棗(ナツメ)をはじめて見たのは20年ほど前で
散歩道の駐車場の中に植えられていました。
茶色い実を摘んで食べたら甘みがなく美味しい
ものではなかったです。
駐車場は宅地化されて棗はなくなりました。
その後、自宅に近い個人宅に棗を見つけました。
道路に茶色く熟した実がたくさん落ちていました。
棗に興味をもったのは、日露戦争後、乃木大将と
敵将ステッセルが会見した旅順の民屋の庭に棗が
植えられていた故事を知ったからです。
文部省唱歌の「水師営の会見」には
「庭に一本棗の木」が出てきます。
「水師営の会見」はYouTubeで聴くことができます。