溜っている1/72や1/144、1/200の飛行機キットのストックを少しづつ作っていこうと目論んでいますが、これらの小スケールの飛行機は、できるだけ「飛行姿勢」で作っていこうと思っています。
飛行機は何と言っても「飛行姿勢」が最も美しく、カッコイイので。
そこで問題になるのが、飛行姿勢を支える「スタンド」です。
古いキットはスタンドが付属しているものもありますが、最近のキットでは殆ど付属していません。
先日完成させた1/144のP-3Cはスタンドを自作しましたが、全て自作と言うのも面倒だなぁ・・・と思っていたら、アマゾンのサイトで見つけてしまいました。
磁石式の汎用スタンドです。
1個1,890円です。
発売元は静岡県焼津の「MM考房」というところで、プラッツが代理店になっているようです。
Made in Chinaです。
パッケージです。
15cm×10cm×3cmの箱に台座部分と支柱部分が分かれて収まっています。
右下の方に「低翼型機体用」と書いてある通り、機体の底面がフラットに近い低翼機用のタイプです。
これとは別に、底面が丸い中翼、高翼機用があります。
各1個づつ購入しました。
パッケージ裏面の説明書きです。
ご覧の通り、スタンド側に三角配置で磁石が付いていて、機体側に薄い小さな鉄片(5mm×10mm)を両面テープで貼り、磁力によって接合固定する仕掛けです。
スタンド側の磁石がかなり強力なので、機体を組み立てる時に、小さなナット等の鉄片を機体内部に瞬着で固定しておけば、重いキット以外ならプラ材を通してでも十分に固定できそうです。
パッケージから出して、組み立ててみました。(台座に支柱を差し込むだけです。)
高さは12cm程です。
ご覧の通り、非常に美しくてスマートな、高級感のある総アクリル製です。
台座と支柱の合わせが良いので、差し込むだけで接着する必要は無さそうです。
支柱の先端に三角配置で付いているのが磁石です。
低翼型と中翼型ではこの磁石部分の形状が異なっています。
写真は中翼型です。 低翼型は磁石がフラットな配置になっています。
支柱と磁石部分はボールジョイントになっていますから、水平飛行・上昇中・旋回中と自由に角度変えられます。
台座部分も透明なアクリルなので、作品展などでは、作品カードを台座の下に敷いて展示する方法も良さそうです。
台座部分が結構重いので、安定感があります。
1/72の単発機は勿論、1/72の小型双発機や1/200、1/144の旅客機まではカバーできそうです。
1/144でもジャンボジェットはちょっと無理でしょう。
1/72のレシプロ機でもDC-3やB-17くらいの大きさになるとやはり無理だと思います。
パッケージには1/48小型ジェット機、1/72現用ジェット機、1/48単発レシプロ機、1/200~1/300旅客機に適合と書いてあります。
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