自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

二泊三日の信州 花見と温泉とお城の旅 3日目

2019年04月20日 18時48分14秒 | 旅行記

信州の花見と温泉とお城の旅も最終日です。(小さな写真はクリックすると大きくなります)

鹿教湯温泉を8時過ぎにチェックアウトし、上田に向かう途中で別所温泉にある「安楽寺」に立ち寄りました。
このお寺に立ち寄った理由は鎌倉時代に建てられた珍しい国宝の八角形の三重塔があるからです。
詳しくはこちらで。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%A5%BD%E5%AF%BA_(%E4%B8%8A%E7%94%B0%E5%B8%82)

安楽寺の全景です。
奥に見える屋根が本堂で、手前に見えるのが鐘撞堂です。

本堂です。

国宝の三重塔です。 なかなか迫力があります。
一部朱色が見えるので、建立当時は朱塗りだったのかも知れません。

安楽寺で御朱印を頂いた後、最終日のメインイベントである上田城に向かいました。 車で30分程で着きます。
時間が早かったので駐車場も並ばずにスムーズに入ることができました。
ここも桜が満開です。

上田城は言わずと知れた真田昌幸(信繁(通称幸村)の父)が1583年に築城した城で、二度にわたる徳川軍の攻撃を退けたことでも有名です。
詳しくはこちらで。
http://www.ueda-cb.gr.jp/uedajo/index.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E5%9F%8E

今は埋め立てられてグラウンドになっている大堀側から入城し、二の丸を抜けると当時のまま現存する西櫓が見えます。

西虎口を入って本丸の前に真田神社があります。
当然、お参りをして、御朱印を頂きました。

神社を出ると正面に東虎口があります。
ここは北櫓と南櫓に挟まれた櫓門があります。

南櫓側の石垣に有名な巨石「真田石」があります。

ここから一旦お堀の外に出て、博物館を見学しました。

本館は江戸時代以降の真田城と上田に関する資料が展示してあり、別館は徳川時代以前の真田時代の資料が展示してあります。
この別館の方が圧巻で、当時の手紙(書状)や鎧などの貴重な資料が多数展示されています。
ここを見ていると、真田一族が戦国時代を生き抜くためにいかに翻弄され苦労したかが伝わってきますし、昌幸が如何に手紙魔であったかということもよく判ります。
(NHK大河の「真田丸」に登場する色々なエピソードがほぼ事実であることも確認できました)
上田城へお越しなる機会があればここは是非立ち寄ってみて下さい。

博物館を1時間半くらい見学した後は、場内を花見しながら散策しました。

桜の間から遠くの雪山が見えます。多分八ヶ岳ではないかと思います。(間違っていたらごめんなさい)

お堀の桜にカワセミが居ました。

13:30頃に上田城散策を終えて、帰路に着きました。(上田城に4時間近く居たことになります)
途中、上信越自動車道のSAで遅めの昼食を摂り、17:00頃帰宅いたしました。
SAから見た八ヶ岳連峰です。

これで「花見とお城と温泉の旅」は終了です。
花見もお城も温泉も十分に楽しむことができましたし、武田と真田のゆかりの地を巡ることもできて大満足です。

この後、世の中は10連休ですが、私は土日と最終の6日以外はお仕事で、次の旅行は秋になると思います。

長々とお付き合い、ありがとうございました。

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二泊三日の信州 花見と温泉とお城の旅 2日目

2019年04月18日 11時05分31秒 | 旅行記

信州、花見と温泉とお城の旅の2日目です。

当初の予定は馬籠宿の後、安曇野へ行く予定でしたが、馬籠宿のお隣の妻籠宿も良いという情報を得たので、安曇野を取りやめて馬籠宿+妻籠宿という宿場巡りをすることにしました。

妻籠宿と馬籠宿は、中山道の宿場町で江戸日本橋から数えて42、43番目の宿場で、信濃国の最後の宿場町になります。
(44番目の落合宿は美濃国になります。)
43番目の馬籠宿で江戸からの距離が80里半ですから、平均約2里毎に宿場町があったことになります。
実際に妻籠宿と馬籠宿の間は旧中山道で7.5km程ですから、標高801mの馬籠峠越えの山道であることを考えると「なるほど」です。
この二つの宿場の間は現在は国道19号線が走っていますが、これと並行して旧中山道が良く残っており、徒歩で2.5時間くらいなので、外国人を中心に歩く人も多いようです。私が行った日も歩いている人(殆どが欧米人)を沢山見かけました。
下の写真は、国道19号線から見た旧中山道です。
石畳で整備されているところもありますが、土のままの部分も多いです。(下の写真はクリックすると大きくなります)

最初に43番目の宿場町である馬籠宿に行きました。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E7%B1%A0%E5%AE%BF
http://www.kiso-magome.com/kankou.html
明治と大正の二度の大火で江戸時代からの建物はすべて焼失したため、現在残っているのは、それ以後に再建された建物です。

ここは作家の島崎藤村の生まれ故郷でもあり、今でも生家が記念館として残っています。
宿場全体が結構急な坂道になっていて、私は下りきったところの駐車場(無料)に車を止めて、登っていきました。(つまり帰りはずっと下りです。)
観光客は欧米系の外国人が殆どで、日本人は少数派です。
馬籠宿の風景です。(写真をクリックすると大きくなります)

島崎藤村と親しかった原家が「清水屋資料館」として現在も残っており、見学することができます。
展示物には島崎藤村直筆の手紙なども多数ありました。
一通り見学した後、受付に居られた老女にお尋ねしたところ、原家の方であることが判り、島崎家との関りや原家の歴史などを直接お伺いすることができ、更に展示スペース以外のプライベートな居住スペースまで見せて頂くことができました。
ここでは書けませんが、島崎家についての生々しいお話も聞くことができ、大きな収穫でした。(こういうのも旅の良さです)

