リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

空いっぱいの雲の花畑の向こうにあるのは・・・

2021年06月10日 | 日々の風の吹くまま


6月9日(水曜日)。☀☀☀。いい天気。空いっぱいの雲が風に吹かれて目まぐるしく形を変える。今日もいい日かな。8時を過ぎて起き出して、カレシがルーフデッキのプランターからちょうど良く熟したイチゴを摘んで来たので、定番のミューズリに自家製のアップルソースをスプーン1杯とバナナを半分と一緒にころころと入れて、けさはフルーツサラダみたいな朝ご飯。

午前中は仕事の仕上げ。何世紀も昔の話なんだけど、ちっとも古い話に聞こえなくて、ことお金となると、人間のやることは今も昔も変わらないから笑っちゃう。あちこちに入れたコメントを確認して、指定のDropboxにアップロードして、この章はおしまい。次の章が上がって来るまではまた「遊びモード」。11時にエスターの振替えレッスンがあって、スカイプがつながったところで覗き込んだら、ああ、元気そうっ。かなりの熱だったそうだけど、もうすっかりいつものエスターに戻って、秋に夫婦でポルトガルを旅行するので、私たちのクルーズとタイミングを合わせてマルセイユかバルセロナで会おうよと、もう遊びの相談。うん、そうなったらいいなあ。(秋の地中海がダメなら来年の今ごろにコペンハーゲンで会えるかも。)

午後は見上げる空に溢れんばかりの雲を眺めて、のんびりと仕事モードから遊びモードに切り替え。久しぶりにカメラをいつもそばに置いているIXYからG5Xに代えて、ルーフデッキでパチリ、パチリ。空いっぱいに雲の花が咲くのは南東から東、そして北の方へと延々と続く山脈に沿ってで、フレーザー川が海に出る南の方の空は見とれるほどの雲があまり出ないのは、海の上では空気の状態が違うんだろうな。むふむふ、ふわふわの白い雲にときどき黒い雲が混じったり、ぽっかり開いた穴の向こうに青空が見えたり、高く上った太陽も雲の花畑で隠れん坊。飽かずに見ていると、地上で起きていることなんか取るに足らないことのように思えて来る。



















空を見ていると、まだ幼かった頃に家から近かった崖っぷちに立って父と海を眺めていた記憶が蘇って来る。目の前にあるのは海と空だけ。その間を抜けて遠くに行くと、そこにはいろんな国があって、私たちとは違って見える人たちがたくさんいるんだと父が教えてくれた。雲の中にぽっかり開いた青空を見ると、あそこを潜り抜けたら何が見えるのかなあと思ってしまうのはそのせいかな。どんな世界があるんだろう、と・・・。