リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

年を取ると家族のつながりをもっと大切にしないとね

2022年06月18日 | 日々の風の吹くまま
6月17日(金曜日)。🌤🌤⛅☁。普通に起きて、普通に朝ご飯。9時半にカレシが臨時にコーチ役を引き受けたグループレッスンが始まってほどなくして、ドナからテキストメッセージで「今、ビジター駐車場にいるの」。お、眼科の診察が早めに済んだんた。今すぐ行くよぉとメッセージを返して、キーフォブとビジター用パスを掴んでエレベーターに突進。住人だけに発行されるビジターパスを提示せずにビジター用駐車場に止めると車を持って行かれるので、お客が来るとこれが出迎えの儀式。ドナはごく初期の加齢黄斑変性の症状があって、進行していないかどうかをチェックするのに瞳孔を開くので、ジムが運転手役。この2人は一緒に住んでいないけど、かれこれ30年近く事実上の事実婚。

しっかりエイリアンの目になっていたけど、ランチに行くパブが開くまでまだ時間があったので、カレシのレッスンが終わるまで3人でおしゃべり。リタイアしたばかりのドナが住まいで菜園を作るというので、バルコニーとルーフデッキでカレシの「菜園」を見ながら、鉢の話(細長いプランターより大きいプラスチックの丸い鉢が育ちがいい)、土の話(スーパーやコストコで売っている土は篩にかけていないから石っころや小枝だらけ)、トマトやニンジンの育ち具合の話。レッスンを終えたカレシがオフィスから出て来て、今度はカレシとドナ(話題はガーデニング)、ワタシとジム(話題はクルーズと演劇)でぺちゃくちゃ。ワタシより4つ年上のジムは小さいながら会社を興して経営して来たし、ワタシはフリーランスの自営業を回して来たので、一番ウマが合っても不思議じゃないな。道路向かい角のパブが開く時間になって、場所を移してビール片手にランチを食べながらぺちゃくちゃ。まあ、しょっちゅう会っていないから話が積もっているんだけど、それにしてもほんっとにまあよく続くもんだと感心するくらいおしゃべりな家族。

たっぷりしゃべって、おなかがいっぱいになったところで、駐車場でパスを返してもらって、じゃあまたね。パブでビールを飲むのもランチを食べるのもほんとに何年ぶりか思い出せないくらいに久しぶりで、楽しかったね。ランチがボリュームたっぷりだったので、晩ご飯は軽くていいなあとのんびり構えていたら、Arts Clubの「レガシー・サークル」の世話役エリナーから、10月に予定している遺贈キャンペーンの写真とビデオを来月撮れるかというメール。遺言書にArts Clubへの寄付を入れてもらおうと言う、いわば将来の寄付の約束を取り付けようと言うキャンペーンの広告塔になって欲しいという打診があって、二つ返事で引き受けちゃったので、パンフレットやプログラムに載せる写真とソーシャルメディアなどに載せるインタビューのビデオを撮影しようというわけ。サークルのニュースレターに寄稿した、私たちがArts Clubを2人とも逝った後の全遺産の相続人にするに至った経緯がおもしろかったので、それをインタビューの質問のベースにしたいんだそうな。ワタシって、何たる極楽とんぼ。でも、劇場ねずみのビデオデビューって、おもしろそうじゃないの。

晩ご飯は残っていたこごみとアッケシソウとプロシュットとマッシュルームで簡単にパスタ・プリマヴェーラ。アッケシソウは自然の塩味があるし、プロシュットも塩気が強いから、塩を入れる必要がないのがいいところ。材料を揃えて、マティニで乾杯したところで電話。トロントの弟デイヴィッドからで、カレシが生徒に送るテキストメールを打っている間、ワタシがぺちゃくちゃ。その後でカレシがぺちゃくちゃ。この2人の電話はいつも長いから、ワタシはのんびりと料理。今日は1日のうちに2人の弟とたっぷり長話。いいことだと思うよ。みんなどんどん年を取るんだから、今のうちだもの。うん、今日は中身の濃い、いい日だったね。さて、明日はまた断食の日・・・。