宿場を上り切ったあたりから、恵那山の全景を望むことができました。

燕も沢山飛来していました。(写真はクリックすると大きくなります)

馬籠宿で2時間程散策し、昼食を済ませた後、8km弱離れた「妻籠宿(ツマゴジュク)」へ行きました。

途中、旧中山道を歩く外国人旅行者の姿を沢山見かけました。 皆さんタフですね。http://www.tumago.jp/highlight/index.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%BB%E7%B1%A0%E5%AE%BF

当初の予定では、馬籠宿の後、安曇野へ行く予定だったのですが、家内が「妻籠宿も良いらしい」というので、予定を変更して妻籠宿へ行くことにしたのですが、これが大正解でした。
先述の通り、馬籠宿は大正時代に火災で焼失した後、再建され観光地となったので、ある意味「作られた」感がありますが、妻籠宿は宿場町として栄えたころの状態が、周辺の自然も含めてかなり保存されていて、正に「タイムスリップ」したかのような街です。
馬籠宿と比べるとフラットな土地にできているので、散策もかなり楽です。

 板葺きの屋根に石が載せてあるなんて、滅多に観られません。

木賃宿です。 囲炉裏のある食事場と雑魚寝の大部屋があるだけの粗末な作りです。

 馬を止めておいた厩です。現代のレンタカーのような機能も果たしていたようです。

大名などが立ち寄った場合の宿泊先となる本陣です。 各宿場に必ずあり、多くの場合地元の豪農や豪商の屋敷がその役目を果たしたようです。
馬籠宿の清水屋(原家)も本陣でした。

この場所は映画「座頭市」(勝新太郎が主演した、かなり古い映画)の撮影が行われた場所です。
いかにもそういう雰囲気でしょう。
風が吹いて、砂ぼこりが立ち、その中を仕込み杖を持った座頭市が歩いている姿を想像してみて下さい。

ここでも2時間程散策し、コーヒーを飲んで休憩したら、既に安曇野へ行く時間は残っていませんでした。

伊那ICから松本ICまで中央道を走り、二日目の宿である鹿教湯温泉へ向かいました。
鹿教湯温泉は松本から上田に向かう途中の三才峠を超えたところの山間にある温泉街です。
鹿に化身した文殊菩薩が猟師にその存在を教えたという言い伝えからこの名前になった言われています。
詳しくはこちらで。http://www.kakeyu.or.jp/

泉質は単純アルカリ性で、無色無臭の柔らかいお湯です。
17時頃、宿にチェックインし、夕食前に1回、夕食後に1回、翌朝1回の合計3回温泉に浸かりました。
平日なので宿泊客も少なく、温泉は常に貸し切り状態で、ゆったりと過ごせました。

本日の歩行歩数9,269歩

三日目(最終日)へ続く・・・

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二泊三日の信州 花見と温泉とお城の旅 1日目

2019年04月17日 16時13分29秒 | 旅行記

平成最後の(最近流行りの枕詞)の休暇が取れたので、二泊三日の信州旅行に出掛けました。

今回のテーマは花見と温泉とお城です。
今まで行ったことが無いところを中心に巡りました。
全行程はこんな感じです。(全走行距離700km、燃費18km/L、渋滞無し)
<1日目> 晴れのち雨
自宅 →(中央道経由) → 新府城桃源郷 →(中央道経由)→ 昼神温泉(別名阿智川温泉、泊)
<2日目> 晴れ
昼神温泉 → 馬籠宿(散策と昼食) → 妻籠宿(散策とおやつ)→(中央道経由)→ 鹿教湯温泉(泊)
<3日目> 晴れ
鹿教湯温泉 → 安楽寺 → 上田城 →(上信越道、中央道経由)→ 自宅

では1日目から。

7時前に自宅を出発し、韮崎迄中央道を走り、韮崎ICから約15分で「新府城桃源郷」着。
ここを訪ねるのは10年振り以上になり、二度目です。
新府城というのは1582年に武田勝頼が築城した城(築城には真田昌幸が関わったという説があります)で、今は建物は一切残っておらず、土塁等の面影が残っているだけです。(詳しくは:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%BA%9C%E5%9F%8E
この新府城跡の麓一面に桃畑が広がっており、その向こうに南アルプスの山々が間近に見えるという絶景ポイントです。
今回時期的にちょっと早かったせいもあって、桃は5~7分咲きという感じでしたが、それでも十分に絶景を楽しめました。
写真ではその雄大さがお伝え出来ないのが残念です。

桃源郷を小一時間程散歩した後、須玉ICから再び中央道を伊那ICまで走り(途中の諏訪SAで、なんと「おぎのやの峠の釜めし」で昼食をとりました)、そこから30分程で高遠城へ着きました。
高遠城は元々は高遠頼継の居城(築城年は不明)でしたが、信濃平定を目指す武田信玄が1547年に攻め落とし、山本勘助らに命じて大規模な改修を行いましたが、1582年に5万の織田軍に攻められ、3000人が籠城しましたが落城しました。その後、徳川譜代の保科氏や鳥居氏が城を守り、明治維新まで城として残りました。
今は櫓や塀などの建築物は残っていませんが、堀や土塁などの遺構が残っており、小彼岸桜の名所として有名になっています。
ちょっと変わったところでは、歌舞伎役者とのスキャンダルで大奥を追放された絵島が幽閉されたところでもあります。
ここの桜はほぼ満開で、赤味の強い小彼岸桜の花見を満喫できました。(人出も多かったですが・・・)
城内のいたる所が桜で覆われている感じです。

