風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「昭和30年代の履物屋の店先」

2024-11-07 07:12:18 | 日記・エッセイ・コラム

水彩画教室のスケッチ取材で出かけた北名古屋市の「昭和日常博物館」での一枚、履物屋の店先です。
革靴や懐かしい下駄が並んでいます。

昭和30年代の一時期、若かった僕は休日に下駄を履いて街歩きを楽しんだことがあります。足裏のぴったり感、軽やかな足音。和服を着てというほどではありませんでしたが、雨の日にはより気取って番傘を手にしたものです。

履物を新調する多くは新学期、誕生日、転勤など心機一転の時。店内に掲げられた「御一歩」の文字が印象的です。