ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

丸沼高原に咲いた野草たち

2016年08月03日 | 夏の奥日光
7月末に日光白根山ロープウェーで山頂駅に行き丸沼高原を
歩きました。
阿弥陀ヶ池まで歩いて往復しようと山頂駅を出ましたが、
途中の急な上りで家内も私も足に自信がなくなり史跡散策
コースを歩きました。













このコースは驚くほどカニコウモリの大群落が続きました。
そのほかはゴゼンタチバナ、イチヤクソウ、ハクサンフウロ、
アキノキリンソウと少なかったです。





山頂駅付近にヤマハハコ(山母子)が咲いていました。
20年ほど前に親子3人で丸沼から金精峠を越えて奥日光に
行くとき、道路沿いにヤマハハコがたくさん咲いていましたが、
今回はウバユリが多かったです。
当時、ヤマハハコという花の名前の響きが気に入りました。

山頂駅付近(標高2000m)にコマクサが咲いていました。
山を歩かない観光客向けに植栽されたのでしょう。




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赤沼から小田代ヶ原へ(続き)

2016年08月01日 | 夏の奥日光
奥日光の赤沼から2.8キロ歩いて泉門という分岐に着き、
そこから小田代ヶ原に向かいました。
カラマツの林の中の木道は木陰があり心地よかったです。







小田代ヶ原に近づいて写真を撮っているご夫婦に挨拶したら
この先にアザミがいっぱい咲いていますよと教えてもらいました。
数100m歩いた小田代ヶ原に、ノアザミの濃い紫色の大群落が
ここかしこに見えました。







小田代ヶ原のシンボルツリーの貴婦人と呼ばれる1本のシラカバと、
もう1枚は男体山の雄姿を撮りました。
いずれも手前にノアザミの群落がありました。
遊歩道沿いに1本咲いた美しいアザミを見つけて接写しました。
小田代ヶ原に着いてシラカバの入った眺望が素晴らしかったです。



案内板に小田代ヶ原はかつては湿地でしたが、乾燥化して草原に
変わりつつあること、シカの増加でシカの食害から小田代ヶ原を
守るため柵を設置して可憐な花が見られるようになったことが
書いてありました。

数年前の秋にこのコースを歩いたとき、小田代ヶ原は台風で冠水し
木道の一部が閉鎖され迂回するほどでした。
冠水で草原の植物への影響を心配しましたが、ノアザミやホザキ
シモツケの群落を見て草原がよみがえったことを感じました。

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赤沼から小田代ヶ原へ

2016年07月31日 | 夏の奥日光
奥日光の赤沼に車をとめて小田代ヶ原まで歩くことにしました。
奥日光は春と秋に行くことが多く、夏の日光は10数年ぶりでした。
この季節を代表するホザキシモツケは淡紅色の花を枝先につけて
いました。
湯川の対岸にホシザキシモツケの群落が見えました。







湯川は湯の湖を源流として中禅寺湖に注ぎますが、
手つかずの自然が魅力的でした。







湯川に大きなニホンジカがいました。
30m以上は離れていましたが、望遠機能があるので
撮ることができました。
シカは各地で食害をおかし嫌われものですが、湯川のシカは
都会に住む者にとって滅多に見られない野生の生き物でした。

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ウバユリ(姥百合)への興味

2016年07月30日 | 夏の奥日光
奥日光に行ってハイキングをしてきました。
沼田から国道120号を走行して丸沼高原の日光白根山
ロープウェーで山頂駅まで行き、白根山を目指さないで
年齢相応に史跡散策コースを歩きました。



このコースは針葉樹のシラビソが多くカニコウモリの群落が
各所で目につきました。





日光湯元に行く途中の国道120号沿いに緑白色のウバユリが
たくさん咲いていました。
余りの多さに驚き、途中車をとめて草丈1mもあるウバユリを
はじめて撮りました。
名前の由来は花が咲くとき、葉なしになることから歯なしに
たとえてウバユリ(姥百合)の名がつきました。

宿でその日の写真を再生してみて、葉を撮っていないことに
気づきました。
このときはまだウバユリの名前の由来を知りませんでした。



翌日、赤沼から小田代が原までハイキングしました。
遊歩道沿いにウバユリが少し咲いていて、葉を入れて撮る
ことができました。
ウバユリは花が咲くとき葉があるのが多いようですが、
ウバユリの名前は永遠に変わらないでしょう。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。