本丸の桜です。

お堀(空堀)を覆う桜です。

再現された太鼓櫓。(時間を告げる太鼓を鳴らす櫓です)

 城内で唯一の建造物である問屋門と桜雲橋

城下で醤油などの自家醸造と販売を行っていた商家「池上家」で、16世紀末頃には小間物や陶器も扱っていたそうです。
現在も町屋造りの内部がそのまま保存され、歴史資料館になっています。

こちらは高遠藩時代からの医者の家である馬島家の住宅で、1838年の建造当時の形式をよく残しているそうです。
(実際に相当古い感じでした)
古い雛人形の展示も行われていました。
すぐ隣には「高遠なつかし館」という歴史資料館もあり、養蚕に関する資料や道具等も展示されています。
この頃になると雲行きがかなり怪しくなってきています。

この後、車で1時間ほど移動して、1日目の宿泊先である「昼神温泉~別名、阿智川温泉」に到着しました。(所在は下伊那郡阿智村)
ここは元々は信玄の隠し湯のひとつと言われ戦国時代から湯屋があったそうですが、明治に入ってから水害で埋没し忘れられていました。1973年になって 国鉄中津川線建設工事のトンネル掘削の中に昼神湯ノ瀬地区で温泉が湧出し、再興されました。
今回宿泊したホテルはその時に発見された源泉を引いており、再興後の昼神温泉で最も古いホテルだそうです。
お風呂は内湯の大浴場の他に大きな露天風呂と洞窟風呂(採掘時に発見された源泉だとか・・)の3種類があり、飽きずに楽しめます。 空いていたので殆ど貸し切り状態で満喫できました。
泉質はアルカリ性単純硫黄泉で、ヌメリと若干の硫黄臭のあるお湯で、私好みです。
この昼神温泉の直ぐ近くには日本でも一番星が綺麗に見えると言われる「ヘブンスそのはら」という名所がありますし、昼神温泉からも東京より遥かに綺麗な星空が見えるそうなのですが、14時頃からの雨が本降りになってしまい、星空見物は諦めとなりました。(そうそう全ては上手くいかないってことですね・・・)
下の写真はホテルの横を流れる阿智川です。

お料理も十分で地酒も飲めました。
本日の歩行歩数12,453歩

二日目へ続く・・・ 

 

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滝めぐりと紅葉と温泉 一泊旅行 二日目

2018年11月10日 05時20分44秒 | 旅行記
北関東の滝と紅葉と温泉の一泊旅行の二日目です。

ぐっすりと眠った翌朝5:00に起床し、コップ一杯の水を飲んだ後、一風呂浴びました。
前日は既に暗くてよく見えませんでしたが、部屋の真下に渓流が流れているのが見えます。
黒く囲んだ簾の目隠しが見えるのが渓流露天風呂です。
紅葉も綺麗です。

朝はガスが掛かっていて部屋から見える景色が水墨画のように綺麗でした。



朝食は和洋のバイキングです。
メニューの種類は少なめですが、味はなかなか良くて満足です。
8時頃チェックアウトし、ホテルサービスの引き立てコーヒーを渓流に面したテラス席(屋内)で頂きました。

8時過ぎにホテルを出発し、先ず向かったのが前夜にライトアップを観た「袋田の滝」です。
今度は朝の景色です。
前夜は入場料250円を取られましたが、早朝は無料でした。
※袋田の滝の詳細は一日目の日記をご覧下さい。

前夜のライトアップでは良く判らなかった紅葉が綺麗に観られました。
流石は日本の三大瀑布と言われるだけあって見応えがあります。

滝の正面に3階建ての観漠台があり、少しづつ違った角度から滝を観られるようになっています。

途中、ガスが流れてきて良い雰囲気です。

滝の下流の渓流です。

トンネルの途中のバルコニーからの紅葉です。
絵のようです。


9時半頃に袋田の滝を出発し、次に向かったのが、車で20分くらいのところにある「月待ちの滝」です。

ここは袋田に比べると遥かに小さな滝で落差は10m位ですが、滝の裏側に入って観ることができます。

正面から見るとこんな感じです。
こじんまりとした清楚な感じの滝です。
滝の周辺には沢山の「もみじ」がありますが、まだ紅葉していませんでした。
これが紅葉するとかなり美しい景色になるでしょう。


滝見物はここまでで、次は車で1時間ほどのところにある「竜神大吊橋」に向かいました。
竜神川を堰き止めた竜神ダムで出来た竜神湖に掛かる人専用の大吊橋で全長が375m、水面からの高さが100mもあります。
バンジージャンプもできます。(TVのバラエティ番組でも何度か紹介されています。)
詳細は下記HPにて。
http://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/ryujin_bridge.html

ここはとにかく橋から眺める渓谷の紅葉が最高でした。
駐車場側から見た橋です。

反対側から見たところです。

100m下に竜神ダムが見えます。

ダム上流の紅葉が本当に綺麗でした。

ここでちょうどお昼になったので、レストハウスでお蕎麦の昼食を頂きました。

少し時間があったので。帰り道に筑波山へ寄って行くことにしました。
常磐自動車道を通って2時半頃に筑波山へ到着です。
ロープウェイに乗って女体山山頂まで登りました。
紅葉は殆ど終わりかけていましたが、山頂からは霞ケ浦が見えました。
写真で山の稜線の向こうに横長に白く見えるのが霞ケ浦です。

