ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

帷子川沿いのトウネズミモチ、ムクロジ

2017年12月23日 | 帷子川
帷子川沿いにトウネズモチが数10本植栽されています。
高さが5,6mもあるモクセイ科の小高木です。
例年1月ごろに鳥に食べ尽くされますが、ヒヨドリが
30羽の群れで代わる代わる食べていました。



黒い実は人間には目立ちませんが、野鳥にとっは
1本の木に数1000個の実の成るトウネズミモチは
貴重な木です。

気がついたことは、鳥は実を食べるとき抜け駆けを
しないでマナーがいいことです。
順番に食べごろの木に群がって実を食べ尽くします。



帰り道に川沿いのお寺の境内のムクロジを見たら、
ヒヨドリが群れで食べていました。
そばにトウネズミモチがあり、優先順位は皮を剝くと
硬い実のムクロジの方が低いとみました。
昔は、羽根つきの玉はムクロジの実を使ったといわれ、
また、水に浸すと白い泡がたち洗剤に利用しました。
ムクロジの実は人間にとっ大切な木でした。

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冬至と柚子の実

2017年12月22日 | 日記
今日は冬至です。
スーパーの売り場には「冬至は一年で一番夜の長い日です」と
書いてありました。
散歩道に柚子の実が成っていますが、冬至の前に写真を撮る
ことにしています。
冬至近くになれば収獲されてしまうからです。





今年は追分の森のそばの民家の庭先の柚子を撮りました。
昨年、年老いたおばあさんが脚立に乗って柚子を取っていました。
年をとっても収穫するのが楽しいからでしょう。
脚立はお嫁さんらしい人がしっかりと支えていました。
以前は近所の人から柚子をおすそわけしてもらいましたが、
いつの間にか柚子の木がなくなりました。

20数年前の会社時代に冬至の日の新聞で読んだ
「冬至冬中冬はじめ」(とうじふゆなかふゆはじめ)という
ことわざを思い出します。
冬至は暦の上では冬のさ中にあるが、本当の冬の厳しさは
これから始まる、ということです。

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万両寺のマンリョウの実は赤く色づいて

2017年12月20日 | 日記
自宅近くにマンリョウ(万両)を大切にしている寺があります。
江戸の旗本の墓が残っている由緒ある寺です。
毎年初冬になると赤く色づいた実を撮るためその寺を訪ねて
おり、いつしか私は万両寺と呼ぶようになりました。





境内に大小数10株のマンリョウがあり、本堂の前には
約10株のマンリョウがカエデを囲むように生えています。
どの株も1m近く伸びています。
マンリョウは野鳥の落とし物から生えるので植木としては
価値がありません。
住職は自然に生えたものを大切にしていると理解しました。

我が家の庭には毎年マンリョウの実生がたくさん出ますが、
花の管理人は春先にそれを1株1株抜いています。
ところが気がついたらキャラボクの低い枝の下に隠れる
ようにマンリョウが伸びていました。
花の管理人はマンリョウが成長すると間延びするので敬遠
していますが、キャラボクの下のマンリョウは見逃して
いるようです。





山門のそばに藪椿の大木があり石段に花びらが落ちていました。
藪椿は咲き切った花より咲き始めの方の趣があります。

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追分の森のヤブラン、オオバジャノヒゲ

2017年12月17日 | 追分市民の森
追分市民の森は針葉樹の森で薄暗いです。
いまの時期はユリ科のヤブラン、オオバジャノヒゲの実を
見ることができます。



ヤブランの黒い実を撮るときは細長い葉を入れた株全体の姿形に
こだわります。
ヤブランの名前は細長い葉がランの葉に似ていることに由来し、
ランの一種ではありません。
まだ鳥が食べないのか黒光りした実が残っていました。



オオバジャノヒゲは隣の矢指市民の森に数多く自生しています。
庭の縁に植栽されるジャノヒゲより細長い葉が数倍長いです。
密集した長い葉をかき分けて青い実を探しました。
細い葉がたくさん出ているのでカメラを向けてもピントが合わずに
泣かされます。
葉に隠れたオオバジャノヒゲの青い実は美しいです。



人に滅多に会わない矢指の森を出たら、空き家の庭先にビワの
花が咲いていました。
遠慮することなくビワの木に近づいて花を接写しました。
ビワの花は淡くピントが合わせしにくいですが、再生してみたら
見かけによらず瑞々しい花でした。





その日追分の森を歩いてうれしかったことは、この秋はじめて
ブロッコリー畑のホオジロのつがいとモズを撮れたことです。

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ツルウメモドキのある追分の森へ

2017年12月15日 | 追分市民の森
12月になりツルウメモドキの黄色と朱色のコントラストある
実を見たいと思いました。
散歩コースに5年前まであった県有地の木は宅地開発されて
なくなり、帷子川沿いの木も昨年切られてなくなりました。





追分の森の外れの畑地帯のツルウメモドキを思い出しました。
近づいたらキジバトとメジロらしい小鳥がツルウメモドキから
飛び去りました。
ツルウメモドキはニシキギ科で黄色の仮種皮と朱色の種子の
組み合わせは色鮮やかです。
朱色の種子をつぶしてみたら、液がしたたり野鳥の好物である
のがわかりました。



広い畑で渡り鳥のツグミを探しましたが見つかりませんでした。
タチカンツバキ(立寒椿)の植木園に近づきました。
高さ5.6mもある成木が60,70本あり花の盛りでしたが、
花が密集し撮影ポイントが定まりませんでした。
てっぺんを見上げて撮りました。



この畑を去りながら20数m先のタチカンツバキ畑を真横に
見たら、木の真上にセンダンの黄白色の実が見えました。
先週松江城付近と倉敷景観地区で見たセンダンの実ですが、
タチカンツバキの畑の中にセンダンの木が浮かんで見えて
サプライズでした。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。