リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

女性の心筋梗塞は男性のよりも危険

2021年05月17日 | 日々の風の吹くまま
5月16日(日曜日)。☀☀。今日もいい天気だけど、空が心なしかかすんでいて、何となくちょっと下り坂に向かいそうな感じ。きのうの朝は青空が東から南にかけてもやぁ~っとかすんでいて、天気が変わるのかなと思ってバルコニーに出たら、まだ森林火災の季節でもないし、そんなニュースも聞いてないけど、鼻の奥で何となく煙っぽいような、きな臭いような。後で川向こうのサレーで4階建てアパートが全焼する火事があって、道路向こうのマンションの陰になって煙は見えなかったけど、空がもやっていたのはその煙。でも、けさのもやもやは火事の煙ではなさそう。

のんびりと朝ご飯を食べていたら、テーブルにおいていたスマホがズズズッ。電話もテキストメールも着信すると振動するだけで鳴らないようにしてあるけど、どっちもスパムコール以外はあまり来ない。でも、けさのは(義)妹のマリルーからで、木曜日に心筋梗塞でロイヤルコロンビアン病院に搬送されてステントを2本入れたという、青天の霹靂のショッキングなメール。何でも1週間前の土曜日から具合が悪かったのが木曜日になって急変して、連れ合いのロバートが救急車を呼んだという話。地元メープルリッジの病院じゃなくて、カナダでもトップクラスの心臓循環器科のあるニューウェストミンスターのロイヤルコロンビアンに直行で搬送されたのは救急隊員が即座に心臓発作と判断したからで、そこですぐにステントを挿入したということは、カレシのときと同じようにいつ心停止するかわからない危機的な状態だったということか。

ステントを挿入後にメープルリッジ病院に運ばれて、きのう退院したというから、入院は2日。順調に回復ということで、ほっと胸をなで下ろしたけど、ワタシの心臓まで喉から飛び出して来そうになっちゃった。それにしても、何で心臓発作が起きるまで1週間近くも何もしなかったのかと思ってしまうけど、男性の心臓発作と違って、女性の場合は女性特有の症状があるそうだし、男性については常識になっている胸痛などの症状がはっきりしないことが多いそうだから、ワタシより1つ年下のマリルーも単に「具合が悪い」という認識で、心臓に異変が起きているとは疑ってもみなかったんだろうな。女は概して男より我慢強い傾向があるのも裏目に出ているんだろうと思う。でも、カレシのように、応急のステント(2本)挿入では足りなくて、緊急のバイパス(3本)手術が必要だったような状態には至らなかったのは不幸中の幸い。ステント挿入だけなら1週間もかからずに普通の生活に戻れるからね。

それでも、挿入したステントが冠動脈の組織に取り込まれるまでの1年ほどは、血栓ができてステントに引っかからないように血液を薄める抗血小板薬を飲むことになるので、その間は出血するような怪我をすると、ちょっとした傷でも出血が止まらなくて危険な状態になることがあるから要注意。ショッキングなニュースで1日何となくそわそわしちゃったけど、ふと気がついたら、今や同世代の家族のうちで薬を飲むのが日課にならずにすんでいるのはワタシだけ。「コロナが落ち着いたら、今度こそスラニナ先生に健康チェックをしてもらえよ。毎年やるんだぞ」とカレシ。ほんとに元気いっぱいの気分なんだけど、そうだねえ・・・。