残念ながら曇っていたので、富士山までは見えませんでしたが、雲の間から差し込む夕日がきれいでした。

ロープウェイのゴンドラから観た紅葉です。山の中腹から下は紅葉が残っていました。


4時前に筑波山を出発し、帰路に着きました。

圏央道をひた走って、特段の渋滞も無く、6時過ぎに無事に自宅に到着しました。
事故・トラブルは一切なく、なかなか濃密でありながら平穏で良い旅でした。

二日間の総走行距離は約660km(無給油)、燃費は18.4km/Lでした。
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滝めぐりと紅葉と温泉 一泊旅行 一日目

2018年11月09日 06時05分02秒 | 旅行記
休暇を利用して・・・と言ってもただの一泊旅行ですが、家内と二人で行ってきました。

今回のテーマはタイトルの通り「滝と紅葉と温泉」です。
地域は近場の北関東、群馬~栃木~茨城です。
バスツアーではなく、オリジナルのマイカー旅行です。

<1日目>
朝7時頃自宅を出発して、圏央道~関越道を通り、沼田ICで降りて、最初の目的地「吹割りの滝」に10時ちょっと前に到着しました。
天気は曇りです。
900万年前に起こった火山の噴火による大規模な火砕流が冷固した溶結凝灰岩が片品川の流れによって侵食されてできた滝で、「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。(規模は1/700くらいですが・・・(笑))
詳しくは、下記HPにて。

ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B9%E5%89%B2%E3%81%AE%E6%BB%9D

沼田市のHP
http://www.city.numata.gunma.jp/kanko/fukiware/1003064.html

沼田市観光協会のHP
http://www.numata-kankou.jp/sight/fukiwarenotaki/index.html

紅葉はちょうど見頃ですが、曇りでお日様が照っていないのがちょっと残念。
晴れていればもっと鮮やかな紅葉が観られるんですけどねぇ。
下流から上流へ向かい、浮島を通って、崖道を上り「詩の道」を通って一周するコースを歩きました。


上流側から下流方向を見るとこう見えます。

上流方向のパノラマです。
真ん中の浮島に「浮島如意輪観音」があるので、お参りして御朱印を貰ってきました。

崖の中程の遊歩道から見下ろした滝です。
上流から下流に向かって何段かに分かれているのが良くお判りいただけると思います。

1時間半くらいの軽いハイキングと迫力のある滝の景色、紅葉を十分に楽しめました。

ちょうどお昼時になりましたし、歩いておなかが空いたので「演歌の店、まちこ茶屋」というかなり風変わりなお店で昼食を頂きました。

お店は写真の通り掘立小屋のような造りで、床は土間です。
ご主人は石原裕次郎さんと親交があったようで、店内に裕次郎さんとの2ショット写真が何枚か飾られています。
ご主人はどうやら元演歌歌手だったようで、真昼間から店内でカラオケで歌を歌っています。
料理メニューは岩魚・鮎の塩焼き(店内の囲炉裏で炭火焼)と蕎麦と天ぷらのみです。
私達は岩魚蕎麦ととろろ蕎麦を注文しましたが、サービスでキノコと薩摩芋の天ぷら(というよりフリッター)とニンニクの醤油漬け4個が付いてきます。
特に天ぷらのボリュームが凄くて、満腹になってしまいました。


12時半頃に吹割の滝を出発し、日光を経由して茨城の「袋田温泉」に向かいました。

日光は10年ほど前に家族で旅行したので、今回は素通りでしたが、紅葉はもう終わりかけていました。
沼田から日光へ向かう途中の紅葉です。

途中の山道から男体山が綺麗に見えました。
麓に紅葉が少し残っています。

中禅寺湖畔の紅葉の残りです。

いろは坂の下りの途中から見た景色です。
岩山と紅葉が美しいです。


途中道の駅でおやつを食べたりして、袋田温泉についたのが夕方5時半頃です。
宿泊は日本三大瀑布のひとつ「袋田の滝」の直ぐ近くの「思い出浪漫館」というホテルです。
http://www.roman-kan.jp/
ネットで見つけて予約したのですが、これが大当たりで、素晴らしいホテルでした。
まず、袋田の滝まで車で3~4分(徒歩15~20分)という近さ。
夕食の料理の良さ、部屋の広さ・綺麗さ、渓流露天風呂などの温泉の良さなど今まで泊ったホテルの中でも間違いなくTOP10に入ります。

チェックインして直ぐにホテルの方が袋田の滝のライトアップが20時まで観られることを教えてくれたので、一休みした後、早速出掛けました。
大昔、ここが海底だったころに海底火山が噴火して噴出した溶岩が海水で急速に固まりました。
これがやがて地上に隆起し、柔らかい部分が侵食され、硬い溶岩部分が露出して滝になったそうです。
四季折々でその姿が変わるため、別名「四度の滝」とも呼ばれています。
因みに秋は紅葉が美しいですが、水量は一年で一番少なく、私たちが観た時もご覧の通り水量は少なく、糸のような滝になっています。
詳しくは下記の各HPにて。

観光協会のHP
http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=2813

大子町役場のHP
http://www.town.daigo.ibaraki.jp/page/page001474.html

ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%8B%E7%94%B0%E3%81%AE%E6%BB%9D

ホテルを出て3~4分で駐車場に車を入れ、徒歩数分で滝の入り口に着きます。
滝の入場料300円(ホテルの割引で250円)を払い、滝へ通じるトンネルへ入ります。
トンネルに入って歩いているうちに入場料を取る理由が判りました。
滝を観せるために山にトンネルを掘り、観漠台を建築し、エレベーターまで整備しています。
夜のトンネル内は水中をイメージしたライトアップがされ、効果音も流れていて、ちょっと不思議な雰囲気です。


