上、例をみない窮屈なものとなっている。危機を打開するには、女性・女系天皇を認めるべきだ。旧宮家の皇籍復帰により皇族の数を確保するという提案があるが、仮に旧宮家の復帰が実現しても、男子限定を解除しないと早晩、行き詰まる。問題の先延ばしに過ぎない。また、皇位継承順位については直系を優先し、兄弟姉妹間では男子を優先するのがよい。天皇という立場で行う公務は、生理的、肉体的条件から男子の方が望ましいと考える」
 所功・京都産業大教授(日本法制史)「皇位が千数百年以上にわたり男系の皇族により継承されてきた史実は重いが、女系継承も制度的に可能性を開いておく必要がある。可能な限り男系男子皇族による継承の維持に努めながら、同時に女系継承を認め、継承順位は「男子先行」とするのがよい。女性天皇の結婚相手は、皇室に十分なじむ方が望ましい。皇族減を食い止めるため、女性皇族が結婚後も宮家を立て皇族にとどまるようにすべきだ。女性天皇や女性宮家に、旧宮家の男子孫が入り婿することも期待したい。継承順位を決める際、皇室の意向も十分配慮してほしい」

 山折哲雄・国際日本文化研究センター名誉教授(宗教学・思想史)「象徴天皇は、日本の歴史が平安時代と江戸時代に長期にわたって平和な時代を築いた上で、最も重要な役割を果たした。象徴天皇の歴史的背景、性格などが担保されるのであれば、皇位継承者は男系であろうと女系であろうと構わない。皇位継承の場合、血統の原理と(天皇が神格を得る)他国にはない即位後の大(だい)嘗祭(じようさい)によって、天皇にカリスマ性が備わることが特徴だ。カリスマ原理が欠けると象徴天皇の維持はできない。また、象徴家族と近代家族とのあり方の検討が必要となる」

立場を明確にせず

 横田耕一・流通経済大教授「いずれの方策をとっても、天皇制の存続は難しい問題をはらんでいる」
 鈴木正幸・神戸大副学長(日本近代史)「天皇、皇室は社会秩序を理想的に体現し、(変わり行く)社会に適応しながら、国民にあるべき姿を示してきた。現在、皇室の伝統ということがいわれているが、伝統は後の時代に選択されて取り入れられたものだ。今日、(皇位継承に関して)新しい伝統を作ろうということになれば、次世代と価値観を共有できるものであらねばならない。今回の皇室典範改正には、皇位継承に関しては家督相続という側面もある。皇族の方々の意見を何らかの形で配慮する必要がある」

『北東北バーチャル道めぐり』で1200kmを歩く

2005年06月06日 | SPORTS
先日配布された県の広報を読んで初めて知ったのですが、先月から「北東北バーチャル道めぐり」なるサイトがオープンしています。ここでユーザー登録すると、北東北3県をそれぞれ1周する400~600kmコースと、北東北3県1周1200kmコースを選ぶことができます。あとはひたすら、歩いたり走ったりした距離を入力するか、万歩計の歩数を入力すると、毎日少しずつ前進してゴールまで辿り着けるという、まあそれなりに面白そうなサイトです。

各コースのポイント地点を通過すると、その地域のクイズ問題に挑戦したり、地域情報を見ることができるということです。(実は私はまだスタートから次のポイントに到達していないのでわからないのですが)

ただし、ユーザー登録後6ヶ月間利用しないと、管理者の方で自動的に登録を解除されてしまうのでご注意を。
また、遡っての入力ができないのは大きな欠点ですね。

最近走ってもいないし歩いてもいない(つまりサボっている=筋トレだけは少しずつやっていますが)ので、とにかく万歩計を朝からつけて少しでも距離を稼がないと、、なんせ1200kmは半端な距離じゃないし。

しかし、青森県が発行しているメルマガあおもりは役にたちません。それなりに面白い情報は掲載されているようなのですが、どうも県はメルマガとHPと新聞の広報にそれぞれ別々の情報を分散して掲載しているような気がする。その状況もよく理解できていないのですが、とにかくわからない。どこに何の情報があるかが。このサイトのことも、メルマガには全然掲載されていなかったし、HPでも探せません。

福士加代子二冠達成/世界選手権入賞とマラソン挑戦への期待

2005年06月05日 | SPORTS
地元青森県出身というだけでなく、その走りとユニークなコメントで人気の福士加代子選手も、故障などもありアテネ五輪をはさんでこのところ精彩を欠いていたのですが、今回の日本選手権で五千と1万の二冠を達成して見事に復活したようです。レースの中継は見逃してしまったのですが、ヘルシンキでは男女のマラソンに加えて福士選手の活躍にも期待したいですね。今度こそ見逃さないようにしないと。

