信州の花見と温泉とお城の旅も最終日です。(小さな写真はクリックすると大きくなります)
鹿教湯温泉を8時過ぎにチェックアウトし、上田に向かう途中で別所温泉にある「安楽寺」に立ち寄りました。
このお寺に立ち寄った理由は鎌倉時代に建てられた珍しい国宝の八角形の三重塔があるからです。
詳しくはこちらで。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%A5%BD%E5%AF%BA_(%E4%B8%8A%E7%94%B0%E5%B8%82)
安楽寺の全景です。
奥に見える屋根が本堂で、手前に見えるのが鐘撞堂です。
本堂です。
国宝の三重塔です。 なかなか迫力があります。
一部朱色が見えるので、建立当時は朱塗りだったのかも知れません。
安楽寺で御朱印を頂いた後、最終日のメインイベントである上田城に向かいました。 車で30分程で着きます。
時間が早かったので駐車場も並ばずにスムーズに入ることができました。
ここも桜が満開です。
上田城は言わずと知れた真田昌幸(信繁(通称幸村)の父)が1583年に築城した城で、二度にわたる徳川軍の攻撃を退けたことでも有名です。
詳しくはこちらで。
http://www.ueda-cb.gr.jp/uedajo/index.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E5%9F%8E
今は埋め立てられてグラウンドになっている大堀側から入城し、二の丸を抜けると当時のまま現存する西櫓が見えます。
西虎口を入って本丸の前に真田神社があります。
当然、お参りをして、御朱印を頂きました。
神社を出ると正面に東虎口があります。
ここは北櫓と南櫓に挟まれた櫓門があります。
南櫓側の石垣に有名な巨石「真田石」があります。
ここから一旦お堀の外に出て、博物館を見学しました。
本館は江戸時代以降の真田城と上田に関する資料が展示してあり、別館は徳川時代以前の真田時代の資料が展示してあります。
この別館の方が圧巻で、当時の手紙(書状)や鎧などの貴重な資料が多数展示されています。
ここを見ていると、真田一族が戦国時代を生き抜くためにいかに翻弄され苦労したかが伝わってきますし、昌幸が如何に手紙魔であったかということもよく判ります。
(NHK大河の「真田丸」に登場する色々なエピソードがほぼ事実であることも確認できました)
上田城へお越しなる機会があればここは是非立ち寄ってみて下さい。
博物館を1時間半くらい見学した後は、場内を花見しながら散策しました。
桜の間から遠くの雪山が見えます。多分八ヶ岳ではないかと思います。(間違っていたらごめんなさい)
13:30頃に上田城散策を終えて、帰路に着きました。(上田城に4時間近く居たことになります)
途中、上信越自動車道のSAで遅めの昼食を摂り、17:00頃帰宅いたしました。
SAから見た八ヶ岳連峰です。
これで「花見とお城と温泉の旅」は終了です。
花見もお城も温泉も十分に楽しむことができましたし、武田と真田のゆかりの地を巡ることもできて大満足です。
この後、世の中は10連休ですが、私は土日と最終の6日以外はお仕事で、次の旅行は秋になると思います。
長々とお付き合い、ありがとうございました。