リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ひと口に英語を勉強すると言っても

2017年09月16日 | 日々の風の吹くまま
9月15日(金曜日)。晴れ。先に目を覚ましたカレシが「おい、もう9時だぞ」。はぁ?ベッド横
の時計を見たら、あら、ほんと。良く眠ったねえ。きのう毛布を変えておいたのが良かったの
かな。外は秋空。もう9月も半分過ぎてしまったなんて、ほんっとに早いなあ。スーパーには
もうでっかいかぼちゃが山積み。あのぉ、ハロウィンはまだ6週間以上も先なんだけど、そん
なに急がせないでくれる?まずは猛暑やら煙やらでほんっとに散々だった夏の疲れを休め
ないとね。

午前中はだらだらしていたもので、あっという間にランチの時間。金曜日は午後1時にドイツ
のエスターとのスカイプレッスンがあるから、トースターオーブンでささっと温めるだけの簡
単なランチ。ところが直前になって、エスターから怪我をした息子を救急センターに連れて
行くから3時間くらい待ってくれというメール。2時半過ぎ(ドイツ時間ではほぼ夜中)にログ
オンしたエスターによると、大学生の息子が家で包丁を使っていて手に8針も縫う大怪我。
でも、ご当人は「手当てが終わったらそのままパーティに行ってしまったの」とお母さんは大
むくれ。あはは、若い人はどこでも同じだな。

エスターは50代で、英語はすでに中級以上だったけど、英語大好き、読書大好きの愉快な
人なので、カレシとのレッスンは会話中心。ゆうべのレッスンは婚約者のチオンの学会出席
に同伴して行ったイギリスから帰ったばかりのケルヴィン。中国では少数民族の出身で、工
学の博士論文の研究のためにアメリカに国費留学中。イギリスでは英語の聞き取りができ
なかったと、ちょっと意気消沈気味。四川省から留学中の香港大学からアメリカの別の大学
に留学中のチオンも工学の博士論文を執筆中で、2人の英語の上達ペースの違いはまる
でウサギと亀。

今スカイプレッスンをしているのは女性5人、男性3人で、アメリカ留学中の3人以外は母語
だけの環境。カレシの評価では確実に伸びているのはすべて女性なんだそうで、努力家の
手本のような日本のN君でさえカレシが「どうしてだろう」と首を傾げるくらい進歩のペースが
遅いらしい。男よりも女の方が言語能力が高いって話だけど・・・と言ったら、「いや、男はぐ
うたらだから、自分で思っているほどには努力していないんだと思うよ」。なるほど、そうなん
だ。まあ、男は単細胞的なところがあるし、身の回りを世話してもらうのに慣れているようだ
し・・・ねえ。