風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「瀬戸内の街・尾道へ」

2023-03-03 06:56:34 | 日記・エッセイ・コラム

広島県の尾道市へ出かけてきました。
海や島々、造船、石畳の階段通りなど、どこを歩いても魅力のつきない街。ただ今回は時間的余裕がなく、第20回絵のまち尾道四季展(3月5日まで)の入賞作品を市立美術館で、入選できた己の愚作を街なかで観たあと、尾道駅の周りを駆け足で歩くだけでしたが、絵になる風景を何枚かカメラに収めることができました。

海岸通りでは岸壁を覆うようにして干された漁網、対岸に並ぶ造船工場、島々と行き交う渡船場など。駅前渡船場の桟橋には、8隻もの連絡船が並んでいました。
アーケード街の左右にのびる小路、閉店の張り紙がある店、山陽本線を突っ走る貨物列車や踏切、線路沿いから続く石段と住宅、近代的ビルの間にある神社・・・。

時代が移り行く中、変わっているようで変わっていない、変わっていないようで変わっている尾道の姿がありました。

掲げられた四季展グランプリ作品(尾道七夕まつり=油彩画)