夏休みのど真ん中、5日目。
東京は一日雨模様なので、今日はプラモデル作りです。
レベル1/72のB-17Gの製作続行です。
前回までで爆撃手席、コックピット、爆弾倉、通信室までが完成しました。
引き続きインテリアの製作です。
スペリー球形銃座が完成しました。(機銃身の装着はいちばん最後です。)
茶色い箱は弾倉(木製の箱)で、ここから弾帯を伝わって、銃座内に弾が供給される仕掛けです。
これが通信室のすぐ後ろの天井から吊り下げられます。
モーター駆動で上下方向に90度(つまり、機銃身が真下を向く位置まで)、水平方向には360度回転できます。
銃手は自分の股の間から正面と上下が若干だけが見えるだけで、横や後ろを振り向くことは全くできない作りになっていますから、機内の乗組員からインターコムで敵機の方角を教えてもらいながら戦ったようです。
空薬莢は機外に放出されます。
上部回転銃座もキャノピー以外は完成しました。(キャノピーは仮組み)
コックピットのすぐ後ろの機体上部に着きます。
銃手は最下部の板の上に立って射撃します。
空薬莢は袋に貯められます。
尾部銃座です。(ここも機銃身の装着はいちばん最後です。)
かすかに見えるグレーのサドルに跨って、膝まずいた姿勢で射撃します。
サドルの両側の茶色の箱は弾倉です。
サドル前方のグリーンの部分が防弾装甲です。
後部側面銃座です。
この銃座の薬莢は床にばら撒くスタイルなので、交戦中は床が薬莢だらけになったようです。
資料本を見ると薬莢で足の踏み場もない写真が載っています。
取り付けの終わったスペリー球形銃座も写っています。
これで機内の造作は全部完了で、これでようやく胴体左右の貼り合わせに進めます。
見納めになるので、各部の写真を載せておきます。
全景です。
エンジンも組み立てました。
R-1820の7気筒、1200馬力エンジンです。
1/72としては異例に良く出来たエンジンで、後部の吸気/排気管まで再現されています。
これだけで十分に見応えがあるので、プラグコードは追加しません。
主翼内部の造作です。
オイルクーラーやターボチャージャーの空気取り入れ口のダクトまで再現されています。
内側のエンジンナセル内の主脚格納庫です。
写真ではあまりよく見えませんが、オイルタンクもしっかり再現されています。
この辺はモノグラムの48以上のディテールです。
主翼の上下を貼り合わせました。
フラップダウン状態で製作できるようになっているので、フラップ部分をカッターで切り離しました。
今日はこの辺で・・・。
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