トンネルを2~300m歩くと滝に到着します。
見た瞬間、「おぉ~~~!」と声が出ます。
食事時間を遅らせてまで観に来た甲斐がありました。



7時前にホテルに戻り、ひと風呂浴びてから夕食です。
風呂は内湯と半露天、渓流露天の3種類があります。
中でも渓流露天は袋田の滝の下流の渓流の直ぐ脇にあり、まるで渓流の中で温泉に浸かっているような雰囲気のあるお風呂です。
泉質等の詳細はホテルのHPにて。

夕食は和食の懐石コースで、味・内容・サービス・ボリューム共に大満足でした。
一つ一つの料理の写真は省きますが、お品書きだけ載せておきます。


夕食後、もう一度温泉に浸かってから就寝しました。

これで一日目が終わりです。
本日の走行距離は約400kmでした。
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芦ノ湖湖上花火大会

2018年08月05日 12時10分44秒 | 旅行記
東京に棲みついて45年になりますが、初めて「はとバスツアー」に参加してきました。

参加したのは「芦ノ湖花火大会と地ビール飲み放題付バイキング」で、料金は大人一人1万円ちょうどの日帰りツアーです。
家内と娘と私の3名です。

午前11:40に新宿明治安田生命ビル前のはとバス乗り場に集合です。
(バスタ新宿が出来た後も、はとバス乗り場はここです)
バス2台に100名程が分乗して、12:00頃、新宿を出発し、首都高速~東名高速を経て、途中渋滞に嵌まりながら、14:30(予定より30分遅れ)に最初の目的に「御殿場高原地ビールバイキング」に到着です。
下のURLでご覧いただけると判りますが、「時の栖」というレジャー施設の中にあって、御殿場高原ビールという会社が運営しています。
この会社が地元で作った地ビールが飲み放題です。
私の大好きな無濾過のヴァイツェン、ヴァイツェンポックという濁ったビールが飲めます。
料理のイチオシは沖縄料理と牛ステーキで、結構美味しいです。
勿論、和食やイタリアン風の料理もあります。
(お寿司もありますが、お勧めしません)
1時間の時間制限がありますが、ステーキを鱈腹食べて、美味しいビールを中ジョッキ4杯飲んで大満足です。
http://gkb.co.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%AE%BF%E5%A0%B4%E9%AB%98%E5%8E%9F%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%AB

15:30に地ビールレストランを出発し、近くにある御殿場プレミアムアウトレットへ行きました。
特にアウトレットで買い物がしたい訳ではありませんが、コースに入ってしまっているので行かざるを得ません。(笑)
ここでは家内・娘と私の二手に分かれて別行動です。
買い物時間は約2時間ありましたが、1時間ちょっとで見たいお店は観てしまいました。
私が観たのはリーヴァイス、ニコン、BOSE、バンダイのアウトレットショップです。
リーヴァイスでは定番のジーンズが4000円均一になっていて買いそうになりましたが、自宅近くのアウトレットでも同じような値段で売っているので止めておきました。
ニコンでは高倍率コンデジ(いわゆるネオ一眼)を観ました。
ナント!光学60倍ズーム、2000万画素以上で4万円台です。
これも興味がありましたが、アマゾンで同じくらいの値段で売っているのでこれも保留。
BOSEは冷やかしで覗きましたが、やはり素晴らしいですね。
大きさからは信じられないような高音質のシステムが色々と体感できました。
・・・で、結局バンダイのアウトレットで今年発売されたビークルシリーズ(ノンスケールのメカコレと同じ位置づけ)のデススター定価864円を700円で買いました。
(駿河屋のネットでは610円で売ってますが、お土産ってことで・・・)


18:30にアウトレットを出発し、19時過ぎに芦ノ湖桃源台の海賊船乗り場に到着。
海賊船の出向が19:50で、花火の打ち上げ開始が20:00です。
甲板上のベストポジションを確保するために19:35の乗船開始まで行列に並びます。
20分余り並んだところで、いよいよ乗船開始です。
今回の花火大会は芦ノ湖周辺で約1週間に渡って開催される一連の花火大会の最後から二日目で箱根神社の竜神祭に一部です。


無事、上部甲板の左舷側のポジションを確保し、定刻通り出港です。
流石に芦ノ湖だけあって涼しく、猛暑とは無縁です。
天気も上々。
5分程度で、直ぐに観覧ポイント到着。
他の海賊船や遊覧船も集まっています。



いよいよお約束の20時、時間通りに打ち上げが始まりました。
私達が観ている正に目の前、100~200m位の所が打ち上げ場所で、ドンピシャのベストポジションです。
音と光が同時で、爆風を感じるくらいの大迫力!
音が周囲の外輪山に反射して更に迫力が増します。
花火の種類も多彩で、とても綺麗でした。
それでは下手な写真ですがお楽しみください。





右下に移っているのが遊覧船の明かりです。
花火の大きさがお判りいただけると思います。




そして、フィナーレ。

あっと言う間の3500発、約30分間のスペクタクルショーでした。

20:45芦ノ湖を後にして、ノンストップで新宿へ帰りました。
途中渋滞も無く、22;30新宿着、23:30に自宅へ戻りました。

例年8月に行われていた多摩川(調布)花火大会が、10月実施に変更なったので、今年はこれも観に行こうと思います。

やはり花火大会は生で観るのがいいです。

御殿場高原ビール12缶セット
クリエーター情報なし
御殿場高原ビール
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箱根一泊旅行

2018年06月17日 09時25分07秒 | 旅行記
ちょっと前の話になってしまいましたが、5月末~6月頭に掛けて、箱根に一泊旅行に行ってきました。

箱根は我が家から近い(行くだけなら片道1.5~2時間)ので、日帰り・一泊合わせて過去に10回以上行っていますが、今回立ち寄ったところは何と!全て初めて行くところばかりです。
箱根旅行を計画されている方のご参考になれば幸いです。

