このブログをご覧いただいている方々は既にご承知のことと思いますが、私のプラモデル作りとこのブログの関係についてお話します。
私のプラモデル作りは基本的に「素組み」です。
実物の「リサーチ」や「考証」は殆どしませんし、キットが実物と多少違っている点があっても気にしません。 当然「改造」もしません。
飛行機などは「誰のいつ頃の搭乗機か」というところは、ちょっと拘って作りますが、他の部分は何となく「それらしく」、「リアル」に見えて、雰囲気が出ればOKです。
従って実物の写真を見る時も全体の雰囲気や色、汚れ方などを中心に見ているのであって、キットの型と写真の型がちょっとくらい違っていても気にせず、参考にしてしまいます。
1.一応まだ現役のサラリーマンですし、他の道楽や用事・雑用が多くて、プラモデル作りに掛けられる時間とお金が限られている。
2.所詮は趣味の世界、自己満足で十分だと思っている。
3.プラモデルは「作ってナンボ」だと思っている。
4.模型なんだから、少しくらいはフィクションやデフォルメ、創作があってもOK。
5.面倒なことはイヤだし、腕も根気も無い。
つまり道楽として楽しみながら作って、出来上がった時に8割の自己満足と2割の不満(=次へのモチベーション)が残ればそれでOKということです。
従って「ディテールアップ」をする場合も、少しづつチャレンジはしますが、自分の腕前と根気の許す範囲の中で、気の向くままですし、デッチアゲもありです(私はこれをデッチアップと呼びます)。
・・・・ というような訳でこのブログのプラモデル製作記もそれが反映しています。
これからプラモデルを趣味にしようとされている方や、プラモデルを始めて間も無い方が見て判るような内容で、「プラモデルって簡単そうで、楽しそうだな・・・」と思って貰えるような内容にしたいと思います。
プラモデル、特にスケールモデルの敷居をできるだけ低くしたいと思う次第です。
モデラー諸兄の中には実物への拘りや正確な考証、正確な形などに力を注がれて素晴らしい作品を製作されている方も多く、そのような方々から見れば私の作品や製作姿勢は甚だ「いい加減」と思われるでしょうし、このブログも何の参考にもならない陳腐なものと思われるでしょうが、これも「楽しみ方」のひとつということでご理解ください。