風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「リコリス咲く」

2024-08-26 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

放りっぱなしの我が家の庭では、姿を見せるのは1本か2本、時には全く姿を見せない年もある花があります。ヒガンバナ科のリコリス。大変な猛暑続きの今年はどうなることかと心配していましたが、2本が花茎を伸ばし、頭頂にユリやアマリリスに似たラッパ形の淡いピンクの花を咲かせています。

日本を含む東南アジア原産の球根植物。花の美しさから欧米などで品種改良が進んだそうで、葉より先に花が咲くのが特徴です。
日当たりを好み、日照不足だと花芽が育たないこともあるとか。
半日陰の多い我が家の庭では、咲いてくれるだけでありがたいことです。台風が接近しているため、1本を切り取って花瓶に差しました。