5月3日(月曜日)。☁☂☁。雨っぽくてちょっと寒々とした朝。日本はゴールデンウィーク真っ最中で、世論調査に「家でゆっくり過ごす」と答えた人がかなり多かったらしいけど、実際のところはどうなのかな。しばし考えてみたけど、子供のときにゴールデンウィークに特に行楽に出かけたという記憶がないなあ。どこかに行ったのかもしれないけど、60年も昔のことだから思い浮かばない。そもそもそんな昔に「ゴールデンウィーク」なんてあったのかな。
今日は乾燥機の排気口の清掃の日で、午前9時からだから、最上階から始まって我が家の階に来るのはだいたい11時頃と推測して、のんびり朝ご飯を食べていたら、テーブルの上の携帯がズズズ。ワルデマーから「今日ドロータとヤチェクがバスルームのキャビネットを取り付けに行くけど、いつがいい?」とテキストメール。いつでもいいよぉと返信。たまたま見つかった中途半端な空間がもったいないと追加で注文して、首を長くして待っていた、鉄道で言うならゴールデンスパイクかな。これで(若干の細かな修復作業はあるけど)3ヵ月半かかった我が家のリフォームの完工を宣言できる。
毎年の清掃は乾燥機と外の排気口の間のダクトに溜まる綿ぼこりを取り除くもので、火災防止が目的。ワタシは乾燥機を回すたびにフィルターを外して綿ぼこりを取るのであまり溜まっていないけど、2、3年前だったかの清掃で上の階の排気口から分厚く固まった古雑巾みたいのがどさっと落ちて来て、業者が「一度もフィルターを掃除したことがないんだろう」と呆れ顔。前に住んでいた迷惑家族のどぉ~しょぉ~もない一面を見た気がしたっけ。清掃は11時半に終わって、ゆっくりランチ。ドロータとヤチェクがキャビネットを持って来たのは3時過ぎで、「忙しくて、忙しくて」とヤチェク。見積もりをするたびに材料の値段が跳ね上がっていて、今では年末の3倍近くまで上がっているんだって。コロナで在宅勤務が増えたりして、アメリカもカナダも家のリフォームが爆発的ブームになっているそうだからねえ。
真っ白なキャビネットは、幅30センチ、奥行き60センチで、2個1組。下の方は引き出しが浅いもの2段、深いもの3段、上の方は棚を1段入れた戸棚。デザインも作りもごくシンプルなんだけど、何しろ場所が場所だから、据付作業はちょっと難航。メタボ体型のヤチェクには奥の方の準備作業ができないので、3人の子持ちなのが信じられないモデル体型のドロータが担当して、キャビネットのはめ込みは2人がかりで、1時間ほどかかって無事に終了。カレシが(自分のバスルームという認識なので)何度も行って眺めては「いいねえ」。うん、明日は反対側の隅の壁に完成したばかりのビーチハウスや「海」をテーマにした小物を飾ってあげるね。