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万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

米グレンデール市は慰安婦像を撤去しては

2013年10月14日 13時39分19秒 | 国際政治
米グレンデール市長「慰安婦像は間違い」 韓国紙「波紋広がる」(産経新聞) - goo ニュース
 韓国系団体による積極的ロビー活動の圧力に受け、”慰安婦像”を設置してしまったグレンデール市。今となって、現職のウィーバー市長は、慰安婦像の設置を間違いであったとして後悔しているそうです。

 グレンデールの名称は、今では、韓国の卑怯極まりない日本国に対する誣告の象徴として記憶されています。と同時に、日本人のアメリカに対するイメージも、著しく損われてしまいました。正義を尊び、フェアであるはずのアメリカ=グレンデール市が、かくも簡単に韓国の宣伝に騙され、日本国の抗議には耳を塞ぎ、事実関係を丁寧に調べもせず、韓国の立場を全面的に支持したのですから。この顛末に、怒りを覚えた日本人も少なくなかったはずです。しかしながら、ウィーバー市長をはじめ、既に、この像の設置には疑問がもたれているのですから、撤去に向けた作業を開始してはどうかと思うのです。もっとも、韓国系団体は、”市長を弾劾する”と息巻ており、激しい抵抗も予想されますので、第三者機関を設置し、提出された報告書に基づいて慰安婦像の存続を再検討するとか、住民投票で賛否を問うとか…、誰もが納得する手続きを踏む必要はありそうです。”過ちて改めざる是を過ちと謂う”とも申します。

 仮に、グレンデール市の慰安婦像が撤去されるとしますと、日本人の対米感情は途端に改善され、急上昇することでしょう(もっとも、韓国では、逆に低下することになりますが…)。アメリカは、やはり、歴史の事実を尊重し、理性的な判断をする国であると…。それにしましても、ジャパン・ディスカウントを目的とした韓国の国際的な慰安婦キャンペーンは、要らぬ不和の元をまき散らしているのですから、まことに罪深いと思うのです。

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コメント (2)
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