福士Vで女子1万m代表に/陸上
福士が5千mも制し2冠/日本陸上

昨年の弘前・白神アップルマラソンにゲストで呼ばれたときの動画が掲載されていますが、今年もまた来てもらったらいいんじゃないかな。まだ発表になっていないようですが。

福士の場合は、トラックや駅伝での実績は積んできていますから、今回の世界選手権で入賞できたらマラソンへの挑戦を期待したいですね。というのは素人の勝手な希望でした。

十和田でも三沢でもお産ができない(県南の産科医再編問題Part.2)

2005年06月04日 | こども・小児科
前スレッドが古くなってきたので新しくします。産科医、十和田へ派遣困難/弘大とのことで、詳細はリンク先をご覧いただきたいと思いますが、結局のところ足りない駒を動かしながらその場しのぎにならざるを得ない。根本的な解決は程遠いのが現状なのでしょう。自治体病院の再編成とも関係してくる問題で、中期的なこと長期的な見通しももちろん大事ですが、当面の体制をどうするか。病院に産科常勤医がいなければ、単にお産が出来るできないだけでは済まされない。救急医療でも産科医は絶対必要だし、もちろん婦人科的な問題もある。青森労災病院でやっている思春期外来なども、本来は各地域で受け皿が必要。更に産科の問題は新生児医療や小児科にも関わってくるし、引き続き強い関心を持ってこの問題に目を向けていかなくてはいけません。十和田でも三沢でも野辺地でもお産ができないとなると、これは大変な問題というレベルを過ぎているように思います(七戸は残っているはずですが)。

関連スレッド:青森県南の公的病院産婦人科、再編へ(2005年1月13日)

小泉首相らに禁煙推進の要望書を提出

2005年06月03日 | 禁煙・防煙
世界禁煙デーに絡んで禁煙関連の話題が続きますが、国民医療推進協議会という日本医師会・歯科医師会・薬剤師会・看護協会などでつくる協議会で、小泉首相らにタバコ税大幅増税などを盛り込んだ要望書を提出したというニュースです。しかし、コイズミ首相は何度も厚生相をやったくせに国民の健康なんて全然関心がないみたいだから、当面あまり期待しません。よくみると「ら」の中に青森選出の津島雄二氏も入っているじゃないですか。この方は、禁煙推進議連の幹部のようなのですが、タバコ問題の解決に熱心だということは聞いたことがなく、どちらかというと業界などと関係が深いのではないかと感じています。タバコ問題の解決には政治の力が絶対に必要なのですが、そのためには、全ての都道府県で国会議員の過半数が超党派で禁煙推進議連に入り、タバコ税大幅増税やタバコ事業法の廃止、健康増進法の改正などのタバコ規制政策に賛同してもらわなくてはいけません。国民の健康に与党も野党もありません。

◆小泉首相らに禁煙推進の要望書を提出(日医白クマ通信 No.131より)

 櫻井秀也副会長は5月31日の定例記者会見において、当日が世界禁煙デーであることにちなんで、小泉純一郎内閣総理大臣・谷垣禎一財務大臣・尾辻秀久厚生労働大臣・中山成彬文部科学大臣・河野洋平衆議院議長・扇千景参議院議長・石弘光政府税制調査会長・津島雄二自由民主党税制調査会長に宛て、国民の健康を守るための禁煙活動の推進に向けた要望書を国民医療推進協議会として提出したことを発表した。

 要望書は、4月15日開催の国民医療推進協議会総会にて採択された「国民医療推進協議会・禁煙活動の推進方針」に具体的対策などを盛り込み、本方針の実現に向けて協力を求める内容となっている。

 櫻井副会長は今後の予定として、関係各機関に対して働きかけを行うとともに、医療関係者の禁煙推進にも引きつづき力を入れていきたいとし、最終的には国民の喫煙率をゼロにすることが目標であると述べた。

※要望書の要旨は、以下のとおり。

1.本年2月27日に発効した「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」には、たばこ価格(たばこ税)の引き上げ、受動喫煙の防止、たばこの警告表示強化などが規定されており、これらの対策を誠実に実行することが条約締約国としての責任である。

2.具体的な対策として、たばこパッケージの警告表示に図や写真などを加えて健康被害を明示すること、受動喫煙の防止・未成年者の喫煙防止のための禁煙教育の推進、自動販売機の規制強化などが重要である。

3.世界保健機関(WHO)からも示されているとおり、たばこ価格の引き上げは、たばこの消費、特に未成年者の喫煙を減少させるために最も有効かつ費用対効果の高い方策である。

