風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「薄暗がりを灯すツワブキ」

2024-11-15 07:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

今年も薄暗い庭の片隅で、パッと明かりが灯ったようにツワブキが開花しました。他の草花と同様に手をかけることなく放りっぱなしなのに、本数、花数とも増えもせず減りもせず、晩秋には同じところで律儀に顔を見せてくれます。

日本や中国、台湾、朝鮮半島などに自生する常緑多年草。フキに似た直径20㌢ほどの葉は冬期にも枯れることもなく、いつも艶があることからツヤブキが転じて、ツワブキの名が付いたそうです。