自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

ニューシネマ

2019年01月25日 05時58分44秒 | 映画
またまた映画のお話し・・・

これも50代以下の方々はあまり知らないと思いますが、1960年代から70年代に掛けて一世を風靡した、所謂ハリウッド映画とは一線を画すアメリカンシネマです。
既成概念にとらわれない若手の新進気鋭監督による反戦、暴力、セックス、既成概念の否定などのテーマと、独特のカメラワークや台詞、当時流行していた音楽の融合が特徴でした。
実話を元にした作品が多いのも特徴です。
私の思春期~学生時代という多感な?時期で、沢山の映画を観ましたし、色々な意味で?想い出にも残っています。

前回のフランス映画と同様、私が観た範囲で印象に残っている作品を列挙します。
皆様とどれくらい想い出を共有できるでしょうか?

・俺たちに明日はない(ボニー&クライドの実話です、ラストシーンが有名)
・卒業(私の好きなダスティン・ホフマン、アン・バン・クロフト、キャサリン・ロス(可愛かった!))
・イージーライダー(ジャック・ニコルソンのデビューでしょうか?、ラストシーンが悲しいです)
・明日に向かって撃て(これも実話ベースで、ニューマン、レッドフォードに加えて、キャサリン・ロスがいいです)
・スケアクロウ(ジーン・ハックマンとアル・パチーノの名コンビ)
・真夜中のカウボーイ(ホフマン演じる「ラッツォ」が悲しい・・・ニルソンの音楽もいいです。スケアクロウのお手本になったような映画)
・狼たちの午後(これも実話)
・マッシュ(ニューシネマには珍しい朝鮮戦争を舞台にした反戦ブラックコメディ)
・タクシードライバー(私の好きなロバート・デ・ニーロのデビュー作?)
・ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー(わらの犬にも出ているスーザン・ジョージのデビュー作?)
・小さな巨人(これもダスティン・ホフマン)
・いちご白書(今は亡き、学生運動)
・ワイルドバンチ(サム・ペキンパー監督の出世作)
・わらの犬(これもペキンパー監督、ニューシネマと言って良いかどうか?)
・フレンチコネクション(ジーン・ハックマンがいいです)
・ソルジャーブルー(サンドクリークの虐殺・・・)
・ビリー・ザ・キッド(これもペキンパー監督、既にニューシネマじゃないか???)

他にも忘れている作品が沢山あるかも・・・

CGとアメコミと海外ネタに頼りっきりのハリウッドには、もうこういう心意気は残っていないのでしょうか?


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4 コメント

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ぎりぎり40代です(笑) (みず)
2019-01-25 22:13:52
お疲れ様です。バニシングポイントにも一票お願いいたします。

私にとってのアメリカンニューシネマは、混沌&音楽&主役(級)が死ぬ、もしくはアンハッピーエンドに尽きます。
混沌ならタクシードライバー。悲劇的なラストなら俺たちに明日はない、イージーライダー、真夜中のカーボーイ。そんな私にとってのアメリカンニューシネマの到達点はディアハンターです。ロバート・デニーロ、メリル・ストリープは最も大好きな俳優です。

でも残念なのは、これらの映画をリアルタイムで体験していないことです。音楽にしてもレースにしても70年代が一番なのですが…。せめてもの救いは、この時代に生まれ育ったことです。クラキンさんの年代の方々が本当に羨ましい! では
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Unknown (酒好きオヤジ)
2019-01-26 05:12:57
おはようございます。
ほとんど見ていますがなかにはストリーも忘れている作品もあって、今後の楽しみにしようかと思います。
アメリカンニューシネマではありませんが「時計仕掛けのオレンジ」もあの頃見た印象深い映画です。

ちなみにデニーロのデビュー作は私もそう思っていましたが無名時代を除けば「ゴッドファーザーPII」のほうが先の様です。
意外でした。

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Re:ぎりぎり40代です(笑) (クラキン)
2019-01-26 07:17:09
みずさん、またまた映画ネタにお付き合いいただき、ありがとうございます。
「主役(級)が死ぬ、もしくはアンハッピーエンド」・・仰る通りですね。
実話ベースで映画を綺麗ごとにせずに、リアリティを追求した結果だと思います。
70年代は大阪万博に始まり、ベトナム戦争終結、ウォーターゲート事件やロッキード事件、オイルショック、日中国交回復、コンピュータの実用化など結構激動の時代でした。
私個人では14~23歳、中学から社会人1年生という正に青春時代です。
そんな中でニューシネマは凄く新鮮で刺激的でしたね。
高校時代に彼女と一緒に観に行った想い出もあります。
返信する
Re:Unknown (クラキン)
2019-01-26 07:51:31
酒好きオヤジさん、いらっしゃいませ。
やはり殆ど観られてますか。
私もストーリーなど忘れている部分が多いです。
時計仕掛けのオレンジは興味がありながら観られなかった映画のひとつです。
デニーロがゴッドファーザーに先に出ていたとは私も知りませんでした。
ニューシネマで主役を演じた俳優さんたちも70~80代になってきましたので、そろそろ悲しいニュースが舞い込む可能性があります。
時代の移り変わりを実感しますね。
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