4.たばこ価格を2倍にすると喫煙者は2~3割減少するが、たばこの売り上げ額は増加することが海外のデータなどから明らかになっている。健康被害の減少、税収の増加など多岐にわたる効果を得られることから、たばこ価格の大幅な引き上げを行い、当該税収を国民の健康のための施策に充てるよう強く要望する。

十和田湖ウォークと南郷ジャズフェスの微妙な関係

2005年06月02日 | SPORTS
毎年完歩を目標にしている十和田湖ウォーク(MTC21)ですが、今年も崖崩れのため1周50kmは無理のようで、昨年の奥入瀬折り返しの42kmではなく西岸の滝ノ沢峠折り返し35kmになるようです(だんだん短くなるな)。HPにはまだ案内が掲載されていませんが、申込書が郵送されてきて、昨日既に申込みを終えました。今年で参加3年目です。スタートが番号順で、この時点でかなりの差がつきますので、前の方からスタートして流れに乗って歩きたいところ。

昨年も「工事の状況をみてギリギリまで交渉する」と書いてあったけど結局奥入瀬コースになったし、なんだかあの七曲区間の工事を急ぐ気もないようだから、今年は1周には期待せず35kmをいかに早歩きで歩き通せるかにトライしてみたいと思います。家族3人は完歩が目標。しかし、奥入瀬の話に飛びますが、折角のマイカー規制もどうなるかわからない雰囲気だし、警察は何とかしてつぶそうとしているとしか思えません。まして、十和田湖ウォークのことなんかあまり配慮してないのでしょう。千人以上が集まる大イベントなのですが。

毎年その前日に重なる南郷サマージャズフェスティバルは、今年もやはり前日の23日に決まり、出演アーティストも発表になったようです。
南郷ジャズフェス、7月23日開催

こちらはまだ十和田湖ウォークに出たことがなかった頃に1回見に行ったことがありますが、その時は暑くてタオルを頭からかぶって大変でした。野外ですから天候に左右されるのは仕方ないですね。八戸と合併しても南郷区として残り、名称その他も変わらずに南郷一番のイベントとして継続されることになるようです。なぜ南郷でジャズなのかといったことはここでは触れませんが、ネット上のどこかに詳しい経緯が掲載されているでしょう。

結論としては、十和田湖ウォークと南郷ジャズフェスは両立しないということで。
(ジャズフェスみてから八戸に戻り、深夜のバスで十和田湖に行くという強行軍も不可能ではないけど、よほど体力に自信のある若者じゃないと無理ですね)

「朝ごはん運動」は子どもと親の意識改革から

2005年06月01日 | こども・小児科
鶴田町の「朝ごはん条例」施行から1年が過ぎて「二〇〇一年度に朝食を食べない児童生徒の割合が11.3%に上っていたが、〇四年度は8.3%と改善されている」等の運動の成果が報告されたとのことです。実はわが家でも最近は朝食はほとんどがご飯になり、パンは週1回位に減っています。別に鶴田の条例制定で変えたわけではありませんが、子どもたちも以前よりはよく食べるようになったか(な)といったところです。

「朝ごはん運動」が効果/鶴田(2005年5月29日)
朝ごはんは食べましたか(2004年4月27日 東奥日報社説)

問題は、1年前の社説に書かれているように、
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 町当局としては、条例を制定したから朝はパンではなくごはんで、町民全員が必ず食べるようにと強制するような気持ちはさらさらないだろう。またできるものでもない。むしろ条例を制定しなければならないほど、状況は危機的だということなのだろう。
 町のアンケートでは、幼児や小学生低学年の寝る時間が遅い理由は「親の就寝時間が遅い」が六割、「親の帰宅時間が遅い」が二割を占めている。寝る時間が遅いから、朝起きられず朝食が食べられない、悪循環になる。
 朝食を毎日食べるのは子どもたちは88.6%だが、親(主に母親)は78.6%にすぎない。朝ごはんを食べる運動は、まず親の意識改革から始まる。
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ということですね。実は、この朝ごはんを食べない家庭というのは、その他にも親の喫煙率が高い、子どもの学業成績が劣るなどといった調査結果も出てきていて、「親の意識改革」といっても、ごはんだけ、睡眠だけ、運動や肥満だけ、タバコだけといった単独の問題で考えていくのではなく、子どもをとりまく生活全般の問題として考えていかないと難しい。その切り口の一つが地域全体での「朝ごはん運動」であり、高く評価できる取り組みであり、他の地域でも見習っていかなくてはいけないと思います。