リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

公式の夏の始まりの夏至は猛暑で父の日で

2021年06月21日 | 日々の風の吹くまま
6月20日(日曜日)。☀☀☀。夏至。8時に起きたら、うはっ、もう暑いっ。異常高温注意報発令中。予想最高気温は今日28度、月曜日は29度で、湿度は高めらしい。やだっ。からっと暑いのは何とかなるけど、蒸し暑いのは大の苦手だから、やだなあ。でも、この暑さは「短命」だそうだから、ちょっとのがまん。ルーフデッキやパルコニーに出るパティオドアが4ヵ所もある(窓より多い)ので、太陽の動きに合わせて開け閉めを調節するだけで、効率的に風が通って冷房いらずなのが角部屋の我が家のいいところ。ミニチュア工房があるスペアの寝室なんか、南東向きなのに涼し過ぎると感じるときがある。ま、今年はリフォームのときにリビングの役立たずの照明をシーリングファン付きのLEDに取替えたから、さらに快適になればしめたもの。

父の日だけど、我が家は2人とも祝いに行く父親はいないし、祝いに来てくれる子供もいないから、いたって普通の日。考えたら、母の日も子供の日もぜんぜん関係ないんだなあ。まあ、気候変動だの環境保護だのテロだの人種差別だのジェンダー差別だの、とにかく何かと騒がしいばかりの世界を見ていると、子孫を残さないのはかえって良かったなという気がしないでもない。子供がいないのは私たちが決めたことじゃないから、そう言えるのかもしれないけど、子供や孫がいたら、心配の種が尽きなくて、気の休まるときがなかったかもしれないし、こうして悠々自適で過ごせる老後はなかったかもしれないから、そこは神さまの思し召しだったと思って、世のお父さんたちに、ハッピーファザーズデイ!

カナダでは各州でコロナ規制の段階的な解除が始まっていて、レストランも店内での飲食ができるようになって開店準備に大わらわ。ところが、いざ再開というときになって、スタッフを募集してもなかなか集まらない上に、全国的にコロナの前と比べて食材の価格が大幅に値上がりしていて、そうでなくても薄利なのにコロナで大打撃を受けたレストラン業界は仕入れ価格の高騰に悲鳴を上げている様子。アメリカとの国境での入国制限や、生産工場や流通センターの閉鎖、人手不足、流通システムの混乱、消費者の嗜好の変化といった要素が大きいそうだけど、食料品の値上がりの波をもろにかぶっているのはレストラン業界だけじゃなくて、一般家庭でも同じ。肉や野菜類を中心に食費が数パーセント値上がりして、ごく標準的な家庭では年間数万円の出費増になるという試算がある。もろにインフレだなあ。ま、年金は物価指数に連動しているから、インフレになれば年金も上がるんだけど、それでもねえ。

太平洋夏時間(PDT)午後8時32分に「夏至」。ちょうどみごとな夕焼け空にカメラを向けていたので、夏至に到達した瞬間を撮った感じ。西洋暦では夏至が公式の「夏の始まり」ということになっているので、真夏日の気温になったのは絶妙のタイミング。日の出は午前5時6分、日の入りは午後9時20分で、昼の長さは16時間14分と、冬至の2倍。でも、これから日の出の時刻が少しずつ遅くなるんだよなあ。夏来たりなば秋遠からじってことか。それでも、やっと夏。2021年の夏は楽しいことぎっしりの夏になるといいね。