ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

上高地のマユミ、ニシキギ、カンボクの実

2015年10月28日 | 秋の上高地
先週の後半に上高地を歩いてきました。
大正池から河童橋、河童橋から明神を往復し22000歩の
ウォーキングを楽しみました。
カラマツの黄葉のほかに遊歩道沿いにニシキギ科のマユミが
多数赤く色づいていました。
若いカップルがマユミのところで足を止めてこの実は
なんだろうと話し合っている場面に3回も出合い、
その都度「マユミの実です」と教えてあげました。



ピンクの仮種皮が割れて赤い種子を吊るしているので
植物学者の多田先生はイアリングを吊り下げると表現しています。



ニシキギが紅葉していました。
マユミと同属で紅葉が美しいことで知られています。
赤い葉の中に仮種皮から吊るした赤い種子が見えました。
ニシキギは枝にコルク質の翼が発達するのが特徴で
よく似たコマユミとの違いです。





明神付近で遊歩道沿いに見慣れない赤い実を見ました。
穂高連峰登山の基地になっている明神館の前に赤い実が
枝にびっしりついていました。
帰宅して図鑑を見たらスイカズラ科のカンボクでした。
見た目は美味しそうですが野鳥が食べないようで冬まで
残るようです。

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カラマツの黄葉に包まれた上高地の風景

2015年10月25日 | 秋の上高地
上高地はニリンソウの咲く5月下旬に数回訪れていますが、
はじめて秋に訪れました。
梓川沿いはカラマツの紅葉の盛りでした。
大正池でバスを降りて最初に焼岳が目に入りました。
焼岳(標高2455m)が大正4年に噴火してできたのが
大正池ですが、いまは池の面影が薄れていました。





梓川沿いを河童橋に向かって歩きましたが、焼岳と
穂高連峰が撮影ポイントでした。
穂高連峰は春のように冠雪しておらず、荒々しい山肌が
見えました。





上高地のシンボル的な存在の河童橋に近づくと
若者を中心ににぎわっていました。
梓川の河原に下りて河童橋を撮りました。



河童橋から明神まで往復しましたが、若者たちに次々と
追い越され、高齢者のわが身の衰えを痛感しました。
河童橋の手前の小梨平に近づいたら、黄葉したカラマツが
日差しを受けて黄金色に輝いていました。





追記:
大正池には焼岳の逆さ景色が映りましたが、私のカメラは
広角レンズでないので焼岳を入れて湖面を撮ることができず、
不便を感じました。
最初の逆さ景色の写真は家内の撮ったものです。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。