ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

ヒヨドリジョウゴの赤い実

2012年11月30日 | 日記




いま野山の縁にヒヨドリジョウゴの赤い実をよく見かけます。
藪の中につるを伸ばして実を垂らしているので無警戒に
近づくとコセンダングサのそう果が衣類に刺さって散々な目に
遭ったことが何度もあります。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)という名前からヒヨドリに
関係があるようです。
よくいわれるヒヨドリが好んでこの実を食べるからとは
信じられません。
冬になって葉が落ちても赤い実が残っています。

ソラニンという神経に作用する毒性をもっています。
ヒヨドリが食べたら酔ったようになるということで、
毒性のある果実であることを身近なヒヨドリに喩えて名づけた
のではないでしょうか。
あるいは、過去にヒヨドリの目撃例があったのかも知れません。

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サンシュユの実、蔦の紅葉

2012年11月29日 | 日記




数日前から膝に軽い痛みが出て散歩を控えていましたが、
隣駅のそばの親水緑道公園にあるサンシュユ(山茱萸)の実
が気になり見に行きました。
今月はじめに見たときは実が赤くなりはじめでしたが
昨日は真っ赤に色づいていました。
最初は何の実がわからず、図鑑を見て樹皮からサンシュユと
わかりました。
約300個ほどの赤い実が成っていて驚きました。
我が家の庭のサンシュユには今年は実が1個もつかず
対照的です。花は3月に撮った庭のサンシュユです。





親水緑道公園は蛇行した帷子川を改修してできた空き地を
公園にしたものです。
公園のそばに手つかずの雑木林がわずかに残っていて、
コナラに巻き付いた蔦が見事に紅葉していました。
ちょうど西日が当たって絶好のシャッターチャンスでした。
身近な蔦の紅葉に満足し膝の痛みを忘れて帰りました。

追記:
今日はブログを開設して4年目を迎えました。
皆様に支えられて続けることができたことを感謝しています。
3年間の更新数は1000回余でした。
いまやブログ更新は私の生活の一部になっています。
これからもよろしくお願いします。

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オトコヨウゾメの紅葉

2012年11月28日 | 日記





庭のオトコヨウゾメが久しぶりに美しく紅葉しました。
スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、赤い実は鳥が食べない
のでまだ残っています。
10年数前に田舎の弟の庭に咲く白い花を見て我が庭にも
欲しくなりました。
10年ほど前にあちこち探してやっと手に入れました。
株立ちしていましたが、昨年、今年と1本ずつ根元から枯れて
樹勢が衰えて来年が心配になりました。

私たちがオトコヨウゾメを欲しがっていたのを弟が覚えていて、
今年久しぶりに訪ねたら、自分で焼いた陶器の鉢にオオコヨウゾメ
の実生から育てた稚樹を入れてくれました。
10数年前の願いを覚えていてくれてうれしかったです。
庭の成木の状況によっては稚樹を育てなければと覚悟して
いるところです。


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里山のカラスウリ、ヤブラン、ムラサキシキブ

2012年11月27日 | 日記






半年ぶりに行った隣の区の市民の森にカラスウリの赤い実が
垂れていました。
最初に見つけたのは民有地の有刺鉄線の中で眺めるだけでした。
メジロが赤い実を食べているのをはじめて見ました。
次に見たのは市民の森の藪の中で藪をかき分けて近づきました。
カラスウリの赤い実は身近に見られる秋の風物詩ではと思います。

いま薄暗い針葉樹の中を歩くとヤブランの実をよく見かけます。
今年は裏年なのか実は少ないですが、カラスウリのそばで黒く
光ったヤブランを見つけました。
葉が蘭に似ているところから藪蘭の名がつきました。
春蘭探しをするとき藪蘭の葉にだまされやすいです。

この市民の森にはムラサキシキブが多く自生していますが、
今年は結実した実が極端に少なかったです。
やっと見つけたムラサキシキブはピントが合わず苦労しました。
図鑑を見たら、正式にはヤブムラサキでした。
ヤブの名がつきますが淡紫色の実は美しいです。

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里山のアオツヅラフジ(青葛藤)

2012年11月26日 | 日記




この一週間身近にアオツヅラフジ(青葛藤)の実を探しました。
昨日同行の家内がふだん行けない市民の森の山の縁で垂れ下がった
果実を見つけてくれました。
果実が50個くらい成っていてかなり上等なものでした。
アオツヅラフジは別名カミエビと呼ばれます。
茎や枝は木防巳(モクボウイ)と呼ばれ漢方の薬に使われるようです。
アオツヅラフジが好きになったのは、ブドウの実に似ていて
野趣あふれる佇まいが気に入ったからです。



そこから30メートルほど歩いたら、家内が谷戸の名前の
入った朽ちかけた標識の上にカマキリを見つけました。
この森には春蘭の咲くときにも来ますが、その時も家内の人並み外れた
発見力に頼っています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。