リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

東は猛暑、西は雪

2017年09月25日 | 日々の風の吹くまま
9月24日(日曜日)。晴れ。日の出は(夏時間で)午前7時、日の入りはほぼ午後7時。どう
りで暗くなるのがずいぶん早くなったと感じるはずだな。窓の外にはいかにも秋らしいうろこ
雲、さば雲、いわし雲が青空中にぼこぼこ。雲の名前がどれも魚と関係があるのはいかに
も周囲を海に囲まれた日本らしいな。ワタシにはどれがどれなのか区別がつかないから、
勝手にひっくるめて「ポップコーン雲」と呼んでいるけど、「食欲の秋」を反映しているのかな。

東のオンタリオ州ではグズグズの冷夏の後、今頃になって猛暑が到来して、今日は首都オ
タワで9月末としては記録的な31.8度を記録したそうだけど、ロッキー山脈のすぐ東側の
アルバータ州エドモントンでは先週2センチも積もるほどの初雪(「夏の雪」としゃれていたけ
ど、それって強がり?)国土面積が998万平方キロもあるカナダは東西の距離が5500キ
ロ。でも、いくらなんでも同じタイミングで猛暑のところと雪が降ったところがあるなんて極端
すぎるだろっと思ったら、足元で木曜日の予想最高気温が26度。嘘だろっ。夏は終わった
と思って扇風機も夏のTシャツもしまっちゃったんだから。

何でもアメリカで誰かが皆既日食からなにやら計算して、きのう9月23日が世界の終わり
の始まりと予言したんだそうで、「終末思想」的な記事があっちゃこっちゃに拡散しているら
しい。でもねえ、それはキリスト教徒の新約聖書の最後にある「ヨハネの黙示録」でそう予言
されているってことで、ユダヤ教徒やイスラム教徒や仏教徒やその他世界の諸々の宗教の
信徒にとってはどうなんだろうな。終わるのはキリスト教徒の世界だけってことになるのかな。
でも、グローバル時代の世界ではいろんな宗教や信条や政治意見が跋扈していて、地球
上のいたるところにごっちゃに雑居している感じだから、ひとつの宗教の信徒だけがその教
典の予言通りに滅亡するなんて不可能じゃないの?

どうも人類は滅亡の予言が好きらしい。皆既日食では引力が強まっただろうし、どこかで大
きな地震があれば均衡を取り戻そうとあちこちで地震が起きるだろうし、大地震があれば地
殻変動が起こって火山の噴火も起こり得るだろうし、太陽で巨大なフレアが起きれば地磁
気が乱れて気象にも影響が出るだろうし・・・つまり宇宙はひとつなんだけど、地球上の人間
世界は複雑になりすぎて、どの宗教の神様もお手上げじゃないのかなあ・・・。