万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

日本国の尖閣・竹島動画-中韓は抗議はできても反証はできない

2013年10月24日 15時42分01秒 | アジア
竹島・尖閣領有、動画広報 中韓が抗議(産経新聞) - goo ニュース
 これまでは受け身一辺倒でしたが、日本国も、ようやく重い腰を上げて、尖閣諸島と竹島の日本国領有の正当性を説明する動画を作成し、ネット上で公開を開始しました。案の定、中国と韓国からは、動画を削除せよ、といった抗議が寄せられているそうです。

 外務省が作成した尖閣諸島と竹島の動画は、日本国が両島を領有に至った事実を淡々と説明し、事実をして語らしめるスタイルを取っております。動画はおよそ2分ほどであるため、日本側が収集したり、保有している全ての証拠をアップしてはいないものの、特に重要となる証拠を時系列順に紹介しており、その全てに嘘偽りはありません。中国や韓国が、自らの領有の正当性を主張するならば、自らもまた証拠を示して反証する必要があります。ところが、中国の反応は、”一切の挑発的行動を停止せよ…”であり、韓国に至っては、”領有権の主張を断念せよ”というものです。両国とも、動画の内容を否定できないのです。

 抗議はできても反証はできない中国と韓国。この両国の態度こそ、尖閣諸島と竹島が日本国の領土であることを、明確に物語っているのではないでしょうか。

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コメント (2)
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