ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭に咲いた馬酔木

2014年02月27日 | 日記
庭に馬酔木の白い花が咲きました。
40数年前に小さな建売住宅を買ったとき、田舎の山から
採って庭に植えた小さな株が成長しました。
それは5月の連休のときで、山で一番目立った赤茶けた若葉
の茂る木の根から出た株を抜いてきました。





それが有毒成分を含んだ馬酔木(あしび、またはあせび)
とわかったのは数年後でした。
毎年元気な枝が出て強く剪定するので花が咲くことは滅多に
ありませんでした。
10数年前から花の管理人が剪定を手加減したら、白い花が
咲くようになりました。
40数年の歳月がたって樹勢が落ち着いたのかも知れません。

馬酔木の花は万葉人に好かれたようで、万葉集に10数首
詠まれています。
わが背子にわが恋ふらくは奥山の
あしびの花の今盛りなり 詠み人知らず

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庭に咲いたニオイカントウ

2014年02月26日 | 日記
庭の雪が12日ぶりに全部解けました。
重い雪の下に隠れていた福寿草も、ユキワリイチゲも
日差しを受けて花を咲かせています。
節分草もずっと寒かったのでまだ咲いています。



お隣との境界のフェンス際にニオイカントウ(匂款冬)
が咲きました。
山渓の分厚い「日本の野草」図鑑に出ていない地中海
沿岸原産の外来種です。

花の写真を撮りはじめた13,4年前に花の管理人に
名前を聞いたらわかりませんでした。
ずっと名前が不詳のままでしたが、ネットでニオイ
カントウとわかって親しみが出てきました。
款冬は蕗(フキ)のことをいいます。
散歩コースの竹林に蕗の薹(フキノトウ)が出る季節に
なりました。

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渋沢丘陵・八国見山付近の早春

2014年02月24日 | 渋沢丘陵
秦野市の渋沢丘陵に大規模霊園の話が進んでいるのを聞いて、
渋沢丘陵を考える会主催の自然観察会に参加しました。
富士山は隠れていましたが冠雪した大山や丹沢の二ノ塔、
三ノ塔がよく見えました。
渋沢駅から霊園予定地の峠地区の八国見山(標高319m)まで
観察しながら往復しました。





渋沢丘陵は国蝶・オオムラサキの貴重な生息地で観察会の
前に吉田嗣郎さんから美しい映像と標本を見せていただきました。
タイミングよくオオムラサキの幼虫のついた葉を見つけてくれました。
渋沢丘陵では何10匹も見られるそうです。
エノキはオオムラサキの食樹として知られています。







案内者の吉田さんが木についた山繭を見つけてくれました。
ウスタビガのつくった繭です。
ジンチョウゲ科のオニシバリ(鬼縛り)が咲いていました。
樹皮が丈夫で鬼でも縛れるというのが名前の由来です。





八国見山南面の電波塔の前で眼下の急峻な山が削られ埋め
立てられて、15000区画の巨大霊園が計画されていると
いう話を聞きました。
この一帯は渋沢丘陵の核心部分で、ここを造成されたら生き物
の環境に大きな影響を与えることは容易に理解できました。

八国見山(やくにみやま)山頂は小さな石仏が1体祀られて
いるだけでした。
八つの国はどことどこですかと、日置さんがクイズ(?)を出したら
仲間のTさんが8つの国名を次々と挙げて、拍手でした!
ブログを書きながら、駿河、伊豆、相模、下総、上総、安房、
武蔵と出ましたが、もう一つが出てきません。
筑波山を思い出し常陸が出て八国見山の由来がわかりました。

吉田さんのグループが管理している冬水田んぼを案内してもらい
家に帰ったら歩数計は22000歩でした。


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雪の中に咲いた福寿草、ユキワリイチゲ

2014年02月22日 | 日記
昨日、一週間前に40センチ近くあった庭の雪は
かなり解けて早春の草花が顔を出しました。
花の管理人は雪の中に咲いた福寿草を撮ってよく撮れた
でしょうと自慢そうに見せてくれました。
それを見て自分のカメラを向けましたが、そばの木蓮
の影が入ってしまいました。
アップした写真は花の管理人が撮った写真です。





福寿草は開花してから3週間たっています。
長く伸びた花茎に濃い緑の葉が出ていつもならカメラを
向けませんが、雪の中というあまり見かけない環境に咲く
福寿草は新鮮でした。





雪の中のクリスマスローズは昨日アップしました。
ユキワリイチゲは2株咲いていましたが、雪のそばは
気温が低く花は閉じたままでした。
ヒマラヤユキノシタは2回目の大雪の間、雪の中で花茎を
伸ばしていました。

一週間ぶりに庭の雪がほとんど解けて大雪による植物の
被害状況がわかりました。
屋久島シャクナゲ、素心蝋梅、ミツデ岩傘の枝が雪の
重みで折れていました。
それぞれ基幹の大切な枝が折れました。

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クリスマスローズが庭に咲いた

2014年02月21日 | 日記
まだ庭の雪が4分の1ほど残っています。
屋根から落ちた雪が塊になってなかなか解けません。
昨日雪をかぶったノシランの上の雪を取り除えたら
青い実が露出しました。
ヒヨドリが目ざとく青い実を見つけて全部食べて
しまいました。





ノシランのそばにクリスマスローズが一輪咲いています。
(2月はじめに撮影)
イギリスではクリスマスのころに咲く「ニゲル」という
品種をクリスマスローズと呼びますが、日本では
キンポウゲ科ヘレボラス属を総称してクリスマスローズと
呼んでいます。別名はヘレボラスです。

クリスマスローズは庭の環境に合っていないのか何度も
枯らしていますが、それでも新しい株を買い求めています。
ここ数年実生がたくさん出て知人に株分けするほどですが、
買った株のようなきれいな花が咲きません。
雪が解けたらどんな花が見られるか楽しみにしています。

追記:
今日雪が解けてクリスマスローズが一週間ぶりに
顔を出しました。
花茎が雪の重みで倒れていました。


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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。