もう行きつくしたような気になっていましたが、まだまだ行ったことが無いところが沢山あることを改めて認識しました。

初日は時折小雨が降る天候でしたが、観光には特に支障はありませんでした。
朝の7時半頃に自宅を出発し、中央自動車道で河口湖へ。

途中渋滞も無く、9時頃には最初の目的地である川口湖畔の「河口湖ミューズ館(与勇輝館)」へ到着です。
http://www.fkchannel.jp/muse/
ここは人形作家の与勇輝さんの作品を常時展示している美術館です。
簡単に言ってしまえば少し硬めの精巧な縫いぐるみ・・・という表現になってしまいますが、非常に完成度が高く、立派な美術工芸品です。
展示作品については上記のHPでご覧いただく方が良いでしょう。
1時間ほどで一通りご覧になれると思います。
また、私のような昭和生まれ・育ちの方にはお勧めです。
館の全景とウッドテラスです。 このテラスに面してカフェがあります。


前庭には手入れの行き届いた花壇があり、綺麗な花が咲いていました。



次に向かったのは、同じく川口湖畔のオルゴールの森の近くにある、「久保田一竹美術館」です。
室町時代の「辻が浜染」を現代に蘇らせた染色家久保田一竹の作品を一堂に集めた、一竹自信が開いた美術館です。
染色の工程を記録したVTRも常時上映しています。
一見の価値ありです。
http://www.itchiku-museum.com/
なかなか言葉では表現できない、気の遠くなるような見事な作品ばかりです。(展示作品の写真撮影はできません。)
入り口の門です。
久保田氏は東南アジアの工芸品を収集する趣味があったそうで、この門もその一つです。

門から展示館迄の間に滝が作られています。

展示館の入り口にあるミュージアムショップの建物です。
ちょっとガウディ風のデザインですね。

展示館の中の客間です。
ここにも東南アジアのインテリア装飾が沢山飾られています。
窓がちょうど額縁の役割をして、外の庭園があたかも「絵」のように鑑賞できます。
勿論、そのことを計算して作られた庭園です。

その庭園を散策することもできます。



次に立ち寄ったのが河口湖自動車博物館ですが、残念ながら8月のみ開館ということで観られませんでした。
ここはクラシックカーだけではなく、復元された隼Ⅰ型、ゼロ戦21型・52型なども展示されている所で、是非観てみたかったのですが、残念でした。
http://www.car-airmuseum.com/index.html

昼食を挟んで三番目に立ち寄ったのが、「富士山レーダードーム館」です。
http://fujiyoshida.net/spot/151
今まで何度も前を通っていながら立ち寄った事が無かった所に遂に行きました。
ここは1964年(東京五輪開催の年)から1999年までの35年間富士山頂で運用された世界最大の気象レーダーを移設展示している博物館です。
残念ながら保存展示されているのはレーダー本体・ドーム・モニターだけで、その他の付帯設備はジオラマ模型だけの展示ですが、一見の価値はあると思います。
作家の新田次郎さんが、元々は気象庁職員で、このレーダーの発案者でありPJリーダーであったことを初めて知りました。
移設復元されたレーダードームです。

ドーム内のレーダー本体を下から見上げた写真です。(ドーム内には入れません)

モニターです。

全景のジオラマ模型です。


小田急山のホテル
http://www.hakone-hoteldeyama.jp/
以前泊まった事のあるプリンスホテルの隣の湖畔に建つホテルです。
それ程大きくはありませんが、全室レイクビューで非常に静かで落ち着いた雰囲気、上質なサービスのホテルです。


部屋からは富士山も見えます。 庭の躑躅が満開の時期はもっと絶景だったと思います。

食事も夕食/朝食共にバイキングではなく、ちゃんとしたコース料理/セットメニューで丁寧なテーブルサービスをしてくれます。
プリンスホテルよりも格段に良いです。
夕食は和食/洋食コースを選べますが、私はわしょいくコースを選びました。
とても美味しくてボリュームも十分でした。(写真をクリックすると大きくなります。)
勿論、温泉(当然露天風呂付き)にも夜2回、朝1回の合計3回、ゆっくり、ゆったりと浸かることができました。

朝食はセットメニューです。


二日目は朝から晴天で、朝一番で駒ケ岳ロープウェイを使って標高1356mの駒ケ岳山頂まで行きました。
http://www2.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/ropeway/
生憎、山頂へ着いた時には富士山の山頂に雲が掛かってしまいました。

山頂から見下ろした芦ノ湖。 ほぼ全景が見渡せます。

芦ノ湖と反対方向、南東の方向には相模湾が一望できます。
小さく江の島も見えています。

山頂には箱根神社の元宮があります。


駒ケ岳から下山した後、山のホテルに戻り、湖畔のサロン・ド・ロザージュで朝のティータイムです。
湖畔のテラスで朝の爽やかなそよ風にあたりながら頂くケーキと紅茶は格別でした。
(一人2000円相当ですが、前夜の宿泊プランに込みです。)



仙石原の湿原を通って、仙石原方面に向かいました。
湿原の全景です。 新緑が美しいです。


最後に立ち寄ったのが仙石原からかなり山に入った所に忽然と現れるポーラ美術館です。
以前から名前は知っていて興味はありましたが、訪ねるのは初めてです。
http://www.polamuseum.or.jp/
ここは想像以上に見応えがありました。
ゆっくり見ると優に半日は掛かります。
本当にジックリ見ると1日潰れるでしょう。
展示内容の一部は定期的に変わるようです。
ピカソやルノワールなどの有名な西洋画家の絵も沢山展示されています。
行ってみる価値は十分にあります。
一部は写真撮影も可能です。

