先に見つけてたとしても
庭の片隅に植えてある「行者にんにく」
食べずに増やしてきた
今年はつぼみが少なくて
たった五個
そのうちの三つがいま
花を咲かせた
この花が見たいんです
今しか見られない
かわいい花です
学校から帰ると
我さきにとその木をめがけて
子供たちが集まった
大きなその木は
子供たちがそっちこっちに
4・5人登っても
平気な木だった
桑の実が黒くなっている
これを求めて木に登り
手や口の周りを黒紫にして
夢中で食べたっけ
衣服に色がつくのも
気にしない
多分 母親は迷惑だったろう
物のない貧しいあの時代
その服はみんな
色が残ったままでも
学校へ着ていった…
気温が低い日が続き
その上 梅雨に入りました
畑のもの 山のもの
みんな 育ちが悪い
「来月 コケ玉講習お願いしますね」
公民館の新しい担当の方が
おっしゃった
いつもより苔の育ちも悪い
来月まで頑張れ
あなたたちが頼りです
市の講座の中でも
人気の講座
「山野草の寄せ植え講座」
申し込んでいたので
行ってきました
年に数回 コースの講座です
今回は「ベニチガヤ」と「一つ葉ショウマ」
これをご指導の下
植えこんでいきます
コケを張る前に
「姫月見草」を
先生が渡してくださいました
これがあるのとないのでは
全く見た目がちがいます
完成品はもちろん
我が家のコケ物なかまに
入りました
このところ
早朝からず~~っと
きれいな声の鳥が
無き交わしている
窓を開けるとすぐに山へと続く
林や森
手の届きそうなところから
次々と 素敵な声
いつだったか
孫が来た時
「おばあちゃん 鳥の声 きれいだね」
「あれ なんという鳥?」って
お話ししたっけ
主人が昨日珍しく
「鳥っこの声 いいな」
なんて 似合わないことを言った
私同様 孫を思ったらしく
「〇〇は何と言ったべか?」と
口にした
クジラの肉があったので
またミズの鍋にした
山仲間とは別の仲間と
夫は村の沼へ
ジュンサイ採りにいった
また初物を頂いた
蕨も終わりになり
山菜がなくなると
やっぱり さみしい…
「食べさせるものないよ…」と
何気に話したら
夫がちょっといなくなった
「採ってきたぞ」
例によって蕗の葉でくるんで
きれいにはっぱを取って
小川で洗って
持ってきた
な~~~~~~ンにもしなかった夫が
この頃はこうして持ってくる
根っこが赤いミズ(ウワバミソウ)だ
こうならないと
ねばらない
もったいないから半分を
定番の一つ
「たたき」にして…
夜の食卓にまた
山菜が載りました
夫が
「アカシア 食うか」といった
「うん 一回は食いたいな」
そしたら採ってきました
多くはいらないといったから
あんまり採ってこないけれど
2食分はありそうだ
部屋に甘い香りが漂う
やっぱり ミツバチが好むはずだ
夜 かき揚げにした
ほんのり甘く
やっぱりおいしいや…