リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ダメと言われれば不満で、良いと言われると不安だという心理

2021年05月28日 | 日々の風の吹くまま
5月27日(木曜日)。☁☀☁☂☁。夜の間に雨が降っていた気がするけど予報の大雨は早々と通り過ぎちゃったのかな。風も和らいで、今度は大雨注意報に代わって、今日はにわか雨と「ところにより雷雨」。ときどき明るくなって、あちこちに青空がのぞくところを見ると、大気がめちゃくちゃに不安定なんだろうな。ということで、朝からバルコニーの手すりの外にスパイダーマンが登場して、幅がだいたい6メートルのバルコニーの残り半分を洗浄。汚れた水しぶきを3日間にわたって浴びていた窓やパティオドアがずいぶん汚くなってしまったけど、窓拭きはいつ頃の予定になっているのかなあ。

何だかもう5月だぁとため息をついたのはついきのうのような気がするけど、ああ、もう5月の終わりだぁ。でもまあ、火曜日から脱コロナのステップ1に入ったせいか、ちょっとばかり気持がはしゃぐようなことが増えて来た。BC政府の活動再開プランのステップ1の目玉はレストラン内での食事と屋内での友だちや家族との少人数の集まりの解禁。6月半ばを目標とするステップ2ではその人数が増えるし、映画館や劇場が再開して観客を50人まで入れることができる。もっともそう言われて2週間で芝居を上演できるわけがないから、Arts Clubにとっては秋のシーズンに向けての準備期間ということかな。実際はもうすでに新シーズンのプログラム作りが始まっていて、スタッフの採用を進め、再開の資金を集めるためのキャンペーンを展開中。7月初め予定のステップ3では友達や家族との交流はほぼ普通に戻り、劇場の観客数の制限がさらに緩和される見通しで、この段階でマスク着用義務が解かれるらしい。

ところがマスクの着用義務がなくなってからも外さないと言う人がかなりいるという調査結果があって、ななじみのないことに(カレシも含めて)最初はかなり抵抗していたから、慣れるってのは恐ろしいもんだ。9月初めには日常生活の制限がほぼ全廃されるらしいけど、これまた回答者の半分くらいがコロナ前の「平常」に戻ることに不安を感じているという調査結果。ちょうど1年前は日常の激変がメンタル的にきついと愚痴っていたのが、いざ自由を取り戻せるとなったら、今度は出て行くのが不安で、不安で。何かいかにもミレニアル的だなあという感じがするけど、巣ごもりに慣れ過ぎて、それが心地よくなってしまったのか、それとも孤独感や不自由への不満に変わりはないけど、せっかく慣れた環境がまた変わるのが嫌だと言うことなのか。この心理、今ひとつよくわからない。

今日のうれしいニュースの一番は、ワクチン2回目の接種までの間隔が16週間から8週間に短縮されて、今日から1回目と同様に高齢者(70歳以上)と高リスクグループを対象に2回目接種の通知を送り始めるという話。カレシはすでに8週間を過ぎているし、ワタシはちょうど8週間。1回目の予約のときに確認メール用のアドレスを登録したから、あしたから通知が来ているかどうかしっかり目を光らせていなくちゃ。アメリカからの供給が不安定なモデルナのワクチンを注射した人は、場合によってはファイザーのを接種することもあるそうだけど、6月半ばまでには200万回分が到着するそうだから、大丈夫なんじゃないのかな。何か気持がわくわく・・・。