16世紀の景徳鎮の焼き物です。


6世紀の中国の加彩騎馬人物傭です。

印象派の画家モネの数ある睡蓮の絵の中のひとつです。
(本来、ブログに写真でアップするようなものではありませんが、ご紹介の意味で)


次回の旅行は、紅葉の時期、少し遠出をしたいと思います。
コメント (6)
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2泊3日晩秋の東北弾丸旅行 3日目

2017年12月03日 16時11分12秒 | 旅行記
2泊3日の弾丸旅行も最終日です。

3日目の朝は少しゆっくりで9時にホテルを出発だったので、ゆっくりと朝風呂に浸かり、朝食もゆったりと食べて出発です。

ホテルから30分程でJR五能線の鯵ヶ沢駅に着きます。
ここから五能線の観光列車、9:56発の「くまげら号」に乗って深浦まで行き、途中、千畳敷や日本海の景色を楽しもうというわけです。
赤矢印が出発地点の鯵ヶ沢で、黒丸で囲ったのが下車駅の深浦です。

五能線の駅前には有名な秋田犬の「わさお」をあしらった看板があります。


駅の待合には鯵ヶ沢という地名の由来が掛けてありました。
想像した通り、鯵漁が盛んだったんですね。


大関舞の海さんの出身地でもあります。(知りませんでした)


時刻表です。
上下合わせて1日20本だけです。 その内6本が観光列車です。
上りの終電は20:36、下りの終電は21:40です。
東京では考えられないダイヤです。


駅のホームです。

下り方向です。

上り方向です。

上り2番線から乗車します。


田舎の駅が珍しくて懐かしくて写真を一杯撮りました。
2番線へ行く陸橋から撮った風景です。
上り方向

下り方向

電車が来ないのでローアングルから悪戯。



そんなこんなしている内に電車が来ました。
観光列車「しらかみ」です。

車内はこんな感じで、凄くゆったりとしています。


座席は全席指定ですが、幸運にも進行方向右側、つまり海側の席になりました。(ラッキー!!)
発車して15分程で千畳敷駅に到着です。
ここで10分足らず停車して、写真撮影タイムです。
地殻変動で海底が隆起してできた独特の海岸です。




ここから深浦まで30分程、日本海の美しい景色を観ながらノンビリと走ります。
下の写真は全て車中から撮りました。
小さな写真はクリックすると大きくなります。




景色を堪能しているうちに下車駅の深浦に到着です。
下り方向から別の観光列車「橅」号が来ました。


乗車記念のスタンプを貰いました。


ここから先は再びバスに乗って、世界遺産「白神山地」の中にある「十二湖」へ向かいます。

名前は十二湖ですが、実際にはもっと沢山の池や沼があります。

昼少し前に到着し、1時間半ほど散策です。
白神山地の一部ですから日本古来の橅や楢、椚などの原生林が広がっています。
幸い紅葉もまだ残っていて、素晴らしい散策になりました。









2時頃に十二湖を出発した後は、一路東京へ向かう帰路に着きました。
秋田自動車道~東北自動車道を経て、仙台で東北新幹線に乗り換え、東京駅に着いたのは22:24です。
自宅着は23:45頃でした。
3日目のバスの走行距離は520kmです!

これで2泊3日の東北弾丸旅行が終りました。

当然、帰宅後はバタンキュー・・・です。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

今回の旅行で判ったのは、北東北の紅葉を楽しみたければ10月中旬頃に行かないと駄目っていう事です。
鶴の舞橋以外は全てお勧めスポットです。
コメント (8)
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2泊3日晩秋の東北弾丸旅行 2日目

2017年12月02日 10時04分09秒 | 旅行記
2日目も雫石から十和田湖~奥入瀬渓流~鶴の舞橋を回って日本海側の鯵ヶ沢温泉まで行く、弾丸旅行です。

7:30に雫石プリンスホテルをバスで出発です。

5時過ぎに起床し、温泉の朝風呂に浸かって、バイキングの朝食を摂ってから出発です。

到着時は陽が暮れていましたので写真は撮れませんでしたが、ホテルの裏は直ぐにゲレンデになっています。

駐車場からは八甲田山が見えます。


10:過ぎに十和田湖近くの「発荷峠」に到着です。
発荷峠から見下ろした十和田湖です。 天気は快晴! 前日の八幡平がこの天気なら・・・と悔やまれます。



10:30頃、十和田湖畔に到着し2時間程散策と昼食です。


凄く透明度の高い湖です。

紅葉は殆ど終わっていましたが、所々に僅かに残っていました。
2~3週間前に来ていれば、さぞ美しかったことでしょう。






湖畔にある十和田湖神社です。



湖畔の「とちの茶屋」というお店で昼食にしました。
十和田湖畔では一番有名なお店です。
勿論、名物のヒメマスの料理を頂きました。
塩焼きとお刺身の定食をひとつづつ注文し、家内と半分こして頂きました。
非常に美味しかったです。



バスツアーのメリット、昼間からお酒が飲めます。
「奥入瀬ビール」という地ビールを飲みました。
2015年のアジアビアカップで金賞を取ったようで、非常に濃厚な黒ビールです。



ここで気になったのは湖畔のホテルや土産物屋、飲食店の半分は廃墟になっていることです。
このままでは、どうなってしまうのかちょっと心配です。

13:00頃に直ぐ近くの奥入瀬渓流に到着です。
前半はバスでゆっくり走りながら車中から渓流を眺め、途中の「雲井の滝」というところでバスを降りて、下流の「石ケ戸」まで30分くらい散策しました。
地図の黒丸の部分です。

