ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

渋沢丘陵・八国見山付近の早春

2014年02月24日 | 渋沢丘陵
秦野市の渋沢丘陵に大規模霊園の話が進んでいるのを聞いて、
渋沢丘陵を考える会主催の自然観察会に参加しました。
富士山は隠れていましたが冠雪した大山や丹沢の二ノ塔、
三ノ塔がよく見えました。
渋沢駅から霊園予定地の峠地区の八国見山(標高319m)まで
観察しながら往復しました。





渋沢丘陵は国蝶・オオムラサキの貴重な生息地で観察会の
前に吉田嗣郎さんから美しい映像と標本を見せていただきました。
タイミングよくオオムラサキの幼虫のついた葉を見つけてくれました。
渋沢丘陵では何10匹も見られるそうです。
エノキはオオムラサキの食樹として知られています。







案内者の吉田さんが木についた山繭を見つけてくれました。
ウスタビガのつくった繭です。
ジンチョウゲ科のオニシバリ(鬼縛り)が咲いていました。
樹皮が丈夫で鬼でも縛れるというのが名前の由来です。





八国見山南面の電波塔の前で眼下の急峻な山が削られ埋め
立てられて、15000区画の巨大霊園が計画されていると
いう話を聞きました。
この一帯は渋沢丘陵の核心部分で、ここを造成されたら生き物
の環境に大きな影響を与えることは容易に理解できました。

八国見山(やくにみやま)山頂は小さな石仏が1体祀られて
いるだけでした。
八つの国はどことどこですかと、日置さんがクイズ(?)を出したら
仲間のTさんが8つの国名を次々と挙げて、拍手でした!
ブログを書きながら、駿河、伊豆、相模、下総、上総、安房、
武蔵と出ましたが、もう一つが出てきません。
筑波山を思い出し常陸が出て八国見山の由来がわかりました。

吉田さんのグループが管理している冬水田んぼを案内してもらい
家に帰ったら歩数計は22000歩でした。


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早春の渋沢丘陵・八国見山付近

2013年02月19日 | 渋沢丘陵






渋沢丘陵の自然観察をしている地元のグループに誘われて
八国見山から大井町高尾付近を歩きました。
広大な雑木林が続き落ち葉を踏んで歩いたら心地よかったです。
やがて登ったという実感もなく八国見山山頂に到着しました。

山頂には八国見山の名前と標高319mと書かれた小さな
標識が立っていました。
石仏と1円玉が2枚むき出しのまま置かれているのを見て
心が和みました。
近くの電波塔のそばで南側の急な斜面に巨大霊園が計画
されている話を聞いて愕然としました。
近くに工事用の杭が何箇所か打たれていて工事が近いことを
示していました。
オオムラサキの食樹のエノキに黄色いテープが巻かれていました。

そのそばでここにツノハシバミの花が咲いていますとリーダーが
早春の花を見つけました。渋沢丘陵に多く見られるとか。
これから花は1本、1本垂れ下がるようです。
途中で薄緑色の山繭が裸木についているのを何箇所かで見ました。
渋沢丘陵の奥まで歩いて、豊かな自然が残っている貴重な所だと
実感しました。

大井町高尾から見ると目印の電波塔の後ろに山頂らしきものが見え
それが八国見山山頂のようです。
そこからは霊峰大山が聳えて見えました。


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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。