ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

苦節10年、クリスマスローズが咲きました

2010年01月31日 | 日記
庭にクリスマスローズが咲きました。
咲きはじめの花は長身を屈めて接写するのでいつも難儀しますが、
茎が5センチくらい伸びた下向きの花が一番好きです。
気品のある女性を連想します。

ところが今年は一輪だけ上向きに咲いた花があり驚いています。
茎が20数センチ以上に伸び切ったころは花の数は10個ほどになり
写真を撮るのは容易ですが、
そのころはもうクリスマスローズに魅力を感じなくなります。

イギリスではヘレボルス・ニゲルという品種がクリスマスのころに咲くことから
クリスマスローズと呼ばれています。
日本の園芸市場では多く出回っている春咲きのヘレボルス・オリエンタリスと
いう品種も含めてクリスマスローズと総称しています。

最初にクリスマスローズの鉢植えを買った10年ほど前は、
地植えにして翌年以降に花が咲かない状態が続き
花の管理人はウチの庭はクリスマスローズに合わないのではと
随分悩んでいました。

諦めないで3回目の鉢を買った数年前から状況が一転し
庭の数箇所にクリスマスローズの実生が出るようになりました。
いまは近所の知り合いに株を分けてあげる余裕ができました。

お知らせ:
このブログは「ぶな太のデジカメ日記Ⅱ」でスタートして
2ヶ月たちました。お陰さまで順調に立ち上がりました。
今日からブログ名を「ぶな太のデジカメ日記」に改称しますので、
よろしくお願いします。

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早春の花・福寿草が光輝いて咲きました

2010年01月30日 | 日記
早春の花の代表といえば、福寿草でしょう。
庭に福寿草が咲きはじめてから数日たちました。
毎年節分が近づくころに地面から茎が次々と突き出て力強く咲きます。
花の管理人に福寿草の花はどの状態がいいか聞いたら、
やはり咲きはじめがいいということでした。

一昨日、日差しがなかったので花は開きませんでしたが、
その間に見えないところで開花が進んだようで、
アップした写真はやや開き過ぎでした。
わずか一日で花の状態がこんなに変化するとは驚きでした。

福寿草は日差しがないときは花を閉じており、
太陽の光をいっぱいに受けると、喜びを表わすように
黄色い花が一斉に開いて光輝きます。

花が咲いてから10日以上たつと茎が伸びて花は濃い緑の葉に
包まれますが、このときはもう福寿草らしさを感じません。
この状態の画像をアップしているHPやブログを
よく見かけますが少し違和感をもっています。

福寿草が咲くと春が近いことを実感します。
旧暦の正月のころに咲くので、別名は元日草とも呼ばれます。
福寿草のようにめでたい名前のついた植物はほかに見当たりません。

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メジロにミカンのあげ方を工夫しました

2010年01月29日 | 日記
野鳥にエサをあげることはここ数年花の管理人の強い意向で
ご法度になっていましたが、昨日から解禁になりました。
このところ鳥が庭に寄り付かなくなってさびしいということが
話題になりました。

スーパーで久しぶりにミカンの袋をカゴに入れたので、
内心はメジロにミカンをあげたいと思っていましたが、
自分からはいい出せませんでした。
昨日花の管理人が自分からミカンを半分に切って、
庭の石の上に置いたら、10分後にヒヨドリとムクドリが現れて、
全部食べられてしまいました。

メジロにミカンをあげるノウハウなら私の方があるので、
ミカンの切り方を工夫しました。
上の皮の部分を果肉が見える程度に薄く切っておくことにしました。
メジロがミカンを食べているところを撮るため、
パソコンのある和室の前にある草花の鉢の上にミカンを置き、
障子を少し開けておきました。
案の定、ヒヨドリがきましたが一気には食べられませんでした。
待望のメジロがやってきてほっとしました。
ガラス越しにシャッターを押しましたが、メジロは食べるのに夢中でした。

一方、ヒヨドリはカメラを向けると近くの木に飛んで行きました。
ちょっとパソコンの画面を見ていた隙にヒヨドリが現れて、
なんとミカンをくわえて3m先の芝生に移動し、残りを全部食べてしまいました。
さすがにヒヨドリは賢いと感心しました。

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マガモのいる川でつかのまの鳥談義

2010年01月29日 | 日記
昨日は午後雨が上がってから散歩に出ました。
川沿いを歩いていたら、突然近くの草むらからカワセミが
飛び立ち、上流に向かって飛んで行きました。
この川でカワセミを見るのは今年はじめてでした。
カワセミの行った方向に注意深く歩きましたが、
どこに止まったかわかりませんでした。

団地の裏にきたら、高齢のご婦人が立ち止まって川を眺めていました。
そこにはマガモが4羽くちばしを水に入れていました。
私も近づいてマガモに目をやっていたら、
”何を食べているのでしょうね”と聞かれました。
”魚でなく水草を食べているのしょう”と話に応じました。

”主人は鳥が大好きだったのですよ”といわれました。
以前はこの川に鳥がもっとたくさんいたこと、
川のドロをさらってから魚がいなくなったことなどを
話し合いました。
”いつもここに来ると癒されるんです”といい残して、
別れました。

マガモがいたところにほかの野鳥も集ってきました。
セグロセキレイ、ハクセキレイ、ツグミ、ムクドリ、
スズメ、シジュウカラと6種類です。
ご婦人と別れてから、
”主人は鳥が大好きだったのですよ”という言葉が気になりました。

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森の中で赤く輝くアオキの実を探して

2010年01月28日 | 日記
いま山地や森の中を歩くと、青木(アオキ)の実が赤く色づき美しいです。
アオキは1年中青々としているからこの名がついたといわれます。

昨日行った座間の県立谷戸山公園のアオキの実は美しかったです。
この公園が自然度の高いことを物語っていると思いました。
アオキは身近に見られ普段はほとんど注目されない植物ですが、
面白いエピソードがあります。

江戸時代にあるイギリス人が赤い実の成ったアオキを観賞用に
本国に持ち帰りました。
ところがそのアオキは雌木だったので、
何年待っても果実がつきませんでした。
やがてアオキは雌雄異株(しゆういしゅ)であることがわかって、
80年後に雄木を運んだら果実が成るようになったという
有名な話があります。

あるブログでは”80年越しの純愛?アオキ”という題名をつけています。
また、新宿御苑のホームページ”御苑ニュース”では
”植物の中の男と女”という題名で、アオキを取上げて
雌雄異株のことをわかりやすく解説しています。

身近にあるアオキの実は部分的に赤くなるものはあっても、
実全体が赤くなるのは意外に少ないです。
たかがアオキですが、美しいアオキの実を探すのも
真冬の楽しみのひとつになっています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。