6月17日(木曜日)。☀☀☀。ほんっとにぐっすり眠って、8時近くになって目が覚めて、きのうワクチンを注射した腕を動かしてみたら、おお、ぜぇ~んぜん何ともない。バンドエイドを貼ったままのところを指先で押すと、痛いというほどじゃないけど違和感があって、周りがなぁ~んとなく熱っぽいような感じがしないではないけど、別に赤くなってはいないから、普通のインフルエンザのワクチンを打ったときとあんまり変わりないかな。聞くところでは、年寄りは若い世代よりも副反応が少ないそうだから、そうなのかも。ま、今日はのんびりと行こう。
といいながら、まずは眼科の検査の予約。目だけは大事にしないといけないから、毎年3月か4月にしっかり検査をしてもらって、2年に一度はコンタクトレンズを新調するよういしていたんだけど、今年は4月にコロナの感染が急増したもので、行きそびれてそのまま。でも、ワクチン2回目の接種が済んだことだし、そろそろと思ったところで、きのう眼科からのリマインダーが来て、いいタイミング。さっそくメールのリンクから予約のリクエストを送ったら、午後一番に「火曜日午後2時」というメール。バクラ先生の検眼に続いて網膜の専門医のディエプ先生が検査をしてくれるので大助かり。加齢現象に加えて、生まれつき乱視と近視と遠視を併せ持っている目を長いこと酷使して来たもので、かなりの飛蚊症(フローター)があって、邪魔くさいといえば邪魔くさい。まあ、慣れてしまえば気にならないもんだけど、右目の大きなのはもう30年以上も焦点のど真ん中でふわふわ。いや、年を取るにつれていろんな故障が起きて来るけど、目だけは死ぬまで大事にしておかないとね。
日本(というか日本政府)はどうやら何度目だかの緊急事態宣言を解除して、オリンピックを強行するつもりのようで、しかも観客を1万人も入れるなんて言ってるけど、いいのかなあ。いくら「直行直帰で」なんて言っても、1万人もの人たちが同じところに行って、同じところから帰るわけで、多くの人は電車に乗るんじゃないかと思うんだけどね。何千人もの人を競技開始に遅れないように、しかも全員の「安心安全」を確保して、どうやって会場まで運ぶのかな。コロナの感染拡大を防ぐためには、満員電車に詰め込むわけには行かないと思うんだけど。それに、「時差来場を呼びかける」そうだけど、呼びかけるだけなんだったら、観客が自主的に実行するということで、1万人ものつながりのない人たちがどうやって「時差来場」するんだろうな。何か、スガさんて、人任せもいいところだねえ。おまけに「不要不急の外出は控えて」なんて、オリンピックを見に行かない人は(邪魔だから)家に篭ってなさいって言っているように聞こえるよ。大丈夫なのかなあ、ほんと。
まあ、21世紀のオリンピックなんてのは、初めの高尚な理想なんかとうの昔に雲散霧消して、とっくに賞味期限の切れた娯楽イベントみたいなものじゃないかと思う。ばか高いチケットを買わせて、何とかスタジアムいっぱいに人を詰め込んで、「俺たち、すげぇ~」とほくそ笑んでいるロックバンドのコンサートとあんまり変わりないように見えるな。ブレイクダンスにスケボーにサーフィンと、メダルを争うのであれば立派な「競技」なんだろうけど、たしかに伝統的なオリンピック種目のほとんどは若い世代には退屈でしかないのはわかるし、色あせた(税)金食い虫のイベントに若い人たちを呼び込んで盛り上げて、国威発揚を誇りたいのもわかる。でもねえ・・・。