ここも紅葉はほぼ完全に終わっていて、僅かに痕跡が残っているような感じです。






これが「石ケ戸」という場所で、昔、女の盗賊が住処とした場所という言伝えがあるそうです。


13時過ぎに奥入瀬を出発し、ほど近い「蔦沼」へ行きました。
ここは北東北の中でも一際美しい紅葉で有名なところです。
駐車場に到着すると見事に紅葉した木があったので、ちょっと期待してしまいましたが・・・

ご覧の通り、枯れ山です。


2~3週間早く来ればこういう景色が見られたようです。
http://hirotravel.com/hakkouda/page_thumb19.html

この後、五所川原をかすめて、日本最長の木造三連太鼓橋である鶴の舞橋へ向かいます。
到着したのは既に4時頃で夕焼けタイムです。
この橋は平成6年に津軽富士見湖と呼ばれる廻堰大溜池の観光資源として作られたもので、時に歴史的な背景や価値はありません。
一応、寄ってみたという感じです。



津軽富士と呼ばれる「岩木山」が夕陽に照らされています。


これで二日目が終了で、二泊目の宿である鯵ヶ沢温泉に18時頃に到着しました。
ここも元々プリンスホテルだったところで、内容は一泊目の雫石と同じですが、こちらの方が少し良いです。
温泉はGoodです。💮

二日目のバスの走行距離は280kmです。
因みに一日目は450kmでしたから二日間合計で730kmです。
旅の2/3以上がバスと電車の中、やはり「弾丸旅行」ですね。(笑)
コメント (2)
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2泊3日晩秋の東北弾丸旅行 1日目

2017年12月01日 08時47分48秒 | 旅行記
早くも今日から12月です。あと1ケ月でお正月、2018年ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか・・・。
寒くなったり、暖かくなったり変な天候が続いていますので、体調を崩されぬようご自愛下さい。

さて、色々な事情でブログアップが遅れてしまい、ちょっと古いお話しになってしまいましたが、11月上旬に2泊3日で東北を旅行してきました。

旅行会社が企画して売り出しているパックツアーで、2泊3日で岩手→青森→秋田の東北3県を駆け巡る弾丸ツアーです。

一日目は朝5時過ぎに自宅を出発し、8時過ぎ東京発の新幹線で郡山まで行き、そこからバスに乗り換えて平泉の中尊寺を観て、再びバスに乗って八幡平へ行き、雫石温泉で宿泊という工程です。

平泉の世界遺産中尊寺に到着したのはお昼をちょっと過ぎた頃で、約1.5時間の滞在です。
普通にマイカーで行くと山の下の駐車場に車を止めて、急な上り坂を上らなければならないのですが、バスツアーの特権で、一番奥の金色堂の直ぐ近くまでバスが行ってくれます。
バスを降りてから徒歩数分で金色堂に着きました。

高校の修学旅行で来て以来なので40数年振りで、微かな記憶しかありませんが金色堂だけはよく覚えていました。
階段の奥に見えているのが「覆堂」と呼ばれる鉄筋のカバーです。
(40数年前は「鞘堂」と呼んでいた筈です)
この中に本物の金色堂が保存されています。
撮影禁止なので写真はありませんが、本当に金ぴかで眩いばかりの輝きです。
この金箔の輝きや彫刻もさることながら、全体に施された螺鈿細工の見事さには唖然とします。


金色堂を出ると経蔵があります。
写真の通り紅葉が真っ盛りでした。


更に奥へ行くと旧覆堂が保存されています。
現在のは鉄筋コンクリートですが、元々の覆堂はご覧の通りの木造です。


経蔵と旧覆堂の間に松尾芭蕉の等身大(と言われる)像があります。
結構長身だったようです。
有名な奥の細道の頃には既に40歳を過ぎており、当時のこの年齢では普通なら考えられないような日程で旅をしていることと、出身が伊賀で服部半蔵とも姻戚関係にあることから芭蕉忍者説があるようです。


旧覆堂からUターンして戻ってくると弁財天堂があります。
ここも紅葉が美しかったです。



直ぐ近くにある鐘楼です。


ここから本堂の方に向かう訳ですが、途中に讃衡蔵という博物館があり、奥州藤原三代に纏わる資料や遺物が豊富に展示されています。
ちゃんと観れば2時間位掛かりそうですが時間制限有りのバスツアーの悲しさでサラッと観ただけで終わりです。
博物館の前から本堂へ向かう参道の様子です。



本堂へ到着です。
当然、ここで参拝致しました。



本堂を後にして急な月見坂を下り始めた途中に「弁慶立ち往生の場所」なる所があり、そのすぐ脇に弁慶堂があります。


月見坂の紅葉です。 凄く急な下り坂です。(マイカーで来た人はここを上る訳です)


2時頃に平泉を出発し、八幡平へ向かいました。
しかし・・・生憎の悪天候で濃霧と強風と寒さ(なんと数日前に積もった雪が残っていました)で全く景色は見えず、「ただ登って、トイレ休憩しただけ」で終わりました。
従って写真はありません。

八幡平を諦めて1日目の宿である雫石温泉へ向かい、18:00頃に雫石プリンスホテルに到着しました。
ここはゴルフ場とスキー場が併設されています。
ゴルフもスキーもしない中高年が泊まるにはあまりお勧めのホテルではありませんが、温泉だけは良かったです。💮
雫石のスキー場は子供が小さい頃に家族でスキーをしに来た想い出の場所なので、そういう意味では懐かしかったです。

これで一日目が終了です。

二日目へ続く・・・
コメント (4)
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