5月20日(木曜日)。☀☀。ふう、いい天気。気温も上がって来て、初夏に戻りそう。もう5月かぁと言ってたのはついきのうのような気がしていたら、いつの間にやらもう5月の下旬。ほんっとに早っ。
今日はカレシママの誕生日。生きていたら104歳。海の彼方の異国からやって来た嫁に、いっさい姑風を吹かせることがなく、もう2人の嫁とも分け隔てなく接してくれた人。嫁というよりは、まるで養女として育ててもらったような気がする。ジムとマリルーが離婚しても2人がママの息子と娘であることに変わりはなく、それぞれの新しいパートナーも家族に加わって、カナダでのワタシには仲のいい兄弟3人と妹3人がいるのと同じ。ママの100歳のお祝いのときに、ワタシにもママでいてくれてありがとうと言ったら、にっこり笑ってうなずいてくれたっけ。つくづく、ワタシってほんっとに運のいい人間だと思う。ママ、ハッピーバースデイ!
今日のワタシは仕事日。お金をもらうほんとの仕事。リタイアしたはずなんだけど、去年の春に、現役時代一番のお得意さんだった会社の社長に「おい、ちょっとリタイアから出て来ないか」と声をかけられて、コロナ第1波の外出自粛で友だちにも家族にも会えないでもやもやしていたときで、翻訳じゃなくて校正と編集だから楽でいいかなと、あっさり引き受けてしまった仕事。秋からいったん棚上げされていたのが、コロナの第2波だか第3波だかの「サーキットブレーカー措置」の発動で行動制限が強化されたときに再開が決まって、今日がその第1弾。はて、サーキットブレーカーは連休明けに解除されるようだけど、仕事の方は8月初めまで数日単位の波状攻撃。まあ、改装工事は完工しちゃったし、実質的なロックダウンの解除が始まっても、7月に予定していた地中海クルーズは10月に変更したので、この夏はどこにも行くところがないから、当面は仕事でメリハリをつけることになるのかな。

ラップトップとデスクトップの画面を行ったり来たりでにらんでの仕事は、老化した目にはやっぱりちょっとばかりきつい。でも、ふと目を上げると画面の上に広がる青空が心地よく夢想を誘ってくれて、しばしの休憩。20年以上も半地下のオフィスで仕事をしていたときは、小さな窓はカレシの側にあって、いつもブラインドが下りていたし、その窓の外は塀だったので、実際は窓のない部屋と同じだったわけだけど、どんな風に休憩していたんだろうな。何も見るものがないから、休憩時間も取らずに仕事をしていたのかな。今になって考えると、そんな環境の中で毎日10時間は仕事をしていたわけで、どうりで燃え尽きちゃったはずだなあ。目の前の青空に癒されながら1日仕事をして、午後8時半過ぎに再開第1弾の校正が完了。ファイルを送ってふとベーカー山の方を見たら、大きな夕焼け雲。あしたはまた遊びモードにスイッチをポン・・・。
