近所に咲いたキングサリ、ジャスミン

近くのコンビニの横の個人宅にキングサリが
咲いていました。
黄色い花が鎖のようにつながっているので
キングサリ（金鎖）の名前がつきました。



本来はつるをアーチや棚に誘引して仕立てる
ものです。
藤の花で有名なあしかがフラワーセンター
で見たのがはじめてです。



公園に行く途中、ジャスミンが咲いていました。
ジャスミンは花がびっしりと咲いて芳香が強す
ぎると感じました。
この木を植えた人は、この強い芳香を受け
入れているのでしょうか。
この時期に散歩するとジャスミンを植えている
お宅が多く意外でした。

四季の森公園のヤブテマリ、藤、金蘭

四季の森公園に行きました。
あし原湿原を一周したら、ヤブデマリが遊歩道
の下に傘を広げたように円形に咲いていました。



ヤブデマリは下から見上げるようにカメラを
向けることが多かったです。
白い装飾花は大きく瑞々しかったです。



藤棚の花が垂れていました。
藤の枝は右巻きはフジ、またはノダフジで、
左巻きはヤマフジといわれますが、フジだった
ようです。
以前、町田の小山田緑地の吊り橋沿いにヤマフジ
が咲いていたことを思い出しました。



キンラン（金蘭）が見ごろでした。
遊歩道沿いに立派な株のキンランが咲いていました。
その日はギンランが見当たらず残念でした。

庭の花：石竹とアマドコロ

庭に石竹（セキチク）がまとまって咲きました。
中国原産のナデシコ科で細長い葉はカーネー
ションに似たところあります。



花の周辺部がギザギザになっていて、
中央部から白いひげ状のものが出ています。
また、中央部に濃いピンクの輪が入ってアクセント
になっています。

庭の軒下に近い、雨のあまり当たらないところに
植えていますが、今年は５０個ほどつぼみがつきました。
石竹はまとまって咲かないと見応えがありません。



庭にアマドコロが咲いています。
地下茎が横に伸びて今年は１０株ほど出ました。
地下茎が野老（トコロ）に似て甘いので甘野老の名前
がつきました。
本来、山野に生える多年草ですが、庭のは班入りの
園芸品種です。
節に２つずつ花が垂れ下がり可愛いです。

畔に咲いたスイバの花

散歩道に文化の年号の刻まれた地神塔が立っています。
江戸時代の文化１２年は今から２０５年前です。



その一帯は高台になっており３００ｍ先の団地付近を
見下ろすことができます。
帷子川からの標高差は２０～３０ｍあるとみました。



そばの畔にスイバの花が咲いていました。
スイバは真冬に葉が赤く染まるものもあり
注目するようになりました。
茎の高さは６０～７０センチあり折からの風を受けて
揺れていました。
風に負けないしなやかさと強靭さを感じました。
スイバはタデ科ですっぱい葉が名前の由来です。

雑木林に咲くキンラン、ギンラン

近くの公園の雑木林の中にキンラン（金蘭）が咲いて
いました。
キンランは近年絶滅寸前になり１９９７年に絶滅危惧Ⅱ種に
指定されたほどです。





自生地でキンランを見たことはないですが、各地の
自然公園の雑木林が手入れされ身近に見られるよう
になりました。

キンランをはじめて見たのは、２０数年前で近くの
公園の落葉樹の中でした。
家内は１０ｍ先の黄色い花を見つけて、「あれが
キンランよ」と教えてくれました。
誰かがそばに枯れ枝を刺していました。
枯れ枝はここにキンランがあるから踏まないで
と受け取りました。



キンランの咲く林床にギンラン（銀蘭）がありました。
以前、丹沢の山を歩いてギンランを見たことがあり
ますが、キンランはなくさびしかったです。
キンランもギンランも花が全開しないのが特徴です。