5月29日(土曜日)。☀☀☀。うわっ、目が覚めたとたんからうれしくなってしまうようないい天気。いつもの掃除デイなので、枕カバーは洗濯機に、枕はバルコニーの椅子に並べて紫外線殺菌の日向ぼっこ。ダスターで埃を払ったら、寝室の掃除はカレシがバスルームの掃除を終えるのを待って、たまにはルンバ君にお任せ。リフォーム中には家具の上にかなりの埃が溜まったけど、もうそれもなくなったし、窓を開け放す季節でも外からの埃はあまり入って来ないので、掃除機に吸い込まれる塵も少なくなって、土曜日の床掃除はぐんと楽になった感じがする。ついでにシーリングファンの回転方向を切り替えて、夏を迎える準備。
ランチの後でウォーキングに出かけたら、うっ、暑い。バルコニーの温度が17度だったので、半袖のTシャツ1枚では涼しいかもしれないと思って薄いジャケットを着て出たんだけど、角を曲がらないうちにもうあっつぅ~い。商店街の6番ストリートはけっこう人出があるので、今日のルートはクィーンズパーク地区の住宅地。いつもより少し先の4番アベニューを歩いたけど、ときたま私たちと同様に散歩中らしい人たちとすれ違う程度なので、暑苦しいマスクを外して歩けていい。途中に塀の上から藤が歩道にはみ出している家があって、びっしり垂れ下がった花はもうみごととしか言いようがない。庭仕事をしていた人にすごいですねえと声をかけたら、「親の代からあるんですよ」と言う返事。いたるところに築100年超の家があるクィーンズバークは草分け時代からニューウェストの「屋敷町」で、親から子へと何代も受け継がれて来た家も多くて、代々丹精込めて育てられた庭の花木が満開のときはつい足を止めて見とれてしまう。
ウォーキングから帰ったらとんぼ返りで買い物。なぜか年配の男性客が目に付いたのは、バーベキューの材料を買いに来ているのかな。裏庭でのバーベキューはだいたいその家の男主人の持ち場になっていて、男の料理の腕の見せどころ。規制解除のステップ1で家での家族や友だちとの集まりが解禁になったので、それっと腕まくりして買い物に走ったと言うことか。でも、いつもやっていないことをやるから、店中をうろうろ。まだ「2メートル間隔」は解除されていないのに、幅広でメタボ腹のオヤジたちはそんなの知らんがなと言う感じで、棚の前に仁王立ちで品選び。中にはラベルを読みながらスマホで(たぶん奥さんに)買うべきかどいうか相談しているオヤジさんもいて、スペースが空くのを離れて待っているワタシはさすがにちょっとイラッ。
晩ご飯の支度をしていたら、トロントのデイヴィッドからご機嫌伺いの電話。スピーカーに切り替えた受話器をカウンターに置いて3人の会話。先週の木曜日の亡きママの誕生日に帝王切開で生まれたはずの次女のローラの赤ちゃんは男の子か女の子か聞いたら、「男の子」という返事。そっかぁ、ローガンに弟ができたんだ。オンタリオ州はまだ外出自粛中なので、デイヴィッドもジュディも2人目の孫の顔をまだ見ていないそうだけど、私たちには5人目の甥孫で、亡きママにとっては7人目のひ孫。きっと天国で喜んでいるだろうな。おめでとう。