定期的にお世話になっている
整体の女性の先生
月に二回ほどお隣の青森から
秋田市にやってくる
「秋田が大好き」と
いつもおっしゃる
「秋田の人は暗いって言われるけど
来たことがない人が言ってるんじゃない?」
この間もそうおっしゃった
人柄が好きだという
親切 優しい
「無償の振廻い」にも驚いたという
(うちのゼラニューム)
そういえば自分もそうだが周りにも
もてなすことが大好きな
人間があふれている
見返りを期待しないもてなし
私たちには当たり前の事でも
先生はそれに驚いたという
秋田は昔から「いいふりこぎ」と
言われてきた
「いいふりをして格好をつける」
ということだ
悪く言えばそうだが
どうにかして もてなして
喜んで貰いたいという気持ちは
悪い事ではないと思う
天保の大飢饉のとき
「秋田には米がある」と
会津や南部や越後から
多くの人が流れてきたそうだ
実際には秋田も飢饉だったのだが
それほど近隣にも穀倉地帯で豊かと
知られていたのだろう
「だから気持ちが豊かな県民性」
と先生はおっしゃった